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ジョブヨク(50)納得のいく叱り方
活動リポート@相模原スペシャルVol.2

ジョブヨク(50) 納得のいく叱り方活動リポート@相模原スペシャルVol.2
authored by ジョブヨク

 青々とした快晴の下、ユニコムプラザ相模原で「ジョブヨク@相模原スペシャルVol.2」が開催された。学生と大人がフラットな関係で「働くこと」「生きること」について話し合うジョブヨク。今回のテーマは「納得のいく叱り方~良好な人間関係を築く為に~」だ。

今回が2回目となる相模原スペシャル

 改善と成長の機会、そんな過程で「叱られる」「叱る」という場面に出くわすが、頭ごなしに怒鳴られて理不尽な思いをする人や自信をなくしてしまう人もいるだろう。そこで年齢に関係なく納得のいく叱り方について話し合ってもらった。

 2時過ぎ小田急線の遅延もあってか少し開始が遅れたものの、大人11人、学生10人が無事揃った。笑い声が聞こえるほど和やかな雰囲気が会場を包む中、自己紹介が始まった。「もしも動物になれたなら、どんな動物になりたいか」を絵を描いてもらって会場内を歩き、ペアになったらその動物になりたい理由やその動物になって何をするかなどを話し合ってもらった。

どんな動物になりたいか絵を描いて自己紹介

 「いろんなとこに行ってみたいから鳥になりたい」「うさぎの耳のように様々な情報をもつセンサーをはりたい」。他にもクラゲやクリオネなど、なりたいものは様々。知らない人同士交流を深め肩に力の入っていた学生達も緊張のほぐれる時間となった。

あなたは怒っていませんか?

 交流も深まったところで、最初のお題「叱る」「叱られる」についてどう思うか印象を聞いた。「叱るについての印象は、自分を否定されているようで良いイメージはない」(渡辺さん)、一方で「社会人になると叱ってもらえなくなるから嬉しい。指導してもらえている」(平手さん)など、学生と大人で叱るについてマイナス、プラスの印象に分かれた。

同じ叱るでも大人と学生には違いが

 ここでファシリテーターから、叱ると怒るの違いについて説明が入った。

・自分の感情のままぶつけるのが怒る
・相手を思い指導するのが叱る

 これを前提に、2つ目のセッションはためになった叱り方や逆にまだ納得いかず心の中にある叱られたことなど、今までで印象に残っている叱られた経験について話し合った。

人種に関係なく言えること

 私のグループでは、「中国の人にやってはいけないことは人前で叱ること。人種に関係なく叱るシチュエーションは考えなくてはならない」「呼び出しをくらい、長々と叱られた」など、ここから納得のいく叱り方の共通点を導き出し、前提として人格否定はしてはいけない、叱る場所や叱る長さなどが指摘された。

叱るって難しい

 次に今回の最大の議題である納得のいく叱かり方について話し合った。お題は4パターン、1班に一つ。ロールプレイング形式で設定の書かれたお題に沿ってその場で寸劇してもらった。

叱る寸劇も

2班「小さなミスの続く後輩に対して叱れ」
 上司から後輩に静かに語りかけるように始まった。どうやって約束させるか、また、どこをミスしたのか自分で気づかせるなど、対処法の手助けを意識した寸劇だった。「次、期待してる」など、指摘するだけでなく励ますセリフも伺えた。

4班「飲みすぎて次の日、会議に半分遅刻した後輩に対して叱れ」
 遅刻してきた後輩を上司が飲みに誘い、次の日一緒に遅刻するという他の班と違って叱らないという新しい結果になった。「大事なのは仕事じゃない、上司も部下に弱みを見せるくらいじゃないと」。信頼関係を築く大切さを表した心温まる寸劇だった。

 どの班もドラマのワンシーンのような名演技っぷりで景色まで見えるほどリアルな演出だった。時にしんみりと、時に笑いを入れながら叱る姿は現実と変わらない。シチュエーションを通し叱る難しさが改めて身にしみた。

ロールプレイングも現実と変わらない

叱ることについて考え直す機会となった

 最後全体で気づきを共有した。「怖いことは怒ること、本当の意味で叱るとはどういうことなのかわかった」「ロールプレイングも現実と同じ、ミスや遅刻の背景を理解する大切さを学んだ」など、大人も学生も改めて叱ることについて考え直す機会が多かったようだ。叱りたくないし叱られたくない、それでも叱らなくてはならない時は必ず来る。そんな時自分がどう相手を思い成長させる叱り方をするのかこの企画を通して改めて叱ることについて考えさせられた。

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