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【PR】働き方改革は当たり前!
~業界・企業研究セミナーリポート~

【PR】働き方改革は当たり前!~業界・企業研究セミナーリポート~

 働いたことのない学生のみなさんにとって、「働き方改革」をイメージすることは難しいかもしれません。しかし、一歩先を行く企業の取り組みを知ることは、業界・企業への理解を深め、将来のキャリア形成を考えるヒントになるはず。大学生のキャリア・就職支援会社、サイシード(東京・新宿)は10月下旬、「働き方改革」をテーマにした学生向けセミナーを開催しました。

トップが改革の旗を振り、社員も「その気」になった

 今年6月に続く2回目の試みで、日経カレッジカフェの協力で開催。東京・恵比寿のエビススバルビルのセミナー会場には200人を超す学生が集まりました。

 第1部のパネルディスカッションには、SCSK人事グループの大島航介さん、キリン人事総務部の金惠允(キム・ヘユン)さん、日本ガイシ人事部採用グループの小川保典さんの3人が登壇しました。

 企業向けITサービス事業を展開するSCSKは「どうやったら長時間労働をやめて有給をしっかり取ることができるのか」という課題の解決に真っ向から取り組み、「働きやすい会社」として数々の賞を受賞しています。今の社員の平均残業時間は月18時間を切り、4年前の半分以下。有給休暇の取得率は95%まで上がったそうです。

 大島さんによると、「スマートワーク・チャレンジ」と名付けた取り組みは経営トップの旗振りでスタートしました。いざ1年間やってみると、残業時間がかなり減ったうえ、社会から高く評価されたことで、現場の社員たちが「その気」になり、「会社から何も言われなくても自分たちがやる」という組織風土が出来上がったそうです。

 働き方改革の中で、大きなテーマになっているのが女性活躍です。キリンの金さんは、「なりきりママ」と銘打った自社の取り組みを紹介しました。

女性活躍の取り組み、上司力のUPも

 「私たち営業女子は、出産後も営業の仕事を続けられるのでしょうか」。若手の女性社員の不安から始まった実験的な取り組みで、2歳児を持つママになりきった女性社員たちに、「9時~17時半」の定時出社・退社のルールの下で1ヶ月間、働いてもらいました。人事担当の金さんも実験に参加。「保育園からの連絡で早退」「子どもの発熱で終日休み」といった、子育て中のママが避けて通れない日常を擬似体験しました。

 金さんによると、実験の成果は上々でした。仕事の効率が上がったり、娘を持つ年配の男性社員の反応が変わったりしたそうです。フレックスタイム制の導入や在宅勤務など、キリンもまた様々な働き方改革に取り組んでいますが、金さんは大事なポイントとして「他人事ではなく自分事として捉えること」「組織のリーダーシップ」などを挙げました。

 セラミックスの総合メーカー、日本ガイシの小川さんの話も、女性活躍に軸足を置いた内容でした。女性社員が増える中、だれもが生き生きと働ける環境作りに向け、男性管理職の教育・研修に力を入れているそうです。平たく言えば「上司力のUP」です。

「健康経営」は新たな改革の流れ

 小川さんによると、社内結婚した女性の海外駐在が決まり、夫である男性社員が2年半の休職制度を使って一緒について行くことになりました。海外志向の強い社員が多い中、これまで逆の赴任パターンはありましたが、初のケースだそうです。女性活躍を後押しする意味で、男性社員に対しては、現地で働ける受け皿を用意しました。小川さんは「会社のみんなでフォローする枠組みが大切」と、声を大にしました。

 質疑応答の中で、大島さんから 「健康経営」の説明もありました。従業員の健康増進が仕事の高いパフォーマンスと業績アップに繋がるという視点に立ち、禁煙やメタボ対策などに積極的に取り組む働き方改革の新たな流れです。「今や、働き方改革は当たり前!」。登壇した3人の話は盛りだくさんの内容で、多くの参加者が得心した様子でした。

 パネルディスカッションに続く第2部はブース形式の業界・研究セミナーでした。情報・通信を中心に精密機器や化学、食料品や不動産など幅広い顔ぶれの企業がブースを出展。東京都庁を合わせて30のブースに散らばった参加者は、働き方改革やインターンシップなどの説明に聞き入っていました。第3部は学生同士の交流会で、中身の濃い4時間のイベントだったようです。

