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ジョブヨク(52)大学生活の位置づけを考えた
活動リポート@立教大学

ジョブヨク(52) 大学生活の位置づけを考えた活動リポート@立教大学
authored by ジョブヨク

 立教大学池袋キャンパスで4回目のジョブヨクが開催された。運営は立教大学の学生団体BISLINの4人。今回のテーマは「人生における大学生活の位置づけ」である。日々、なんとなく過ごしがちな大学生活。何かしなきゃとは思うけど、何をすればいいのかわからない。そんな運営メンバーのリアルな想いを込めたのがこのジョブヨクだ。「人生の一部としての大学時代」という大きな視点から見てみると、今したいことは何だろう?大人メンターの皆さんにとっては大学生活で学んだことはなんだろう? そんな事を語り合う場を用意した。

学生と社会人が対等に語り合うのがジョブヨク

 セッションは学生3人、大人2人が1つのテーブルを囲み、付箋に意見を書いて出し合うスタイルで進められた。まずは、自己紹介を兼ねたアイスブレイク。今回は「共通点グランドスラム」というゲームを行った。チームメンバーの共通点をどんどん探していく。出身地や趣味、今日の朝ごはんなどを探っていくが、チーム全員に共通するものを見つけるのはなかなか難しかったようだ。

セッション1 「豊かな人生とは」

 まず1つ目のセッションは「豊かな人生とは」というテーマ。一言に「豊か」と言ってもその定義は人によって異なる。参加者の中には、「大病を患わない」や「仕事がある」などの生活に最低限の条件を挙げる人や、「好きなことができる」などの自由度の高い人生を求める人がいた。

 このセッションの狙いは、付箋に思いつくことを書き出すことで、参加者に「自分はどんな人生を求めているのか」を他のメンバーと比べつつ再認識してもらうこと。理想の大学生活を考える前に理想の人生を掲げてもらった。そして、ここで最初の席替え。参加者はチームを変わることで新たな価値観に出会うことができる。

セッション2 「人生の岐路に立った時、どう決めるか」

決断を迫られたときどうするか?

 2つ目のセッションは「人生の岐路に立った時、どう決めるか」である。どんな人生でも決断を迫られることは多い。大学生活では、留学に行くか、どこに就職するか、など。そんな決断の時に持つべき判断基準を話し合ってもらった。

 「より楽しい方」「夢をかなえるのに必要な方」などの意見が出たが、「迷うくらいの差であれば直観を大切にする!」といったアイデアもあり、これにはうなずいている人も多かった。ここで2度目の席替えと休憩をはさみ、最後のセッションへ。

セッション3 「大学生活ではどんなことを経験すべきか」

 最後は、「大学生活ではどんなことを経験すべきか」。このセッションは最後にチームごとに模造紙にまとめて全体に発表を行った。

 とある社会人からは「サボる方法。良い意味で人の頼り方や手の抜き方が社会人になっても活かされている」という声も。そんな中、私の入っていたチームで出た意見は、「オンリーワンの人材に近づくための経験」にまとめられた。失敗や人脈など、大学生活で得られる一つ一つの経験がその人のその後に活かされていく。だからこそ、何でも挑戦したり行動することが大切だと考えた。

 その際に大人メンターの方に聞いた意見で印象的だったものがある。「最初から日本一を目指すと大変に思えるが、100人に1人の個性を4つ身につけるだけで1億分の1の人材になれる。そうやっていくとオンリーワンって意外と簡単に思える。自分の個性を増やしたり伸ばしていく時間に大学時代はちょうどいい」。

「大学生活ではどんなことを経験すべきか」を発表

 この意見はとても心に残った。この話を伺ってから、個性になりそうな自分の長所をもっと伸ばそう!と考えるようになったからだ。当然のことかもしれないが、それに再度気づかせてくれるジョブヨクの場は改めて素晴らしいと感じた。

「行動しているから大丈夫」

 最後に、ジョブヨク恒例、参加者全員で円になって座りその日の感想をシェアする、全体共有の時間だ。学生からは「貴重な話をたくさん聞けたし、意外に自分が将来に対する考えを持っていることに気づけた」という声。社会人からは、「久しぶりに学生時代を思いだした。今ここにいる学生さんはもう(ジョブヨクに参加するという)行動しているから大丈夫」などの声を頂けた。とある運営メンバーは、「今回は自分たちの悩みとかをそのままぶつけたセッションもあったが、すごく楽しい時間だったし、貴重な話も聞けて、少し自信がついた。」と話していた。

 「人生における大学生活の位置づけ」というテーマで開催した今回のジョブヨク。3時間のセッションだったが、あっという間に終了してしまった。当初は、学生には良い学びの場になるだろうけど大人の方にとっても楽しんで頂けるだろうか、と心配していたが、大人メンターの皆さんもみんな笑顔で、セッション終了後も語り合っている姿が見えてほっとした。私も、今回の発見や学び、繋がりを今後に活かしていきたい。そして今度は参加者としてジョブヨクにまた来たい! と強く思った。

ジョブヨクの詳細はこちら

参加者全員で記念撮影