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明大生、ベトナムで文具を売る(1)私たちはなぜ、単位・採用無関係の
長期インターンに参加したのか

authored by 明治大学"ジャパネット冨田"
明大生、ベトナムで文具を売る(1) 私たちはなぜ、単位・採用無関係の長期インターンに参加したのか

 シンチャオ! はじめまして! 私たちは明治大学就職キャリアセンター主催「"インターンシップ&グローバルキャリア"プログラムin ベトナム」に参加した明治大学の学生です!! 私たちが取り組んできた活動について紹介させていただきます。今回は1回目ということで、私たちが取り組んだインターンシップの内容、私たちチーム"ジャパネット冨田"の班員の自己紹介、参加理由、チーム結成当初のことなどを織り交ぜ、私たちのことを少しでも知ってもらえたらと思っています。どうぞよろしくお願いします!

ミッション「ベトナムに未だない文具を売れ!」

 私たちは計3カ月という長期間にわたり"インターンシップ&グローバルキャリア"プログラムin ベトナムに取り組んできました。このプログラムは「ベトナムに未だない、日本オリジナルの価値がある文具を仕入れ、ベトナムでの店舗実地販売を通してリサーチマーケティングを実施する」というものです。

いつも笑顔の絶えないチームです

 実際に私たち自身で商品の選定・仕入れから、価格設定、販売戦略の考案、現地での販売活動まで、すべての流れをたくさんの方の支援のもと進めました。簡単にこのプログラムの流れを紹介します!

1.商品選定
日本でベトナム人留学生に協力してもらいながら「ベトナムで売れる文具は何か?」を調査し、7つ商品を選定。その後、選定商品などをまとめた企画書をプログラムの企画会社に提出し、担当者の方が3商品に絞る。

2.販売戦略の考案
現地の販売戦略とプロモーション戦略の考案・企画書作成(日本語・英語)、文具メーカー現地社長(以下、現地社長)に発表。

3.商品の仕入れ・価格設定
選定商品を扱う企業との価格交渉やより安く仕入れる方法の模索し、2万円以内で商品を購入し、販売価格を設定。

4.2日間の実地販売
日本で立てた戦略のもと、ベトナムの現地販売店(書店の一部を間借り)での実地販売。

5.最終提言
2日間の販売とリサーチを通して、ベトナムで売れる文房具は何か? 有効なプロモーション戦略は何か? など、現地社長に最終提言。

 これらが今回のプロジェクトの内容です。日本での事前準備が約2カ月半、ベトナムでは9日間。企画内容からもわかるように商品の仕入れから価格設定、実際の販売までする、とても実践的なプロジェクトでした。私たちは怒涛の3カ月間を過ごしました!

私たちそれぞれの参加理由とは

 私たちの班は、それぞれ学部も違えばキャンパスも違うさらに学年も違う、そんな4人で構成されています。これはチーム決定当初の写真です。日本での事前準備はベトナム人留学生サポーター(左から2人目)を含め5人でこのプログラムに挑みました! 3カ月に及ぶ長期プログラムにもかかわらず、単位認定なし、採用とも関係ない、この海外インターンシップに参加したのか、私たちの参加理由を紹介します。

オリエンテーション初日の班員たち

 1人目は明治大学商学部3年の冨田航大です(右から2人目)。今回この班"ジャパネット冨田"のリーダーをやらせていただいています。私はこれまで短期間の留学を2回経験してきました。そこで私は多国籍の人と話す機会があり国籍の違いによって文化、好み、価値観の違いをとても感じました。そう感じている中で偶然、明治大学のマイページでこのプログラムを見つけ、説明会に参加しました。日本の常識にとらわれた考え方を変えられる良い機会だと思ったこと、そして何より実践的すぎるプログラム内容に魅力を感じ、参加を決めました。

 2人目は明治大学政治経済学部3年の春山えみりです(写真中央)。「自分にしかできないことってなんだろう」「将来、何をしようか」――。もやもやと、自身の将来について考え、悩んでいた時にこのインターンシップを知りました。そして、「これは絶対に楽しい! 新しい自分に出会えるかもしれない!」と直感的に感じ、説明会に参加し、応募を決めました。

 3人目は明治大学政治経済学部3年の大谷遼です(写真右端)。このインターンシップに参加した理由は、海外から日本を客観視することで日本製品の長所と短所を理解できると思ったからです。そして、自分の恥を捨て貴重な経験を拾って帰ることを目標としました。

 4人目は明治大学農学部農芸化学科2年の木村悠衣です(写真左端)。私は将来的に、国内メーカーの食品を海外展開する仕事をしたいと思っていました。このプログラムでは商品のジャンルこそ違うものの、似通った体験ができると思い、参加しました。

ベトナムの販売店で

"ジャパネット冨田"結成!!

 書類選考や面接を経て6月10日、オリエンテーションがありました。周りにどんな人が選ばれたのか、どのようにプログラムが進んでいくか何もわからないまま、明治大学の一室に集合し、あっという間にプログラムが始まりました。

 オリエンテーションの中では、全員と話しながら共通点を見つける企画を実施していただき和気あいあいとした雰囲気が流れていました。そして、ついにチーム発表があり、男女2人ずつのチームが結成されました。最初は緊張の面持ちの中、班員と共に明治大学横のカレー屋で一緒に食事をとることで距離を縮めました。

 そこでは、再度の自己紹介だけでなく、お互いのあだ名を決めたり、チーム名"ジャパネット冨田"を考えたりと、ありきたりな方法ではありますが仲を深めることができました。やっぱりご飯を一緒に食べることが仲良くなるための近道です(笑)。その後も打ち合わせの時には、意図的に10時頃に集まり食事の時間を挟みました。みんな食べることが好きなこともあり、会話も弾み、言いにくい意見も言え、意見の幅が広がる1番良い場でした。

チーム結成当時のライン画面

意見のぶつかり合いや相手の意見に対する反論を重視しました

 そして何より、私たちの班は意見のぶつかり合いや相手の意見に対する反論を重視することにしました。意見の共有、担当分野の進行具合の報告を細めにし、みんながすべての分野のことを同じレベルで理解し話せることを最初から意識していました。

 意見のぶつかりによって仲が悪くなるなんて概念は最初のうちになくなりました。これも積極性のある4人にうまくマッチした方針だったのでしょうか?(笑)。最初にこのようなチーム作りを心掛けお互いのモチベーションを高め合ったこと、最初に目標設定を明確にできたことが、最高のチームを作ることができた要素であったのかもしれません。

 今回はチーム紹介、班員紹介、チーム作りを長々と説明させていただきました。最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。2回目は商品選定の過程を掲載させていただきます。なかなか苦労しました。。。。そんな苦難あり意見のぶつかり合いありの内容を紹介しますので、ぜひ読んでいただければと思います。

 シン カムオン!