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ジョブヨク(65)ハッピーについて考える@上智大学

ジョブヨク(65) ハッピーについて考える@上智大学
authored by ジョブヨク

 2017年12月23日、上智大学にて上智大学ジョブヨク運営チームによってハッピーについて考えるジョブヨクが開催された。子供は1日に約400回笑うのに対し、大人はわずか15回だと言われている。2018年をハッピーにするために、自分にとっての ハッピーを考えることが今回のテーマだった。イベントでは学生と社会人がフラットな関係でテーマについて話し合った。

 まずはアイスブレイクから始まった。私は今回のジョブヨクが初参加だったが、自己紹介を交えたアイスブレイクのおかげで、すぐにその場の雰囲気に溶け込むことができた。「カタカナを使わずにサンタさんにお願いしたいものを発表する」というお題が出たのだが、これが相当難しかった。そういったアイスブレイクを通して、ほんのわずかな時間で、同じテーブルの仲間との間で笑顔が溢れた。

これまでの人生でポジティブな出来事は

 セッション1ではこれまでの人生でポジティブな出来事、例えば「楽しかったこと」や「青春だったこと」など、またネガティブな出来事、「悔しかったこと」「落ち込んだこと」などについて付箋に書き出し、模造紙に貼り付けてグループ内で発表した。シンキングタイムでは、ポジティブな出来事についてはたくさん書けたが、ネガティブな出来事については忘れようとしているからなのか、なかなか出てこなくて書けずにいる人もいた。多くの共感を呼ぶものから、「そんなことがあったのか」と興味をそそるようなものまで幅広く発表された。

 セッション2では前回の進行役だけが席にステイし、他のメンバーは他のテーブルへ移りグループ変えをした。今回は自分のこれまでの人生の「ハッピー年表」を書いて発表した。年表の中で1番低いところと高いところを中心に発表したのだが、各々で全く時期が違うのが興味深かった。低いところがずっと昔の人もいれば、つい最近だった人もいた。台湾から来た留学生の湖さんは、ハッピー度を人間関係を中心にして作っていて、その考え方が面白いなと感じた。このセッションで一番盛り上がったのが、「今」が一番ハッピーだと言う人がほとんどだったことだ。今こうしてハッピーについて考えているこの瞬間が一番幸せだという回答が多いことに感動したのを覚えている。

どんな時に幸せを感じるか

 セッション3でもグループ変えをし、新しい顔ぶれで新たにセッションを始めた。セッション3のテーマは「どんな時に幸せを感じるか」だった。これも付箋に思いつく限り各々で書いた後、グループ内で共有した。ジョブヨクの工藤さんの幸せを感じる瞬間がとても多かったのが印象的だった。趣味が丸わかりだというのが面白かった。また、「周りが笑顔でいることが自分の幸せだ」と言う人が多かったことに感心した。周りのことを考えられる素敵な方達が集まったと感じた。ちなみに私は「誰かと一緒にいる時」だった。これも私以外に何人か同じような回答をしていたのできっとみんなそうなのだと考えた。

 そして最後のセッション4では、自分の「ハッピーの定義」と「2018年こんなことをしてハッピーになる」の2つについて考えた。これまでのセッションを振り返って、じゃあ結局自分にとってのハッピーは何なのかを結論づけた。すぐに決まる人もいれば最後の1つを絞り出すことができずペンが進まない人もいた。書いた後は参加者全員で大きな円を作って全体発表をした。それぞれの定義と2018年の抱負を聞いている間、教室全体が笑顔で溢れかえっていたように思えた。イベントが始まる前と全体発表が終わった後で、参加者全員、明らかに笑顔になる回数が変わっていた。

笑顔やハッピーは連鎖していくもの

 このイベントに参加しなかったら、私はハッピーについて考えることはなかったかもしれない。少なくとも2017年はなかった。確かに、自分が1日の中でどれだけ笑ったかを数えたら、昔よりもうんと少ないと感じた。笑顔やハッピーは連鎖していくものだと考える。イベント内で誰かが笑顔になった時に、それを見て自然と笑顔になった自分がいたからだ。

きっと笑う瞬間が大人になって少なくなってしまうのは、笑顔を見る機会が減っているからなのかもしれない。自分が笑顔になれば周りも笑顔になるかもしれない、そういった可能性に気がついた日になった。このジョブヨクに参加してたくさんの交流をした1人1人がこの先のハッピーのために、これからの1日1日を大切に過ごすに違いない。