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新体操のほっち(1)近所にあった新体操教室に通ったら選手の道へ!

新体操のほっち(1) 近所にあった新体操教室に通ったら選手の道へ!
authored by 坪井保菜美新体操元日本代表

 はじめまして。連載をスタートさせて頂くこととなりました、新体操元日本代表の坪井保菜美と言います。まずはじめに、新体操という競技はみなさんご存知ですか? また、新体操といったら何を思い浮かべますか?... 床? 鉄棒?...それともバトン?

 これから連載を書いていく上で、坪井保菜美とはどういう人間なのか、そしてこれまでどういった経験を歩んできたのかなど、読んでいただく方達にお伝えしていけたらいいなと思います。また、皆様の今後の人生において何か一つでもきっかけや発見、気付き、さらには話の話題となってもらえたら嬉しいと勝手ながら思っておりますので、どうぞお付き合いくださいませ。

 それでは第1回目、スタート!!

新体操との出会い

 先ほど問いかけました、新体操といえば、皆さんは何を思い浮かべましたか? 床や鉄棒は、体操ですね。新体操はリボンやボール、フープなどを使います。よく言われるのが、タッチの南ちゃんです! あれが新体操です。わかりますぅ?(笑)

 "手具"と言われる、リボン・ボール・フープ...他2種目、、新体操の手具は全部で5種目あるんですよ! さぁ、なんでしょう~。

 答えは、次回の連載を見てくださいね(^^ 笑

 そんな新体操ですが、出合いは私が5歳の時でした。家の中を走り回る元気で活発な子だったようで、、それを見た両親が、何かスポーツを習わせたいと近所にあった新体操クラブに通わせてくれたことがきっかけでした。当時クラブ名は「ジャスコ岐阜」。今はジャスコではなくイオンですよね! ここは、幼児/初級・中級・上級・選手とクラス分けされています。

 当時私は5歳だったので、毎週水曜日の週1回、幼児/初級クラスでレッスンをしていました。今でも先生からは、よくお腹が痛い...としゃがみ込んでいたのが印象的だと言われます。

新体操を始めた頃

 ...そうだっけ?? 実際のところ覚えていません(笑)。

興味のなかったオーディションに参加して

 新体操を始めて約1年、家に電話がかかってきました。「今週の日曜日、午前11時にジャスコに来てください!」。ちなみに電話の相手は、選手を見ていた杉山先生であり、今では恩師に当たります。

 「ん~、何の用事だろう?」と思いながらも、この日は家族で年賀状用の写真を撮る予定だったので、その前に少し寄ろうと、ジャスコ(体育館)へ向かいました。体育館には、レオタードにゼッケンを付けた50人以上のスクール生がぎっしり。ジャスコ新体操スクールは、年に1回育成(選手)クラスに入るためのオーディションが行われます。まさにその最中!

 電話の理由は、オーディションだったようです。とはいえ、杉山先生によると事前にオーディションの要項を配布していたと言いますし、スクール内の壁にも張り紙があったんだとか。めちゃくちゃ宣伝していたみたい。ほっち(←昔からのあだ名。これからもちょくちょく出てくると思われます)の家族は全く興味を示さなかったわよ~(笑)と、あっさり言われました(つい先日...笑)。

 辺り一面緊張感漂う中、最年少で参加した私は、ちょろちょろとみんなに付いて回っていたと母は言います。そんな母親、オーディションが終わったと思ったのでしょう、さぁ、年賀状用の撮影へ!(←坪井家のメイン行事!?笑)坪井家は公園に向かったわけです。

選手クラスへ入ってほしい!

 しかし、このオーディション、実はまだ終わっていなかった・・Σ(゚д゚lll)

 「ほっちがいない!」と探す杉山先生。選手になりたいばかりの子達の中、最後まで残らず勝手に帰ってしまう生徒は、私だけだったのではないでしょうか。

 審査員は、ブルガリアからいらしたミミコーチ、そしてジャスコ(イオン)本部から来て下さった岡先生(後に大変お世話になる方となります)。どちらも国のトップを育てる名コーチ。そんなミミコーチが最後、「Honamiは~? ホナミハ~?」と探していたそうなんです。

 坪井家、、とんでもないことをしていました。す、すみません...その頃、、公園です。後に、選手クラスへ入ってほしいと電話をいただきました。

 幼児/初級から選手クラスに入るということは、レッスン数が増えるため、親からすればお月謝も高くなりますし、初めは驚いていました。何せ私を広い場所で走らせておく程度で入れた新体操ですから(笑)。でも私は、「やりたい!」と言ったそうなんです。覚えてないんですけどね。6歳の私の意志を尊重してくれた、父、母、ありがとう。

 そして私の新体操は改めてここから始まるというわけであります。前置きが長くなりましたが、私にとっての新体操との出合いは貴重であり、思い入れもあります。何がきっかけで続くのか、またこういったルートというのはタイミングもありますよね! でもそれを、一つひとつ辿っていくと、やはり必然だったのかなとも思うんですよね。

 さて次回は、6歳になり選手クラスに入ることとなった私ですが、どんな新体操、そしてライフが待っているのかなど、お話ししていきたいと思います! まずは記念すべき第1回目の本連載を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 至らない点も多々あるかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。では次回も楽しみにしていてくださいね~。