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語学で起業(3)僕が考える語学学習で重要なこと

語学で起業(3) 僕が考える語学学習で重要なこと
authored by 喜 洋洋株式会社Lang-8 代表取締役

  前回の記事からかなり間が空いてしまいましたがさて、今回は「語学学習」における大切な事を書いていこうと思います。

語学が身につくプロセスとは?

 僕は実際の語学留学の体験から、語学が中々身につかない時の一番の理由は「アウトプットが足りないから」と考えています。また、それとは逆に外国語が話せるようになる過程は下記の様な流れだと思っています。

1, 何か言いたい事がありその際に「そういえばこれ何て言うんだったっけ?」と頭の中で 疑問が生じる
2, 実際に話をしたりしてアウトプットしてみる
3, 自然な表現をネイティブスピーカーにフィードバックしてもらう(もしくはネイティブに よる自然な表現に多く触れる
4, 自分のものとして身につく

 要は実際に発信するタイミングにならないと頭の中で表現に対しての疑問が生じず、疑問が生じないとそもそも考える事もなく結果、覚える事も身に付ける事もできないのです。テキストや本などを読んでると「こんなの簡単だ」と思うのですが、実際いざ話そうとすると出てこなかったり、間違っていたりするんです。

 まずは表現に対し疑問を持つ事、そしてアウトプットする事が大切なんです。

語学が身に付くプロセスに沿った学習サービス

ネイティブの先生がテキスト、音声への添削を行っている

 表現に対しての疑問、そしてアウトプットが大切とお伝えさせて頂きましたが、僕自身も実際に先立って書いているような、伝えたい場面でフレーズが出てこなかったり正しい表現ができなかったりと苦い経験もあり、Lang-8 を作りました。

 それが外国語で文章を書き、ネイティブスピーカーに添削してもらうという仕組みです。伝えたい表現に対し、自分が書いた文章を添削してもらう事で非常に身に付きやすくなるのです。

 Lang-8ではユーザーさまから以下の様なご意見を多く頂いておりました。

・Lang-8は自分で書く内容を考えないといけないが、書くネタがあまりない場合などもあ るので自動で課題が出題されるようにしてほしい
・Lang-8は基本的には無料で添削してもらえるし、ネイティブスピーカーからの添削はと ても勉強になるので、お金を払ってでもプロの先生に添削してほしい

 これらユーザーさまからのご意見なども踏まえて出来たのが HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)です。

 HiNative Trekは、こちらが用意した実践的な英語の課題を平日に1日1問、毎日解いていくものです。毎日、英語での作文と発音の提出をします。するとこちらで採用した英語ネイティブの先生が文章と音声を丁寧に添削してくれます。この繰り返しによってひたすらアウトプットを鍛えるという仕組みで、ユーザーさまからはとても好評を頂けております。

 他にもポイントがあります。それは多くの語学学習にありがちな予約などは必要なく、チャットのようなUIでやりとりを行う為、使いやすく且つ好きな時間に進められるのもポイントとなっております。

実際に外の世界に触れてみる事の大切さ

 ここまでアウトプットの大切さを説く話ばかりをしてきてしまいましたが、もちろんインプットもとても重要です。ですが僕は、日本ではアウトプットの機会が少なく、アウトプットの練習 をしないと話せるようにはならないと考えています。

 アウトプットをしていて自分の中の表現の引き出しが少ないな、とか、もっとインプットが必要だと自然と感じるタイミングが来るのでそうなった時にインプットをやれば良いと考えています。自身の習得レベルに応じたタイミング毎に両方を行ったり来たりするのが良いかと思います。

 また、理想を言えば海外に留学に行く事をオススメします。海外に住めば嫌でも外国語で話す機会が出来るので、「頭に疑問が生じる」という事が頻繁に生じます。これが海外に住むと語学が習得しやすくなる一番の理由だと思います。

 何も高い学費を払って海外の語学学校に行く必要はなく、海外に住むだけでも話せるようになるチャンスはぐんと高まります。個人的には学校を休学してでも留学に行くメリットは大きいと考えており、実際に僕も学生時代に同級生と一年差がつくのは嫌だと思っていましたが、その後の語学の習得具合なども考えるとメリットは計り知れないものになるかと思います。

 また、よくありがちな考えで「目的が明白でないと留学に行ったら駄目」と言う生真面目な考えの方も多いのですが、そんな事はなく、外に行けば語学だけでなく文化や考え方など多くの事が学べ、全てが成長に繋がります。なので皆さんにお伝えした事は、難しい事考えずに取り敢えず行ってみるといいのではないでしょうか?。

 以上、取り留めのない話になりましたが3回に渡ってご覧頂いた皆様、有難うございました。