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これからの女子キャリと生き方(24)女性が輝く社会に向けた「WAW!2017」とは?

新居日南恵 authored by 新居日南恵manma代表
これからの女子キャリと生き方(24) 女性が輝く社会に向けた「WAW!2017」とは?

 こんにちは。manmaの新居 日南恵です。昨年からアドバイザーとして関わらせていただいている、国際女性会議WAW!2017が11月1日から3日間に渡り開催されました。イバンカ・トランプ氏が講演されたことが、広く取り上げられていたため「テレビや新聞で見た!」という方も多いのではないでしょうか。

女性版ダボス会議と呼ばれる「WAW!」

 今日は、WAW!についてご紹介をさせていただきます。WAW!とは、女性が輝く社会を実現するため、安倍首相主導のもと、日本国政府主催で4年連続開催されている国際会議です。女性版ダボス会議とも呼ばれており、クリスタリナ・ゲオルギエヴァ世界銀行最高経営責任者(CEO)や、スシインドネシア海洋水産大臣をはじめとして、世界中から活躍している女性たちが集います。日本からも、安倍首相のスピーチをはじめ、昭恵夫人、河野太郎外務大臣、野田聖子総務大臣等が集い、注目度の高さが伺えます。

2日目には7つのハイレベルラウンドテーブル・スペシャルセッションが行われた

 今年は3日間連続で開催されました。開催中は、イバンカ氏のスピーチ、女性起業家によるパネルディスカッションのほか、様々なコンテンツが繰り広げられました。特に2日目には、90分から120分程度のハイレベルラウンドテーブル・スペシャルセッションが7つ行われました。テーマは「無償労働をどう分担するか」「技術革新と女性の人材育成」「メディアにおける女性」など、近年極めて重要であるとされるものばかりです。

 今後ますます重要になる理系分野における女性が極めて少ないことから、理系女子を増やす取り組みが各地で行われています。また、働き方改革においても特に注目が集まるメディアにおいて女性を増やすことで、報道の内容も変わってくることが期待されます。

女性活躍の当事者は、いまの若い世代

 私は、スペシャルセッション「若者が考える女性活躍の未来とは(通称:ユーステーブル)」のモデレーターを務めさせていただきました。私自身がWAW!に関わるのは、今年で3年目。2年前に、ユーステーブルの登壇者としてお声がけをいただき、昨年からはアドバイザーとして関わっています。今年は、ユーステーブルを企画段階から任せていただき、特別な思い入れを持って臨みました。

 「女性」は日本だけでなく世界中で注目度の高いテーマです。どうしたら女性がポテンシャルを最大限に発揮し、世界をよりよくできるか、世界中で議論が行われています。2016年には日米韓の国際会議のテーマとしても「女性」が選ばれ、日米韓女性フォーラムが開催されました。

 このテーマについて、日本では首相が主導して取り組んでいるということはとても意義がありますし、WAW!はその姿勢を世界に対して明らかにする場でもあります。そして、その重要な場にこれからの社会を担っていく若者が参加することは、非常に大きな意味があります。

文京区 成澤区長インタビュー

 今回はより多くの若者世代を巻き込むため、様々な取り組みを行いました。それぞれのコミュニティの中で影響力を持っている人たち参加していただきたいと考え、トビタテ留学JAPANから喜多恒介さん、理系女子団体凛から梶智子さん、Y7/Y20 Youth Summitから横野薫さんに、登壇していただきました。また、若者向けのメディアを運営する、POTETO古井康介さんの力を借りて、オープニング動画やWAW!アドバイザーの皆様へのインタビュー記事をリリースしてきました。

文京区 成澤区長インタビュー
ジョイセフ 石井理事インタビュー

 また、Googleの皆さんのお力をお借りして事前会合を開催したり、当日も参加している高校生のみなさんにも未来に向けた宣言書を発表して頂いたりしました。登壇者、参加者、そして、その人たちの周りの人、SNSでつながっている人へと、少しずつ関心の輪が広がっていく、そんな機会になったのではないかと思います。

世界中から活躍している女性たちが集まった

男女関係なく、個々人の「タレント」が発揮される時代へ

 今回のWAW!を経て、この取り組みの未来にあるのは、男性も女性も関係なく、個々人が自分の能力と可能性を強く信じ、それに従って生きていける社会なのではないかと感じました。

 私自身も、女性は男性から一歩下がる必要もなければ、自信を失うこともなく、自分の信念を貫いてよかったのだ、と希望をもらいました。どうか、このWAW!が個々人がより生き生きと暮らせる未来に続くスタートになりますように。ユーステーブルは来年に向けて、また取り組みを積み重ねていきますので、ご関心のある方、ぜひいつでもお声がけください。