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ものづくりがしたかった 私が建築学科を選んだ理由

工学系女子で行こう(2)

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NIKKEI STYLE

はじめまして。工学系女子応援プロジェクト、.cpeg(ドット・シーペグ) の坂本です。私は工学部建築学科に在籍しています。今回はなぜ私が工学部を選んだか、建築学科を選んだか、そして大学に入学して半年、現在の大学生活について書きたいと思います。

建築学科を選んだわけ

私が将来どの学部にいこうかと考え出したのは、高校生になってからでした。もともと、美術や家庭科などのものづくりが好きで、建築学科に興味はあったものの、オープンキャンパスは文系学部も理系学部も足を運びました。幅広いテーマの中から選んで好きなことを学ぶ文系学部にも興味がわきましたが、就職難が問題となっていたこともあり、自分の武器となる知識や技術を身につけたいとも考えていました。

その当時、私は物理が苦手だったので、本当に理系に進んで大丈夫だろうかとも思いましたが、いろいろな学部学科を見るうちに、やはり建築学科が一番自分に合っていると思い受験を決めました。高校二年生の夏には建築学科のある大学のオープンキャンパスに行き、大学の雰囲気、自宅からの距離などを考慮して志望校を決めていきました。

これから進路について考える高校生は、幅広く学部をみることをお勧めします。そうすることで選択肢が広がるし、より興味を持てる何かに出会えるチャンスだからです。志望学部を決める時に、「先生にこの学部は難しいと言われた」とか、「数学や物理が苦手だから理系に進むのはちょっと...」と不安に思うこともあるかもしれません。

大学生になった今思うのは、勉強すれば苦手科目は克服できるので、それよりも自分が学びたい、行きたいと思う学部を選んだ方がいいということです。苦手科目のために進路を変えてしまうのはもったいないと思います。私も苦手だった物理を勉強するうちにだんだんと好きになり、大学での授業も楽しく感じています。

またオープンキャンパスなどで、高校生に「理系には女子の割合が少ないですが、実際はどうですか」といった質問を多く受けます。私自身、身近に理系の人が多く、高校も女子校でしたが、半分近くが理系に進学していたのであまり抵抗は感じませんでした。女の子が少なくても行きたい学部だからあまり気にしていなかったので、女子が少ないことを実感したのは、むしろ大学に入ってからでした。入学してすぐは、中高を女子校で過ごした私にとって大学生活は新鮮な体験でした。

しかし、女子の人数が少ないからこそ仲良くなることができたり、サークル活動はもちろん実験や模型制作などで友達ができたりするのは、理系ならではのよさだと思います。

建築学科の場合は、「絵が下手でも大丈夫ですか」という質問も受けます。全員が絵が上手なわけではないですし、入ってから練習すれば誰でもうまくなります。また、建築学科でもさまざまな分野があるので大丈夫です。

現在の大学生活

さて、実際に大学に入学して半年、今の大学生活を紹介したいと思います。理系の大学というと男子学生が多く、女子も真面目で地味、おとなしそう、といったイメージかもしれません。私も入学前はそういったイメージを持っていましたが、実際はさまざまな学生がいます。特に建築学科は他学科より女子の割合が高く、おしゃれな学生が多いことに驚きました。

また、理科大の葛飾キャンパスは門がなく開放的なので、地域の方々も多く訪れます。学食を利用したり、キャンパス内を散策している人々もいて、雰囲気はとても良いです。

勉強面では授業は毎日、一年生でも専門科目があり、夜遅くまで大学にいることも。製図の課題は毎週量が多く時間もかかりますが、お互いに教えあいながら楽しく行っています。他の学科は実験、レポートの締め切りととても大変そうです。試験期間中は図書館が満席になり、皆真剣に勉強しています。

建築学科は模型や製図のイメージがあると思いますが、実際はそれだけではありません。建物の用途にあった音や照明、空調などについて学んだり、建物にどのように力がかかるか計算する力学の授業などが一年生からあり、幅広く学んでいます。また、実際に街を歩いて見学したり、テーマにあわせて絵や立体を製作する授業もあります。答えがないので、それぞれ思いもよらないアイディアがあり、とても刺激になります。

と書くと、勉強ばかりで全く時間がないようですが、忙しい中でもアルバイトや、サークル活動をする学生がほとんどです。理系は勉強が大変で、留年も多いというイメージがあるかもしれませんが、実際はちゃんと勉強していれば問題ありません。私の周りでも大学に入って、勉強は思っていたより大変ではない、という声が多いです。夏休みも短いですが旅行に行ったり、留学したり、とそれぞれ充実した休みを送っているようです。

私自身、授業の空き時間に友人とランチにいったり、授業が早く終わる日はショッピングを楽しんだり、美術館や図書館でゆっくり過ごしたり、バイトをしたりと時間をうまく使おうと心がけています。今後は留学や大学外の活動にも参加していきたいと考えています。

これを読んで少しでもイメージが変わったと思っていただければ幸いです。建築学科は課題が大変なこともありますが、やりがいがあって楽しいです。進路を考えている皆さんにはぜひおすすめしたいです。

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