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子育てと仕事、両立の秘訣は「チームプレー」

これからの女子キャリと生き方(17)

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NIKKEI STYLE

こんにちは。manma代表の新居日南恵です。7月中旬、就活生の皆さんは、進路を確定させた方も多いかもしれませんね! おめでとうございます。一方で、まだ思い描くライフコース通りにことが進んでいない、という方もいらっしゃるかもしれません。

いずれにせよ、自分が歩みたいと思ったライフコースを、イメージ通りに進めるということはとても難しいことなのかもしれません。たくさんのママやパパとの出会いの中で気づいたことですが、どの家族もそれぞれの目指すものがありながら、それにこだわりすぎず、いろんなハプニングに臨機応変に対応する中で、いまの家族が形作られている、そんな風に感じました。

そこで今回は、チームプレーの子育てで両立しているママをご紹介します。「夫が転勤しても自分は働き続けたい」そんな強い想いをもって、キャリアを形作ってこられた、3児のママ加藤さんに迫りました。

チームプレーで子育てを

加藤さん(40)は東京で暮らす、3人兄弟のママさんです。大学卒業後ビール会社に入社し、5年目に転勤と結婚を経て6年目に教育サービスを行う会社に転職されました。その後3回の育休を経てこの春から3度目の育休復帰をされています。

そんな加藤さんが大切にされているのが「チームプレーでの子育て」。旦那さんと、そしてご自身のお母さん、はたまた地域の方々とみんなで子育てをしていくこと。そうすることでママ一人が負担を抱えなくて良くなり、子供はたくさんの人の愛情を受けて育ち、はたまた多くの人が子育ての喜びを「シェアハピ」できる。加藤さんはそう語ります。

「子供が3人いると、チームプレーなくしては子育てできません。相変わらず舵取りは私で、だいたい1カ月の夫婦の仕事に関するスケジュールや子供たちの行事や習い事のスケジュールを確認し、夫の迎えができる日を週に1、2度程度、母には隔週、ファミサポさんに次男の習い事の送りの相談をしています」

そう語る加藤さんファミリーでは、お子さんのサッカーでの親当番や、学校での本の読み聞かせ、保護者会や保育参観などの予定があるときは、旦那さんと加藤さんのどちらが行くか相談。学校ではほとんどママたちがやっている当番や絵本の読み聞かせも旦那さんは時間が合う限りそのママさんに交じって引き受けてくださるといいます。

「私も、それは我が家ではあたりまえというスタンスです(笑)」

平日に野菜や日用品が切れたらマンションの仲良しのママ友にお願いして買ってきてもらうこともあるそうです。しかし、ただ周囲にお願いするばかりでなく、土日には、ママ友のお子さんをサッカーの試合会場へ一緒に送迎するなど、お互いさまの協力も欠かしません。家族だけでなく、地域の仲間とも助け合って日々を乗り切っているようだと加藤さんはお話しくださいました。

チームプレーの重要性を感じたきっかけ

加藤さんが第一子である長男を出産して復職した時、お子さんがよく熱を出すことがあったといいます。旦那さんはとてもまじめな性格で仕事を休んだりできないタイプ。そして加藤さん自身も復職して、出産前と同様に仕事の仲間から信頼を得たいという気持ちもあり、子供の看病と仕事、どうバランスをつけるか悩んでいたといいます。そんな中で、半日は加藤さんがお仕事を休み、昼には加藤さんのお母様が千葉からかけつけてくださることが増えました。加藤さんが泊まりの出張の時は、旦那さんとお母様が二人で子供を見ることも。旦那さんとお母様の仲がよかったことも幸いしました。

「子供は母親一人で育てるもんではないんだなとそのころから思うようになりました」。加藤さんはそう語ります。

「舵取りはやはり母の役目。でも夫や祖父母にとっても大切でかわいい息子であることを感じながら育てることができました。それが、今子供が3人に増えている理由なんだと思います。夫、母、保育園の先生やママ友に、少しずついろんな協力を得たり、お互いに助け合ったりする力を身につけて、今にいたります。いまだに母には私が母をアテにしすぎとたまにお叱りをうけていますが......(笑)」

チームプレーの子育てをするために

そんな加藤さん曰く、チームプレーで子育てをするために大切なことは「みんなで子供を育てていくほうが、子供にとってもシアワセと思う気持ちをもつこと」だといいます。加藤さんファミリーでは、旦那さんもお母様(祖父母)も子供たちが大好き。何かしら子育てにかかわりたいと思っている気持ちがあるといいます。そうであるならば、ママである加藤さんが舵を取って、具体的にやってほしいことを調整して役割分担することが大切です。

女子大生へのメッセージ

「10年後の未来を思い描いても、自分の意志だけでない力が働き、想定外のことが多く起こると思います。それでも、その環境の中で失敗も糧にして、自分が譲れないこと、心地良いことは何かを確認しながら、自分にとっての幸せの形を築いてほしいです。学生時代までに出会った人たちはもちろん、新しく出会う人たちとのご縁も大切にして、楽しんでいくことは、社会に出たからこそ得られることだと思います。まずは一歩、踏み出してみて感じてください。私もここに書ききれないくらいのたくさんの失敗や葛藤を経て今に至っています。私も、もちろんまだまだ日々葛藤中」

いかがでしたでしょうか。今回は、自分が思い描くライフコースを実現するための葛藤や失敗を繰り返しながら、家族も地域の人も巻き込んでチームプレーで、子育てをされているママのご紹介でした。ぜひ、加藤さんにもっとお話を聞いてみたい! という方や、ほかにもご紹介してきた色々なママたちにお話を聞いてみたい! という方は、家族留学も利用してみてください!

▼家族留学とは

新居日南恵(におり・ひなえ) 1994年生まれ。東京出身。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在学。2014年に"いまの女子大生の手で安心して母になれる社会をつくる"をコンセプトに掲げ、任意団体「manma」を設立。2015年1月より学生が子育て家庭の日常生活に1日同行し、生き方のロールモデルに出会う体験プログラム「家族留学」を開始。

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