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【PR】SCSKの「働き方改革」
残業削減から健康経営へ

【PR】SCSKの「働き方改革」 残業削減から健康経営へ

 長時間労働が当たり前だったSI(システムインテグレーター)業界。その中にあっていち早く「働き方改革」に取り組み、大きな成果をあげた会社があります。それが業界大手のSCSKです。人事グループで改革の最前線を担った大島航介・人事企画部採用課長に働き方改革の経緯と現状について、話を聞きました。

残業を減らせば報奨金

――「働き方改革」のきっかけから、お聞かせください。

インタビューカット

 当社は2011年、商社系の住商情報システムと、独立系のCSKが合併して発足しました。当時はまだ「働き方改革」などという言葉はなかった時代。業務のピーク時には、廊下に寝袋が転がっていて、泊りがけで開発業務に当たることもありました。商社出身の社長がその光景を目の当たりにして「これではクリエーティブな仕事はできない」とトップダウンで改革をスタートさせたのがそもそもの始まりです。

――どのような改革を始めたのですか。

 中心的な活動は「スマートワーク・チャレンジ20」という取り組みでした。残業の理由を(1)仕事が多い(2)残業代を生活収入とする(3)惰性――の3つに絞り、残業時間を20%減らし、有給休暇の100%取得を目標とする代わりに、目標通り残業を減らした部門の社員には年間数万~数十万円の報奨金を支給する仕掛けにしたのです。やり抜くために部門ごとの組織目標を設定して本部長などのリーダー層も巻き込みました。

 もちろん仕事のやり方を大きく変えることになるわけですから、「できるわけがない」と現場の反発も強かった。それでも、1年続けてみたら成果が出てきた。残業時間は減ったけど、給料は減らない。仕事のクオリティーも落ちない。そんな達成感を得たところで2013年、ちょうど「人を活かす会社ランキング」という日本経済新聞の調査があり、そこで総合ランキング2位になりました。世の中に評価されたことも手伝って、そこからは残業の削減が目標ではなく、どうすればより効率的にできるのか、という次のステージが回り始めました。「働き方改革」という言葉はここ2~3年で広く言われるようになりましたが、言葉が脚光を浴びたときには、もっと先を走っていたという気持ちです。2016年度の残業時間は月平均17時間47分で、1日当たり1時間に満たない水準まで低減しています。

アイデアコンテストやオフィス環境も整備

――なぜうまくいったのでしょう?

社員食堂
本社の社員食堂

 トップが強い気持ちで取り組み、リーダー層も現場も巻き込んだ組織的な取り組みにしたことが大きいと思います。業務効率化のアイデアコンテストの実施や、優れた取り組みを事務局から発信して他の部署でも共有するようなことも積極的にやり、全社に広めていきました。

 また、会社としても働きやすく生産性を高められる環境の整備もしました。社員食堂や休憩に利用できるカフェ、業務時間内にマッサージを受けられるリラクゼーションルームなど、オフィス環境を充実させています。

――残業削減に続く「働き方改革」では、どんなことをしていますか。

 フレックスタイムは全社員が利用できるほか、在宅勤務制度も入社1年目から全社員が利用できます。柔軟な働き方が可能なため、出産や育児、介護といった様々なライフイベントに応じた働き方ができます。こうした施策を通じて時間内はきっちり働き、早く帰れるときはどんどん帰る、メリハリをつけて働き、だらだらと仕事をしないという意識改革が社員に浸透しました。女性の活躍も推進しています。その基盤になる女性管理職の登用も進めていて、2018年には女性管理職100人を目標にしています。

 最近では、健康経営への取り組みが進んでいます。「健康わくわくマイレージ」というインセンティブを付与する仕組みを導入していて、歩数や朝食などの生活習慣に応じてマイルがたまり、賞与でインセンティブとして支給されます。さらに禁煙を推進するため、「街の飲食店などでの社員同士の飲み会でも禁煙」という社内規則をつくりました。働きやすさというのは、単純に労働時間が短くなればいいというものではなく、働く環境や生活との両立など、働いている人が過ごす人生の時間全般の質を高めるものだと考えています。社員が健康でいきいきと活躍するために「働き方改革」に終わりはありません。

業務効率を上げて見つかる「やりがい」

――働きやすい会社というイメージは、新卒採用の面でプラスになりますか。

 この業界を目指すトップ層の学生の志望が増えたという手応えを持っています。IT、SI業界各社も採用意欲が高い状況が続いていますが、「働き方改革」で脚光を浴びてからは、毎年多くの優秀な学生が入社してくれるようになりました。昔は長時間労働の厳しさから会社をやめる社員もいましたが、定着率も上がってきています。

 ただ、誤解してほしくないのですが、入り口は働きやすい会社であっても、仕事自体は決して楽なものではありません。時間内はきわめて高いパフォーマンスが求められるといってもいいでしょう。でも、そうやって業務効率を上げながら取り組む仕事には、大きなやりがいを見いだせる、そのやりがいに価値を見いだせる会社なのです。

 入社して感じられるやりがいの一番大きなところは、文系理系を問わず「ものづくり」に取り組めることだと思います。取引先は8000社。いろいろな業界に関わるものづくりに向き合うことができるのです。キャリア設計の自由度が高いこともあって、自分の可能性を最大限伸ばすことができます。学生の皆さんには当社で本当の仕事のやりがいを見つけてほしいですね。

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