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ウィッフルボールに魅せられて(2)どこでも だれでも 安全に
5人制野球、変化球も自在

ウィッフルボールに魅せられて(2) どこでも だれでも 安全に5人制野球、変化球も自在
authored by 森崇瑛

 前回の記事で、ウィッフルボールがどんなスポーツなのか、そして、私自身がウィッフルボールと出合い、ウィッフルボール協会を立ち上げた経緯についてお話しました。今回の記事では、この記事を読んだ皆さんが「今すぐウィッフルボールをやってみたい!」と思ってもらえるようにウィッフルボールの魅力を存分に発信できればな、と思います。

野球経験者もゾッコン

 我々が開くウィッフルボールの体験会や大会に参加してくださった野球経験者の皆さんは、必ず口を揃えて「野球に負けず劣らず面白い」と言ってくださいます。プラスチックのボールとバットを用いるので、一見「ちゃっちい」といった印象や、「初心者向け」というようなイメージを持たれるのですが、実際にプレーするとそういった印象が全く変わって、気付けば皆さんウィッフルボールの虜になってしまうのです。その理由は何なのか。

 まず、最大の魅力が変化球です。こちらの動画をご覧ください。前回の記事でも申した通り、ウィッフルボールには8つの穴が空いており、空気抵抗を受けやすいため、簡単に変化するんです。そして、握りや穴の向き、腕の角度を変えるだけで、カーブ、スライダー、フォーク、ライズ、シュート、などなど七色の変化球を投げられます。

京都市内の体育館で行った試合の様子

 野球では、変化球を1個も投げられなかった僕のような下手くそな人間ですら今や七色の変化球の使い手です。いろいろ練習していくうちに、見たことのないような変化をする「オリジナル変化球」を投げられたりします。(YouTubeで「ウィッフルボール」と検索すると、いろんな方のピッチングの動画が出てきて、見ているだけでもとっても楽しいのでぜひご覧下さい!)

 野球では全く投げられなかったような変化球を投げることができ、打席で見たことのないような変化球と対決する、そういった魅力に野球経験者の方はとりつかれるんだと思います。

 そして、次の魅力が何といっても手軽という点。

手軽な理由その1 少人数でできる

 公式の試合は「五人対五人」で行いますが、遊びで行う際は、1対1、2対2、3対3でも試合ができます。規定の競技エリアを人数に合わせて自由に変形して、「ここを超えたらヒット」という風に独自に設定すればいいだけなのです。守備や走塁、ベースが必要な野球ではそうもいきませんよね。

手軽な理由その2 どこでもプレーできる

 野球やサッカーと違って、ボールもバットもプラスチック製なので、怪我をするということがほとんどありません。なので、野球禁止の公園などでもプレーできますし、ちょっとした空き地でもプレーできちゃいます。体育館などの屋内でももちろんプレー可能です。

福岡の体験会では緑のマーカーを使用した

手軽な理由その3 お金がかからない

 道具は、ボールとバットがあればプレーできます。ストライクゾーンの的も、遊びの際はキャッチャーを付けて代用すればいいので必要ありません。エリアを作成する際にはマーカーがあれば便利ですね。実際の試合などはラインカーを使ってエリアを作成するのですが、遊びの際にはマーカーを置けば十分です。

 グローブ、バット、キャッチャー道具やベース、ヘルメットなどなど持ち運びだけで大変、お金が5万~6万円もかかる野球と違って、バット3,000円、ボール1球500円、マーカー1,000円と計5,000円もあればフル装備が準備できちゃうんです。このように「費用」の面からも明日からでもウィッフルボールを始められるくらいお手軽なんです。

女性も手軽に楽しむことができる

 そして、ウィッフルボールの最大の利点が、何といっても「安全」という点。先ほども申し上げたようにプラスチック製のボール、バットを用いるため、ケガのリスクがほぼゼロ。せいぜい投げすぎで少し肩を痛めるリスクが僅かにある程度。このため、老若男女問わず楽しむことができます。実際にこれまでの体験会や大会には若い男性だけでなく、女性の方や、小学生、シニアの方など様々な層の方にご参加いただき、お楽しみいただきました。

 以上がウィッフルボールの魅力です。

 「安全で手軽」なため、老若男女問わず楽しんでいただける、そして、野球経験者の方が「野球に負けず劣らず面白い」と口を揃えて言うほど競技としても魅力たっぷり、これが僕が愛する「ウィッフルボール」というスポーツです。

 もし、この記事を読んで「ウィッフルボールをプレーしてみたい!」と思ってくださった方は↑こちらの J.W.A.のホームページからボールやバットをお買い求めいただければと思います。

 今回も記事を読んでくださりありがとうございました。

 次回の記事では、野球が「おじさんのスポーツ」に成り下がった理由、そして、そんな時代だからこそウィッフルボールが普及すると確信している理由をお話しできればなと思います。野球好きの方、必見の内容になります。