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参画企業紹介

 本イベントに参加した主な企業を紹介します。

ナブテスコオートモーティブ
【会社概要】 弊社は、1937年に日本で初めて、トラックやバスなどの商用車用エアブレーキを開発して以来80年にわたり、商用車用エアブレーキシステムのパイオニアとして常に業界をリードし、自動車産業を支えてきました。現在、商用車用エアブレーキ部門では、国内トップシェアを確立し、みなさんの生活に、「安全・安心・快適」を提供しています。
【働き方改革の取り組み】 プレミアムフライデーや年2回の計画休暇制度、定時退社日を設けることで、効率的でメリハリのある働き方を推進。労働組合とともに労働時間を徹底して管理することで、長時間労働の削減に努めています。
【今後社会人となる学生へ一言】知識は社会人になってからもつけられます(弊社なら)。学生の今は、勉強や遊びを悔いなくやり切ってください!
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パナソニックヘルスケア
【会社概要】 当社は医療機器・医療情報システムの開発を行っています。「体外診断機器」「医療IT」「研究・医療支援機器」の3分野を中心に、血糖値測定器、電子カルテ、研究用フリーザーなどを提供し、世界125カ国にわたる患者様、医療関係者、研究者にご利用いただいています。2018年4月、PHC株式会社へ社名変更します。
【働き方改革の取り組み】 多様な働き方を受け入れ、メリハリのある効率的な働き方を推奨し、ワークとライフのシナジー(相乗効果)を実現するワークライフバランス活動を全社プロジェクトとして推進しています。
【今後社会人となる学生へ一言】日本にいても世界のことを知る感覚を身につけることが大切です。語学も継続して学んでください。
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日本ユニシス
【会社概要】 日本ユニシスは1958年の創立から時代に応じたITサービスを提供しており、現在では金融・官公庁・製造・流通・エネルギー・医療など幅広い分野のお客様に対して、経営レベルのコンサルティングからシステムの設計・構築、運用保守のトータルサービスを提供しています。
【働き方改革の取り組み】 2008年からSmart-work(在宅勤務制度)を開始、柔軟な働き方が可能な制度を整えてきました。昨年よりサテライトオフィスを設け外出時の立ち寄りを可能にし、柔軟な働き方が可能な環境を整えています。
【今後社会人となる学生へ一言】就職活動で内定をもらうことをゴールにせず、その先約40年間働く会社、仕事をしっかり選んでください!
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日立金属
【会社概要】 日立金属は「質」にこだわる高機能材料メーカーです。日本古来のたたら製鉄の伝統を受け継ぐ高級特殊鋼、世界最強クラスの磁気特性を持つマグネット、エンジンの高温燃焼に耐える排気系耐熱鋳鋼、毛髪よりも細い銅合金線の医療用ケーブルなど、幅広い事業分野と個性あふれる多種多様な製品群で社会に貢献しています。
【働き方改革の取り組み】 全社を挙げて働き方改革・多様な人材の活躍推進に取り組んでいます。「資料半減&会議半減」などの取組みを通して生産効率を上げ、社員が研究開発やモノづくりに熱中できる環境を整えていきます。
【今後社会人となる学生へ一言】社会に出てからの経験は必ず皆さんを成長させてくれます。なりたい姿をイメージしながら頑張ってください!
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日立造船
【会社概要】 2002年に造船事業を移管後、高効率ごみ焼却発電や海水淡水化プラント等のエンジニアリング事業、橋梁やシールド掘進機、舶用ディーゼルエンジン、防災設備などスケールの大きなものづくりを中心に事業展開中。また、洋上風力発電、メタネーション技術、機能性材料の用途開発等、先端分野にも積極的にチャレンジしています。
【働き方改革の取り組み】 現状では、ノー残業デー、プレミアムフライデー、スーパーフレックスタイム制、男性職員の育児休業取得推進、働き方改革の講演会など、様々な取り組みを実施しております。今後は在宅勤務の導入について検討していきます。
【今後社会人となる学生へ一言】就職活動を通して自分の軸となる信念や大切にしたい想いが見えてくると思います。入社後もその想いを持ち続けて下さい。
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