ジョブヨク(61)「欲」について考える@桜美林大学

皆さん、こんにちは。桜美林大学1年の長岡龍と増田健宏です。第5回目となるサッポロスペシャルジョブヨクがサッポロビール千葉工場で開催された。ジョブヨクとは学生と大人がフラットな関係で「働くこと」、「生きること」について話し合うセッションである。
今回はジョブヨク開催100回目という記念すべき回になった。記念すべき100回目のジョブヨクのメインテーマは「欲」である。「欲」という広いテーマについて、3つのセッションで様々な角度から「欲」について考えてもらった。今回のジョブヨクはセッション前に「黒ラベルツアー」が開催され、緊張がほどけたのか和やかな空気でのスタートになった。
セッション1 「楽しみ」
セッション1では「楽しみの欲求」について取り上げた。「楽しみ」と言ってもこのセッションではその人の「あること」に対して「こうすればもっと盛り上がる、楽しみながら活動できるのでは?」という案を提案してもらった。少ない時間の中、私の予想とは違った提案があったりして私自身いい刺激を受けた。そして何よりこの最初のセッションで参加者の方々が笑顔で楽しそうにセッションに取り組んでくれたのが私自身ファシリテーターをしていてとてもうれしく、ジョブヨクの醍醐味を知ることができるいい機会だった。
セッション2 「自分らしさ」
セッション2では「自分らしさ」についてとりあげた。ここでの「自分らしさ」は「他人にずっと縛られない、自由でありたい」という欲で取り上げたのだが、私には思いつかないすごい話をしていたのが印象的だった。ジョブヨクに参加する人は皆「交流したい」という意思が強く感じられ、活発にディスカッションする姿を見て、「ジョブヨクらしい」ところを見れた。
セッション3 「愛」
セッション3では「人間関係」という意味での「愛」を取り上げた。セッション内で人間関係は広くなくてもいいが「人間関係の『深さ』を重視する【深さ派】、より多くの人と関わっていきたいとすし、人間関係の『広さ』を重視する【広さ派】に分かれてもらい、グループディスカッションを行った。普段話さない「人間関係」についてお互いの意見を聞き、自分とは違う意見を聞く良い機会になれたのではと感じた。私自身、ファシリテーターをしていてこの2つのグループをうまく分けられるか不安だったが、しっかりと分けることができたし、自分で気づけなかった意見を聞くことができるいい機会となった。
今回初めてファシリテーターとして企画、運営を先輩方に助けられながら頭を悩ませ、当日に臨んだがセッションも盛り上がり、セッション後の交流会で良い司会だった。といってもらい私たちも楽しみながら参加することができた。今回は「欲」という広いとらえ方がデできるテーマで、来場者の方々も当日まで何をするのか予想がつかなかったかと思うが、「欲」という普段深く考えないテーマについて細かく分析し、話し合う「ちょっと貴重な経験」になれたらと思う。
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