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【PR】大人たちが見る大学ブランドランキング2018研究力が高い大学ランキング

【PR】大人たちが見る大学ブランドランキング2018 研究力が高い大学ランキング
Text:伊藤敬太郎 Photo:平山 諭、勝尾 仁

 大人たちは全国各地の大学にどのようなブランドイメージを抱いているのだろうか? 『大学の約束』では、全国の20~59歳の社会人に対して、一斉調査を実施。「国際性」「研究力」「キャリア」「教育力」「地域貢献・スポーツ・文化」「経営力」「施設・設備」などの項目に関して、ランキングをまとめた。その結果から見えてくるものとは?

 京都大学は、伝統的に研究者育成に力を入れている大学であり、「研究力」総合トップは納得の結果。iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授をはじめとする学者のイメージも影響していそうだ。同大学は「研究に力を入れている」「企業との連携に力を入れている」の項目別でも共に1位となった。

 総合2位の東京大学は、世界の研究者に引用された卓越論文数で国内1位(米ラリベイト・アナリティクス社調べ)。イメージだけでなく、グローバルに通用する研究力の高さも実証されている。

 総合3位の筑波大学は、50代に絞って集計するとトップの評価。現在の茨城県つくば市に研究学園都市が建設されたのが1970年代。この世代には、当時のイメージも強いのかもしれない。

 なお、他業種と比べると、学術論文に触れる機会が多いと思われる医療・福祉業界従事者に絞った研究力ランキングでも、京都大学、東京大学が1位、2位だが、3位には東京理科大学がランクイン。


◇    ◇

グローバル企業との産学連携が多いことも研究力を評価する要素の一つ
専門家に聞く。組織としての「研究力」が高い大学を見きわめるには?

高谷 徹(たかや とおる)
株式会社三菱総合研究所 科学・安全事業本部産業イノベーション戦略グループ主席研究員。専門分野は産業政策・産業戦略、科学技術、人材開発。産官学連携に詳しい。

研究と教育の両立に課題

 一般の人たちが大学の「研究力」を判断する場合、研究成果がニュースで取り上げられるような大学や教授をまずイメージすることが多いのではないだろうか? しかし、大学の組織としての研究力は実はそういった面だけでは測ることができないと、三菱総合研究所の高谷徹氏は指摘する。

 「その大学にいる優秀な先生がたまたま個人として成果を出していることもありますからね。組織として継続的に研究成果を出すには、研究と教育に関する選択と集中が重要なのです」

 日本の大学の教員は、多くの場合、研究にも教育にも携わる。優秀な教員が授業をもち、学生と多く接することは、教育を受ける学生にとっては歓迎すべきこと。しかし、その分、研究に携わる時間が減れば、研究の進捗は滞ってしまう。わかりやすいトレードオフの関係が成立しているのだ。

論文数が一つの評価指標

森 卓也(もり たくや)
株式会社三菱総合研究所 ヘルスケア・ウェルネス事業本部 ヘルスケア・ウェルネス産業グループ 主席研究員。専門分野は産業政策・産業戦略、科学技術、人材開発、健康・医療・福祉。

 そのため、重要な研究に携わっている教員に関しては、教育や学内業務の負担を減らし、研究に専念させるというマネジメントに組織として取り組むことが必要となる。

 「学生も集めなければいけませんし、学部・教員間の平等が尊重される日本の大学では、予算や人員に関する大胆なポートフォリオを描くことはなかなか難しいのが現実。それでも、学外に研究拠点となる会社を設立するなどの新しい取り組みを進めている大学はあります」(同研究所/森卓也氏)

 このような組織的な研究力は、論文数や企業との共同研究の数などに結果として表れるので、これらの指標によってチェックすることができる。

基礎研究にも注目したい

 また、共同研究のなかでも、グローバル企業と長期にわたるプロジェクトを数多く進めている大学は、組織としての研究力に優れている可能性が高いと見ることができるという。

 「グローバル企業はマネジメントに優れた海外大学とも数多く連携しているので、組織としての大学を見る目がある。そこでの評価は大きい」(高谷氏)

 もうひとつ注意したいのは、ニュースになりやすい、すぐに実社会の役に立つ研究だけが大学の研究ではないということ。短期的には成果が表れにくい基礎研究にじっくり取り組んでいる大学も多く、実はそのような大学に産学連携のシーズが眠っている場合も多々あるからだ。

〈調査概要〉リクルートマーケティングパートナーズが2018年2月16 日(金)~ 27日(火)、20~59歳のビジネスパーソンを対象に全国の大学に関するブランドイメージ調査を実施(有効回答5009件)。イメージは「幅広い教養が身に付く」「社会で活躍するリーダーを多く輩出している」「積極的に広報活動を行っている」といった21の詳細項目を「教育力」「研究力」「国際性」「キャリア」「地域貢献・スポーツ・文化」「経営力」「施設・設備」の7つに分類した。

お知らせ
  日本経済新聞社は11月29日、「大学の約束 トップメッセージフォーラム2018」(リクルートマーケティングパートナーズ共催)を開催します。上智大学、中央大学、東海大学、東京都市大学、 武蔵野美術大学、早稲田大学のトップが集まり、"世界基準"の人材を育成する教育について、企業ゲストスピーカーと議論を交わします。企業の育成・採用部門担当者をはじめ、経営・マネジメント層、教育に関心持っている保護者層など、多くの方に聞いていただきたい内容です。

<プログラム>
大学の約束 トップメッセージフォーラム2018
日時:2018年11月29日(木)13:00~17:25(予定)
受講料:無料
場所:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F)

詳細・お申し込みはこちらから

スタディサプリ 大学の約束 2018ー2019

全国国公立・私立50校の今と未来を徹底取材。
グローバルや研究や独自の教育の魅力について紹介します。
総力特集は「大人たちが見る大学ブランドランキング2018」
出版 : リクルート
価格 : 紙 500円 / デジタル 120円 (税込み)

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