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早稲田祭への想い2017(3)早稲田祭を楽しむための当たり前を、当たり前に

authored by 早稲田祭2017運営スタッフ
早稲田祭への想い2017(3) 早稲田祭を楽しむための当たり前を、当たり前に

 今しかできないことに全力を注ぐ。そんな早稲田らしさが集う学園祭、早稲田祭を運営するのが早稲田祭2017スタッフです。今回は会場整備局の加藤広大局長(早稲田大学教育学部3年)に話を聞きました。

(聞き手は早稲田大学政治経済学部1年、早稲田祭運営2017スタッフ広報制作局 松本直樹)

――会場整備局では、どんな活動をしているんですか?

会場整備局の加藤広大局長

加藤 一言でいえば、当たり前を当たり前にする活動をしています。この「当たり前」っていうのは、早稲田祭を安全に開催することだったり、環境に配慮した運営だったり。他にも、備品や電力の管理や来場者のみなさんへの案内などの対応。こういった、みなさんが早稲田祭を楽しむために必要な当たり前のことに取り組んでいます。これらは活動の種類によって4つのチームに分かれて活動しています。

――どんなときに活動のやりがいを感じますか?

加藤 来場者の方から「ありがとう」と言ってもらえるときが、一番やりがいを感じますね!

――当たり前を当たり前にする、簡単そうに見えて実現するのは難しそうですね。ではなぜ加藤さんは会場整備局に入ろうと考えたのですか?

加藤 早稲田祭当日にバリバリ活動したかったからです! 運営スタッフの中には、自分たちの活動が祭当日にない局もあって。その点、会場整備局にとっての本番は紛れもなく早稲田祭当日だから、魅力的だったんです。ディズニーランドのキャストみたいに働いてみたいと思っていました(笑)。

来場者の気持ちになって考える

――では、これまでの2年間、運営スタッフとしてどのように活動してきたんですか?

加藤 精力的に活動してきました。これまでの2年間、来場者対応を行うチームに所属していたこともあって、常に来場者視点で早稲田祭を考えてきました。そこでわかったのは、早稲田祭は自分たちがやりたいようにやればいいわけじゃないってこと。来場者がどうやったら楽しめて、何を必要としていてを考えていく。早稲田祭の来場者は約18万人もいるから、いろいろな視点に立って考えなければならないんですよね。難しいけど、自分たちが「これでいいや」って妥協しないようにすることを心がけていました。

「自分たちの活動は全然目に見えなくても良いと思っています」

――加藤さんは早稲田祭2017運営スタッフにおいて会場整備局の局長を務められていますが、なぜ局長になろうと思ったんですか?

加藤 簡単に言えば、頑張っている仲間を支えたいと思ったからです。会場整備局の局員はみんなまじめで、自分の仕事に責任を持っている。そんな局が他の誰よりも好きだったっていうのもあります。背中を押して、一緒になって考えていきたいと強く思ったんです。もちろん自分なら局員一人ひとりにとことん寄り添って活動できるという自負もありました!

小さなアイデアでも共有

――局長としての理念ってありますか?

加藤 やれることは全部やりきることですね。会場整備局は「当たり前」をつくるという特性上、新しいことをするのが難しい。前年度を踏襲するだけでも早稲田祭を開催することができてしまうから、なかなか新しいことに踏み切ろうとしないんです。でも、サークル内の人が入れ替わっていく中で、その年にしかできないことはきっとあるはずです。僕は毎年同じことばっかりやっていてもしょうがないと思うんです。局員が新しいことを思いついたのに形にならないのはもったいないです。だから、自分の中で止めないで、小さなアイデアでも共有させるようにしています。日ごろからコミュニケーションを密にとるように心がけています。

――早稲田祭2017運営スタッフには企画局、開発局といった企画を考える局がありますが、そういった企画を考える側と、会場整備局のようなインフラを整える側で意見がすれ違うことはありますか?

加藤 企画を考える側は、出演団体・出演者だったり、演出だったりを重視しています。時折そこに、来場者の視点が十分でないときがあるんです。でも「ここがダメだからこの企画はダメ」じゃなくて「ここがダメだからこうできないか」って一緒に考えていくスタンスでいます。今年はとりわけ、企画系の局と会場整備局の距離が近くて、お互いの活動に歩み寄れるような取り組みを行っています。まずはお互いの想いを知ることから始めて、なんとかうまくやっていきたいですね!

――他の局に比べ、会場整備局は縁の下の力持ちといった印象が強いですが、そのなかでどう活動と向き合っていますか?

来場者の安全のために

加藤 自分たちの活動って、全然目に見えなくても良いと思っていて。それは、自分たちの活動に視線が集まるときって悪い状況の方が多いと思うからなんです。普段道端で警備してる人がいても、僕たちはそんなに気にしない。彼らを気にするのは、何か危ないことが起こってそういう人たちが奮闘してるときだから。でも、僕たちはそんな当たり前を当たり前にやり遂げるだけの気概と覚悟をもってやっているし、責任感も持って活動に取り組んでいます。

2日間という一瞬に全力をかける

――早稲田祭2017のキャッチコピーは「その一瞬に華ひらけ」ですが、加藤さんはどんな一瞬に情熱を注いでいますか?

加藤 一番に思いつくのは早稲田祭当日2日間ですね。僕たち会場整備局はインフラを担う局なので、どれだけ準備してきても当日それがうまくいかなかったら全然意味がない。来場者の笑顔があふれて、参加団体・参加者が輝けるような早稲田祭2017にできるよう、当日2日間という一瞬に全力をかけています。

――最後に、会場整備局長として早稲田祭2017をどういうものにしたいですか?

加藤 来場者が何事もなく早稲田祭を楽しめる、参加団体・参加者が何事もなく文化発表できる、祭の足場を固めるのはもちろんのこと、来場者がより早稲田祭を楽しめる仕組みを考えています。これまでにない新しい当たり前を創っていきたいと思います!