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ジョブヨク(54)新しい働き方について考えた@横浜スペシャル

ジョブヨク(54) 新しい働き方について考えた@横浜スペシャル
authored by ジョブヨク

 はじめまして。ジョブヨク@横浜スペシャルvol.11運営の横浜市立大学4年の石井里奈です。ジョブヨクとしては初めての『グローバル視点の企画』が富士通エフサス みなとみらいInnovation & Future Center で開催されました。

 通常のジョブヨクでは、大学生と社会人がテーマについて思ったことをフラットに語り合うのですが、今回は参加者全員が「BAY★BEER株式会社」という会社の新入社員という設定でセッションを行ってもらいました。様々な背景を持つ大学生と社会人の間で、全セッションを通して共通のミッションに向けた熱い議論が繰り広げられました。

参加者全員が新入社員に

 今回の開催ポイントは以下の3点です。

1.ジョブヨク史上初のグローバル企画
2.株式会社の設定で、参加者全員が新入社員としてミッションをこなす
3.いま話題の「新しい働き方」について語る

社員証を渡され、いきなり入社式!

 受付で「社員証」(社員証が自己紹介カードとなる)を渡され、BAY★BEER(ベイスタービール)株式会社への入社式から始まりました。社長のプレゼンテーションでは、働き方改革を進めていることが発表されます。参加者は全員が社員として会社のミッションにあたってもらうことになりました。さて、会社の課題を解決するため、大学生と社会人はどのようにセッションを行うのでしょうか......?

セッション1 日本の働き方

11回目となる横浜スペシャル

 セッションに入る前のアイスブレイクでは、行ったことのある国、行ってみたい国などを中心に自己紹介を行いました。留学経験や海外出張の話で盛り上がったようでした。アイスブレイクで参加者同士が打ち解けてきたところで、4-5人のテーブルにつき、セッションに入りました。

 ポストイットに意見を書いてもらい、グループでディスカッション開始。セッション1のテーマは「日本の働き方」。年功序列賃金、残業が多いなど、マイナス面が多く出た一方、社員への福利厚生が良いなど日本企業独自の制度についても様々な意見が出ていました。このセッションでは、大学生の持つ従来の「日本企業のイメージ」と、社会人が実際に働いて感じる「日本企業の今」に差があり、大学生は新しい観点から企業を見ることができました。

セッション2 海外派遣で学ぶ、外国の働き方

 セッション1の後、突然の人事異動の辞令が発表されました。参加者はそれに従い、5カ国の支社に派遣されました。派遣後はテーブルの上にある各国の働き方資料を基に議論が進みました。

 例えばアメリカなら、「定時で帰宅。会社でできなかったことは家に持ち帰る」という慣習に対して、それは良いのか悪いのかと率直な議論が交わされました。良いことは、家族のための時間が作れる。一方で悪いことは、少しだけ片づけたい仕事があるとき、家だと集中できないなどが挙げられました。

 一見すると羨ましい働き方に見えますが、それは本当に生産性をあげるのか、どうしたらモチベーションの上がる働き方になるのかなど、深い議論がなされていました。

セッション3 「新しい働き方」を社長に提案

社長に「新しい働き方」を提案

 最後のセッションでは、「BAY★BEER株式会社における新しい働き方・制度」について社長と社員に向け、10グループに提案してもらいました。海外派遣のセッションで学んだ海外の制度や、実際の経験をもとに、大学生も社会人も一緒になって、真剣にディスカッションしました。

 そこから生まれた提案はどれもユニークなもので、コンペティション形式で参加者にも投票してもらいました。例えば、ビールという商品を意識した季節性労働の提案や、会社内で「仕事優先」「家庭優先」など各自がコースを選べる働き方の提案など、様々な提案がなされました。各グループからのプレゼンテーション時に、お互いの発表を真剣に聞きいっているのが印象的でした。

交流会では最後の交流会では

 セッション後の交流会では、投票により決まったコンペティションの投票結果が発表されました。大学生も社会人も年齢や立場に関係なく、一つの目的に向け熱い議論を交わし、その結果に一喜一憂する姿が印象的でした。

大学生も社会人も働き方について自ら考える機会となりました

 参加者の大学生からは、「来年から働き始めるが、仕事について改めて見直す機会となった」「一人ひとりがリーダーシップを持つ大切さを学んだ」「突然の辞令が出されても、臨機応変に対応する大切さを実感した」といった感想が聞かれました。

 社会人からは、「働き方といっしょくたに言っても、業界や規模によって取り組むべきことは異なる」「社員自らが働き方を提案する場を実際の職場でも作りたい」などの声が集まりました。

 今回のジョブヨクを通して、大学生側も社会人の方も、働き方について自ら考える機会となったのではないでしょうか。今後も常に新しいセッションの形を意識しながら、世代や立場を越えた会話を楽しむ場づくりができるよう計画していきます。

ジョブヨクの詳細はこちら

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