日本経済新聞 関連サイト

OK
[ skill up-自己成長 ]

早稲田祭への想い2017(2)理想の早稲田祭のために、
企画を考え続ける

authored by 早稲田祭2017運営スタッフ
早稲田祭への想い2017(2) 理想の早稲田祭のために、企画を考え続ける
体育各部員によるトークショー「早稲田スポーツ魂」

 日本最大級の学園祭である早稲田祭。そんな早稲田祭を運営する早稲田祭2017運営スタッフにインタビューを行いました。第2弾となる今回は開発局の辻発基局長に話を聞き、局長として目指しているもの、早稲田祭への想いを聞きました。

(聞き手は早稲田大学教育学部1年、早稲田祭2017運営スタッフ広報制作局局員 今岡駿介、若林侑河)

現状と理想の差を埋める

開発局の辻発基局長

――早速ですが、開発局とはどういう局ですか?

 開発局は早稲田祭の課題を発見して解決しています。そもそも早稲田祭には運営スタッフの定める「理想の早稲田祭」という目標があり、僕たち開発局はその目標と現状の早稲田祭を照らし合わせて、今足りていないもの、つまり早稲田祭の課題を解決する活動をしています。

――では、そんな開発局で活動することを決めた理由を教えてください。

 運営スタッフの新歓で話しかけてくれたのが開発局の先輩ばかりで、局自体に興味を抱いたのが一つ。あと、もともと新しいことを考えるのが好きだったから、開発局の活動も自分に向いているな、と思ったから!

開発力を高めてさらなる高みへ

――開発局に配属されてから、先輩との間で思い出に残っているエピソードはありますか?

 「開発局の開発力をもっと高めてほしい」と、ある開発局の先輩から言われたことがあります。「開発局の開発力」っていうのは、未来を見通す力や、早稲田祭のここをもっと変えた方がいいという発想のことを指しています。開発局で活動する上で、「開発力」を鍛えること、そしてそれを活用することが大切だと教えられました。この考えは局長になった今でも一番大切にしています。

学生稲門会によるトークショー「早稲田ケンミンSHOW」

――尊敬できる先輩の存在が大きかったのですね。それでは次に、これまでの活動で印象に残っているものを教えてください。

 2年生のときに運営した企画が一番印象に残っています。当時友人と話していて、「早稲田はスポーツが有名なのに、体育各部の人がほとんど早稲田祭に出ていない」ということに気がつきました。そんな課題を解決するために、体育各部の人が早稲田祭に参加するきっかけとなるような企画、「早稲田スポーツ魂」を行いました。各部員によるトークショーや実演などを盛り込んだ結果、企画は大成功に終わって、とても感慨深かったですね。

局員をしっかりサポートできるような局長に

――局長になろうと思った理由は何ですか?

 もともと開発局の基盤となるシステムに疑問を感じていたので、そういう局全体の根本的な部分を変えていくには局長になるしかないと思いました。あとは、後輩にやる気のある人が多くて、そんな彼らがしっかり活動できる環境をつくりたかったから、というのも大きな理由です。

来場者と参加者が写真撮影を通して交流する「スタジオワセダ」

――強い想いを持って局長になったのですね。では、局長としての理念を教えてください。

 開発局は「理想の早稲田祭」を目指して活動しているから、局長である僕は誰よりも早稲田祭の未来を考えなきゃいけないと思っています。それに加えて、開発局員のみんなが、やるべきことや、やりたいことに対して真摯に向き合えるよう支えていくことも大切にしています。

より良い祭のために考えつくす

――開発局は毎年画期的な企画を生み出しています。そんな数々の企画はどのように考え出しているのですか?

 まず課題を見つけて、次にその解決方法を考える。課題を解決できる良い方法があればそれを企画として形にする、という流れかな。あとは、ターゲットによって差異とか特性があるから、そこをうまく活かせるように考えていますね。

来場者に出版物を自由に手にとってもらう「わせだ文庫」

――いきなり企画を考案するのではなく、まず課題を探すところから始めるんですね。では、課題を見つける段階で行き詰まることもあるのでしょうか?

 現状の早稲田祭は完成されているとは言えなくて、課題は山積みです。早稲田祭で文化発表できていない人はたくさんいるし、もっと早稲田祭が発展するような文化や理論、技術もあるはず。だから、課題発見の段階で行き詰まることはないかな。むしろ、それだけたくさんある課題の中でどれを企画にするのか決めるときや、企画を形づくるときに行き詰まることの方が多いかも。

誰もが笑顔で満足できる最高の祭を目指す

留学生によるカラオケコンテスト「WASE-UTA」

――課題は山積みだという話がありましたが、去年の課題とそれに対する今年の取り組みを教えてください。

 早大生以外の人、例えば教職員の方にも早稲田文化は根付いています。昨年、そんな教職員の方が文化発表する場がなかったので、今年は彼らに関わってもらえるような企画を考えています。

――では、最後になりますが、運営スタッフとして早稲田祭2017をどういうものにしたいですか?

 1人でも多くの人に「早稲田祭2017、良い祭だったな」と思ってほしい。関わる全ての人たちに満足してもらえるような、笑顔あふれる早稲田祭2017を創りたいです。