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【PR】大人たちが見る大学ブランドランキング2018教育力が高い大学ランキング

【PR】大人たちが見る大学ブランドランキング2018 教育力が高い大学ランキング
Text:伊藤敬太郎 Photo:平山 諭、勝尾 仁

 大人たちは全国各地の大学にどのようなブランドイメージを抱いているのだろうか? 『大学の約束』では、全国の20~59歳の社会人に対して、一斉調査を実施。「国際性」「研究力」「キャリア」「教育力」「地域貢献・スポーツ・文化」「経営力」「施設・設備」などの項目に関して、ランキングをまとめた。その結果から見えてくるものとは?

 東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった日本を代表する名門&難関大学が「教育力」総合ランキングの上位を占めた。20位までをみても、旧帝大が多数ランクインしているように、この分野では伝統的な大学の評価がそのまま反映されている印象だ。

 項目別ランキングでは、東京大学は「幅広い教養が身につく」「学力が高い」で1位。「有名な教授が多い」ランキングでは早稲田大学が1位となっている。

 総合ランキングと比較すると大きく顔ぶれが変わるのが「専門分野を深く学べる」ランキング。文字通り専門分野に特化した教育を提供する東京農業大学、多摩美術大学、電気通信大学、東京藝術大学などが上位にランクイン。上位10大学に総合大学は少ない。中央大学は法学教育のイメージが強いのだろう。

 20代に絞った「学力が高い」ランキングでは慶應義塾大学が1位。本調査全体を通して、慶應義塾大学は若手からの評価が高い傾向がある。




◇    ◇

学生が自分自身で主体的に学ぶ時間を増やすにはアトラクティブな教育が必要
専門家に聞く。今、大学に求められる「教育力」とは?

職場主義の教育は限界に

 今、大学の本質的な「教育力」がより問われるようになっている。その理由を、高等教育研究の第一人者である筑波大学大学研究センター特命教授の金子元久氏は次のように説明する。
「背景は2つあります。1つは企業側の問題ですね。これまでは、仕事に必要な教育は会社でやるという"職場主義"が浸透していましたから、大学で何を学んできたかはあまり問われなかった。しかし、今のように商品やサービスの多様化が進んでくると、既存のノウハウを伝える職場主義だけでは対応できなくなってきました。一人ひとりが何をやりたいかを自分で考えること、その多様性の中からイノベーションが生まれるという考え方を企業側もするようになっています。そうなると、大学時代に何を身につけてきたかということが重要になります」

大学教育の役割も変わった

金子元久(かねこ もとひさ)
筑波大学大学研究センター特命教授。東京大学名誉教授。高等教育研究を専門とする教育学者。中央教育審議会委員などを歴任。著書に『大学の教育力―何を教え、学ぶか』など。

 もう1つの理由は大学側にあると金子氏。
「これまでの大学教育は、特定の専門分野の知識を身につけさせることに主眼を置いていました。しかし、実際に大学で学んだ専門知識が職場でそのまま生かされるケースは少ない。むしろ、教育の場で養うべきなのは、幅広い視点をもって、さまざまな情報から自分の考えを組み立て、何をやりたいのかを主体的に探求できる力だという考え方が、日本だけでなく、先進各国で広がってきています」
では、そこで問われる大学の「教育力」とはどのようなものなのか? 逆説的にも聞こえるが、金子氏は前述の力を養うために重要なのは、授業やゼミに出席するだけでなく、学生が自分自身で学ぶことだと指摘する。

出席率と学習時間は無関係

 「授業やゼミは、学生の学ぶ意欲を喚起するきっかけとなるものです。私たちの調査では、授業にアトラクティブで双方向的な手法、例えば、レポートの添削であるとか、アクティブラーニングを取り入れることで、学生の学習時間が長くなることがわかっています。ちなみに授業への出席率と学習時間に相関関係はありませんでした。どのような授業をするか、その中身が大切なんです」
日々の教育を通して、学生の主体的に学ぶ意欲や姿勢を育むことこそ、これからの大学には必要となると金子氏。このよう教育改革、授業改革に大学全体で取り組んでいるかどうかが、今、大学の教育力を測るうえで、注目するべきポイントとなる。

〈調査概要〉リクルートマーケティングパートナーズが2018年2月16 日(金)~ 27日(火)、20~59歳のビジネスパーソンを対象に全国の大学に関するブランドイメージ調査を実施(有効回答5009件)。イメージは「幅広い教養が身に付く」「社会で活躍するリーダーを多く輩出している」「積極的に広報活動を行っている」といった21の詳細項目を「教育力」「研究力」「国際性」「キャリア」「地域貢献・スポーツ・文化」「経営力」「施設・設備」の7つに分類した。

お知らせ
  日本経済新聞社は11月29日、「大学の約束 トップメッセージフォーラム2018」(リクルートマーケティングパートナーズ共催)を開催します。上智大学、中央大学、東海大学、東京都市大学、 武蔵野美術大学、早稲田大学のトップが集まり、"世界基準"の人材を育成する教育について、企業ゲストスピーカーと議論を交わします。企業の育成・採用部門担当者をはじめ、経営・マネジメント層、教育に関心持っている保護者層など、多くの方に聞いていただきたい内容です。

<プログラム>
大学の約束 トップメッセージフォーラム2018
日時:2018年11月29日(木)13:00~17:25(予定)
受講料:無料
場所:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3F)

詳細・お申し込みはこちらから



スタディサプリ 大学の約束 2018ー2019

全国国公立・私立50校の今と未来を徹底取材。
グローバルや研究や独自の教育の魅力について紹介します。
総力特集は「大人たちが見る大学ブランドランキング2018」
出版 : リクルート
価格 : 紙 500円 / デジタル 120円 (税込み)

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