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工学系女子で行こう(5) 大きな機械で金属を加工 楽しい!

工学系女子で行こう(5)  大きな機械で金属を加工 楽しい!
authored by 東京理科大学.cpeg

 日経カレッジカフェをご覧のみなさん、こんにちは!「工学系女子応援プロジェクト.cpeg(ドット・シーペグ)」、機械工学科2年の李美里です。今回は私の所属する機械工学科についての紹介や、「工学部の機械工学科」を選ぶまでの経緯、現在の大学生活についてお話ししたいと思います。

もともとは美術系の大学志望

 私が大学でどんな勉強をしたいか真剣に考えはじめたのは、高校で進路希望調査がはじまったときでした。もともと工作や絵を描くことが大好きだったため、美術系の大学に行きたいとぼんやり考えていました。しかし、調査票が配られ、突然将来の進路が現実味を帯びてからは、他の選択肢も知らなければと思い、様々な学部、学科の説明会に足を運びました。

学科の友達とのクリスマス会(右から3番目が筆者)

 その中で出会ったのが工学部の機械工学科です。自分の好きなものづくりに関わることが学べるだけでなく、実験や実習で様々な実験機器、工作機械に触れられることにとても興味がわいたというのが大きな理由です。

 理系に進む女子、いわゆる「リケジョ」は、はじめからその分野に対する思い入れが強いというイメージを持つ方は多いでしょうが、実際に学科の女子と話をすると、私と同様に「機械工学科」で学ぶ分野にもとから詳しいわけではない子は多いように感じます。機械工学科は比較的就職の際の選択肢も幅広いといわれており、ものづくりに関われる学部・学科に行きたいと漠然と考えている子にとっても機械工学科は比較的なじみやすいのかもしれません。

たくさんの実験機器や工作機械に触れて

 では、実際に機械工学科ではどんなことを学ぶのか。1年生の間の講義は高校で習った物理や数学の延長線のような、基礎的な内容のものが多いです。しかし、高校の時と大きく違うのは実験や実習があること。たくさんの実験機器や工作機械に触れることができ、高校の教科書に載っていた物理実験を体験したり、大きな機械で金属を加工したりすることが本当に楽しいです。

 レポート課題は少し大変ですが、書き上げたときはこの上ないほどの達成感があります。はじめは書き方に慣れず戸惑うことだらけでしたが、余裕ができると少しずつ考察に力を入れられるようになり、夏休みを過ぎてからは毎回の返却時の講評が楽しみになっていたのを覚えています。

 また、2年生になってからは講義も専門的になり、より実験や実習とつながりのある内容のものが増えました。はじめは機械工学科で学ぶ分野に明るくなかった私ですが、実験や実習が楽しいと思って以降、学ぶことすべてが面白く、また興味深く感じるようになり、今は毎日講義を受けるのが楽しくて楽しくてしかたありません。

理科大葛飾キャンパスのきれいな図書館

落ち着いていて居心地がいい館内

 ではここで現在の私の学生生活について少しお話ししようと思います。工学部の機械工学科となるとやはり女子の数は少なく、私の在籍する2年生では約150人中10人ほどしかいません。私自身が人見知りだったこともあり、入学してから実感したこの男女比に悩んだ時期もありました。しかしそのぶん数少ない女子どうしで仲良くなり、実験や実習で同じ班になった人とも話すことで次第に慣れていくことができました。

 また、私の通う理科大の葛飾キャンパスはかなり新しいキャンパスで、設備が新しいだけでなく、図書館がとてもおしゃれで勉強がはかどります。図書館は私のお気に入りの場所の一つで、課題を提出した後に書斎スペースで休んだり、空き時間に寄って勉強をしたりしています(今も図書館で原稿を書いています)。

理系は忙しい?日曜日はサークルでリフレッシュ

 理系は忙しい、工学部は忙しい、機械工学科は忙しいとよく聞きますが、私としてはそこまでではないと思います。確かに必修科目が多く、1限から5限まで講義のある日もありますし、課題が出れば忙しくもなりますが、お昼休みに友達と大学付近を散歩したり、日曜日にはサークルに行ったり、暇なときにアルバイトをしたりとなんだかんだのんびりと充実した毎日を過ごせています。

所属するサイクリング同好会での写真

 機械工学科に入ってからというもの、自分の思っていた以上に学ぶことが面白くなり、これからも大学生のうちにたくさん学んでおきたいです。就職活動や大学院進学のことはまだ若干ぼんやりとしていて不安ではありますが、資格の取得や留学など興味のあるものはとりあえずなんでも取り組んでいこうと思っています。

 この記事で少しでも工学部や機械工学科のことを知って興味を持っていただけたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。