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【PR】キリン
新たな社員研修が本格スタート 働き方改革をけん引

【PR】キリン 新たな社員研修が本格スタート 働き方改革をけん引

 キリンは2018年春、「子育てママ」や「イクメン」のような時間制約がある状況になりきって1ヵ月間働く体験型の社員研修を順次スタートします。対象はグループ4社の約6500人。家族を介護・世話する側を選んで1ヵ月働く育児以外の設定も盛り込みます。職場を巻き込んだシミュレーションを通じて仕事のスタイルの幅を広げ、労働生産性やチーム力の底上げを図るのが狙いです。「新しい価値の創出」を掲げた働き方改革の取り組みについて、キリン人事総務部の金惠允(キム・ヘユン)さんに話を聞きました。

――研修プログラムの中身について教えてください。

 「営業部門の若手女性社員5人のアイデアから始まりました。異業種エイジョカレッジで行っている営業部門の研修で今年の春、最優秀に選ばれた働き方改革の実践プランの拡大版です。私を含めた人事総務部の約10人の実験結果も踏まえ、キリンのほか、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンのグループ4社で研修化し、5人の実践プランになかった介護を加えます。性別や年齢、立場に関係なく、みんなが当事者になりうるプログラムにしたところが大きなポイントです」

育児・介護と仕事の両立、職場を巻き込みシミュレーション

 「実際の育児や介護では、突然の呼び出しで早退しなければならないことがあります。研修の疑似体験でも、ええっ、今からですか!? ――のタイミングで呼び出しの電話を自動発信するシステムを導入します。本人が電話に出たかどうか、電話に出てすぐに帰宅したかどうか、などを即座にチェックして対応を促す仕組みも作ります」

――どのような形で研修を進めていくのですか。

 「部署によって、働き方改革の進み具合や抱えている課題は違います。6500人の正社員全員が1度は体験してもらうことを目指していますが、いきなり全員に広げるつもりはありません。まずは、トップの理解の上で研修に参加してくれる部署や職場からスタートする予定で、ピックアップを進めています。そこから段階を踏んで、どんどん広げていく長期的な取り組みだと考えています」

――どんな成果を期待していますか。

 「なりキリンママと題した5人の実践プランの成果発表は大きな反響を呼びました。時間内に仕事を終わらせる働き方改革に繋げるためには、本人の工夫はもちろんですが、周りのサポートが欠かせません。成果発表によると、ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)をものすごく意識して徹底するようになり、チームのコミュニケーション力が上がったそうです。残念ながら、育児や介護を他人事と考えているマネージャー層は、まだまだいます。時間制約のある働き方をしている部下がいる場合、どんな支援が必要でどんな影響があるかをこの研修を通じて体験し、自らも一定期間育児・介護と両立し働く環境から生産性とマネジメントの一層の向上を図ってほしいですね」

 「この研修で成果を出すためには在宅勤務やフレックスタイムといった制度をいかに活用することがキーのひとつだと思います。私も今年の夏の社内実験に参加して、在宅勤務のありがたみを実感しました。制度の中身はものすごく充実してきたのですが、在宅勤務は月に何回まで使えるのか、どう申し込むのかを知らない社員はたくさんいると思います。自分事になってみると、めちゃめちゃ調べます。私がそうでした。なりキリン研修をきっかけに、周りに使う人が増えたから、自分も使ってみようかな、という好循環が生まれることを期待しています」

多様性の推進、新たな価値の創出に繋げる

――女性が活躍する組織風土の実現にも早くから取り組んでいますね。

 「キャリアワークショップは入社3年目の女性社員を対象とした取り組みです。結婚・出産後も責任のある仕事、やりがいのある仕事を続け、自己成長していくために必要なことを、直属の上司と一緒に考える場です。女性の活躍推進にしろ、働き方改革にしろ、目指す先は同じです。働きやすい環境整備、働きがいのある組織づくりなど、多様性の推進に取り組み、新たな価値の創出につなげていく取り組みです」

 「キリングループは人事制度を改訂し、配偶者の定義に同性パートナーを加えました。法律婚と同じく同性婚を認めることで、性的少数者(LGBT)が働きやすい環境を整えようとの考え方です。なりキリン研修では、パパ・ママという育児だけを前提とせず、多様な社員の存在を想定して病気のパートナーを持つ設定も選べるようにします」

――世の中の働き方改革の動きを、どう見ていますか。

 「社会の理解や協力を得られなければ、自社だけの改革には限界があると考えています。実は、なりキリンママの成果発表の中で5人は、子育てママのオリジナルマークの作成を提案しました。マークの入った名刺が当たり前のように取引先などに浸透していけば、働くママたちにもっと理解のある社会を実現できると考えたからです。エイジョカレッジは2018年2月、統一のマークとして発表する予定です。取り組みをサポートしたいですね」

――これから就活を迎える学生たちへのメッセージをお願いします。

 「キリンは飲み物を通じてお客様に「キリンが作るとこんなモノができるんだ」、「こんなコトが体験できるんだ!」といった驚きや感動をお届けしたいと考えています。そのために多様性の推進や働き方改革を社内で進め、みんなが新しいことにチャレンジできる組織風土づくりを目指しています。「飲みもの」を進化させることで、「みんなの日常」を新しくしたいという想いに共感してくださる学生さんに来ていただきたいですね」

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