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大学生観光まちづくりコンテスト2017参加リポート(3)インフラツーリズムステージ
山梨県立産業技術短期大学校チーム
リニアが開通したら山梨で降りよう

authored by 観光まちづくりコンテスト参加チーム
大学生観光まちづくりコンテスト2017 参加リポート(3)インフラツーリズムステージ山梨県立産業技術短期大学校チームリニアが開通したら山梨で降りよう
「大学生観光まちづくりコンテスト2017」(観光庁、文部科学省など後援)に参加している皆さんに募集した参加リポートの第3回目は、インフラツーリズムステージにエントリーしている山梨県立産業技術短期大学校の「チームこぴっと」です。彼らの先輩は昨年も参加リポートを投稿してくれました。他チームのリポートも連日、公開していますので、企画作りや進捗状況の参考にしてください。

【山梨県立産業技術短期大学校 「チームこぴっと」】

「リニアツーリズム」に注目

山梨県リニア推進局リニア推進課で担当者と成功を祈る

 私達、山梨県立産業技術短期大学校「チームこぴっと」は、1年生のみで構成されたチームです。コンテストへの過去の出場で入賞を果たした先輩たちのように、この経験を通じて地域の活性化に携わりたいという思いから、今年の大学生観光まちづくりコンテストに参加しました。

 私達が選んだテーマは「公共インフラを新たな視点で大胆に活用した『観光まちづくりプラン』」で、注目したインフラはJR東海のリニア中央新幹線とその沿線の観光資源です。

 10年後の2017年、リニア中央新幹線が開通し、より多くの人々が東京と名古屋の間をリニアで行き来するようになります。そこで、私達はリニア関連のインフラを活用し、地域の魅力ある観光資源と絡めた観光振興を「リニアツーリズム」と名づけました。リニア観光の気運を高め、山梨の魅力に気づいてもらおうと考えています。そして、10年後の開通の際には、その魅力を知っている大勢の人々に山梨でリニアから降りてもらえるような、長期的な視点での地域活性化プランを考えています。

関係機関を訪問し、フィールドワークも実施

笛吹市役所まちづくり整備課で担当者にプランを提案

 プランの実現性を高める上で、そのインフラを管轄している機関の協力は必要不可欠です。そこで今回私達は、山梨県リニア交通局リニア推進課、笛吹市役所、早川町役場を訪問し、ヒアリングを実施しました。ヒアリングを重ねるうちに、インフラツーリズムのプランニングの難しさを感じましたが、担当の方々はリニアを活用した観光まちづくりに対して前向きに考えてくださり、建設的なアドバイスを行ってくれました。それはプランの実現性を高める上で、とても参考になるものでした。

 また、リニアと関連した商品が何かできないものかと、地元の菓子メーカーを訪問し、商品開発についてヒアリングを実施しました。ただ、商品化するまでには、いくつものハードルをクリアしていく必要があると感じています。

中央新幹線南アルプストンネル(山梨工区)の掘削現場でフィールドワーク

 プランニングをする上で、私達が注目したインフラ、つまりリニア中央新幹線について理解を深めることが必要だとも思い、フィールドワークを実施。都留市「山梨県立リニア見学センター」、笛吹市「リニアの見える丘公園」、早川町「中央新幹線南アルプストンネル掘削現場(山梨工区)」など、リニア関連施設とリニアインフラ工事の最前線を訪問しました。

 掘削現場では、工事の進捗状況や今後の展望についても伺うことができました。またインフラ建設に伴う残土の様子や自然との共存をどのように図っているかなど、現場に行ってみて、初めて感じる事も多くありました。

感動体験を多くの人に伝えたい

 こうした大学生観光まちづくりのプラン作成の経験から感じたこと、それはリニア中央新幹線が国を挙げての一大プロジェクトであり、その目標達成に向けて多くの人達が関わり、ひた向きにミッションと向き合っているということです。教室で調べただけでは、感じることのできない空気感やダイナミズムを感じる事ができました。

 今回のコンテストを通じてお会いした関係者の方々の話や、フィールドワークでの経験から私たちが感じた思いを、多くの人たちにも山梨で感じてもらえるような、プランにしていきたいと考えています。

【チームこぴっとメンバー】 リーダー 中村 亮磨 サブリーダー 武井 晴メンバー 川畑 実加 小林 明斗 野口 和輝

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