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いまどきの、若手女性のキャリア観とは?

これからの女子キャリと生き方(19)

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NIKKEI STYLE

こんにちは。manmaの新居日南恵(におり・ひなえ)です。manmaではこの夏、若手女性を対象にした「キャリア思考分類プロジェクト」を実施しました。今後数回に分けて、この調査から見えてきた、この世代のキャリア観と課題について、ご紹介します。

「キャリア思考分類プロジェクト」とは?

この調査は、大学生から社会人3年目までの女性100人を対象にしたものです。2017年7月から8月まで、2カ月かけて実施しました。主に対面で、1時間程度のインタビューを行っています。

インタビューでは、主に下記の項目についてお話をお伺いしました。

・会社選びの着目ポイント

・就業継続意欲

・キャリアップ(昇進)意欲

・結婚/育児の希望

・自身の母親の就業状況

・両立への不安の有無

・就職活動時の様子

そして、回答の内容をもとに、5つのタイプに分類しました。インタビューの内容をもとに、複数名で議論を重ね、それぞれのタイプ分類を決定しています。今回の記事では、タイプ分類と、各タイプの人数、特徴をご紹介します。

見えてきた5つのタイプ

(1)キャリアアップ優先型

このタイプでは、自分自身の仕事上での夢ややりがいを中心に据えていることが特徴的です。仕事はやりたいことを中心に選択しています。一方で、両立を前提としているため、子育て中の女性が職場にいるかをOB・OG訪問で確認するなど、自ら情報収集しています。家事代行サービスやシッターサービス等、最近拡大してきた外部サービスについても理解があり、外部の手をかりることに対する抵抗が比較的少ない傾向があります。

(2)バランス上昇志向型

仕事と家族のバランスがとれた状態を理想としています。家族をないがしろにしない範囲において、職場での活躍を求めることが特徴的です。過度の長時間労働に対する抵抗はありますが、時間内の範囲であれば、管理職等の責任の重い仕事につくことにも前向きです。

(3)バランスそこそこ型

バランス上昇志向型と同様、仕事と家族のバランスがとれた状態を理想としています。過度の長時間労働や転勤への抵抗感が強く、子どもに十分な時間が避ける範囲でのみ、働きたいと考えています。また、仕事におけるキャリアアップや役職は強く望まない傾向があります。出世しなくとも、与えられた職務範囲の中で成果を出し、役に立てていれば十分であると考えています。また、このタイプが働き続けたい理由としては主に2つが挙げられます。1つ目は子どもの教育費にお金がかかる、自立したい等の経済的理由。2つ目は、社会に貢献したい、好きな仕事をしたい等のやりがいです。

(4)家族優先型

家族との時間を最優先に考えています。自分自身が子育てを中心的に担うという意識を強く持っており、子育てに支障がない限りにおいては就業継続意欲もあります。一方で、子育てのために仕事を辞めることも常に選択肢にあります。職場の環境が子育てと料理するには十分でないと感じた場合には、一度仕事を辞め、子育てが落ち着いた段階で復帰したいと考えている傾向があります。

(5)一時専業主婦希望型

家族優先型と同様、家族との時間を最優先に考えています。家族優先型は、子育てに支障がない限りにおいては、就業継続意欲がありますが、こちらのタイプにおいては、はじめから専業主婦を希望しています。一方で、子どもが育った後も、専業主婦であり続けることを希望する傾向は極めて少なく、多くの人が、小学生以降での復職を検討しています。女性の復職が極めて難しいことに対する知識の有無は個人差がありますが、楽観的観測をもっていることが特長です。

「近年の若者は専業主婦思考が増えている」と、言われることがあります。その一言では片付けられない、若手女性のキャリア思考の裏にある様々な葛藤や思いを読み解く助けになれば幸いです。次回は、各タイプが抱えている課題と、求められる解決策についてご紹介します。

新居日南恵(におり・ひなえ) 1994年生まれ。東京出身。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在学。2014年に"いまの女子大生の手で安心して母になれる社会をつくる"をコンセプトに掲げ、任意団体「manma」を設立。2015年1月より学生が子育て家庭の日常生活に1日同行し、生き方のロールモデルに出会う体験プログラム「家族留学」を開始。

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