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【PR】「働くこと」を真剣に考えるセミナー(4)クラレ×学生 本音座談会
対話通じやりたいこと明確に

【PR】「働くこと」を真剣に考えるセミナー(4) クラレ×学生 本音座談会対話通じやりたいこと明確に

 多くの企業で内定式が終わり、2019年卒の就職活動が一区切りを迎えた10月中旬。新卒採用支援企業のサイシード(東京・新宿)は「『働くこと』を真剣に考えるセミナー」(日経カレッジカフェ協力)を都内で開催しました。 第1部のパネルディスカッションに続き、第3部では「働くこととは何か? やりがいとは?」をテーマに、参加企業の採用担当者と学生10人による座談会を開催。その模様を3回に分けてリポートします。最終回はクラレです。

■「業務の幅広い」と入社

 クラレは高機能樹脂や人工皮革などの独自開発に強みを持つ化学メーカーです。人事部採用・研修グループの鈴木孝生さんは冒頭の自己紹介で、入社のきっかけを「周囲の人と違うことをするのが好きな自分の性格に合っていた」と説明しました。事務系営業職での採用でしたが、同社であれば「取り組める業務の幅が広い」と考えて入社を決めたそうです。

自身の体験をもとに学生からの質問に答える鈴木さん

 親しみやすい自己紹介に触発されたのか、学生からは就職活動についての具体的な質問が相次ぎました。

 鈴木さんは「自分がやりたいこと」を明確していくプロセスの中で、何より大切なことに「人との対話」を挙げます。

 「人と話すことで、見えてくるものは多いです。私は学生時代、OB訪問で『結局、何がやりたいの』と問い詰められて困りました。でも、一生懸命に話しているうちに、自分の気持ちがだんだんはっきりしてくる感覚がありました」

 話し相手になってもらうのは、OB・OGに限らず、親でもキャリアセンターの担当者でもよいそうです。気持ちをアウトプットすることで、相手からフィードバックをもらい、また考えてアウトプットしてみる――。そんなやり取りを繰り返していくことが、自分を知る近道になるといいます。

 「社風を見極める上でも、説明会やインターンシップで『人』を見ることが大事」ともいいます。「その企業の掲げている理念と、社員のイメージがあっているか。例えば理念は『自由闊達』なのに、現場の社員は後ろ向きなことばかり言っている、という企業もあります」。鈴木さんの就活生時代の経験も踏まえたアドバイスに学生は大きくうなずいていました。

■面接は元気よく

 採用面接で重視されるポイントについて聞きたい、という質問もありました。鈴木さんは「元気よく受け答えすることが重要です」と応じます。理由は、事務系・技術系のいずれかにかかわらず、多くの人とコミュニケーションをしながら業務を進めていく能力が求められるから。「研究開発職であっても、一人で仕事が完結することはないと思います」と強調していました。

 また、本人がやりたいことが、同社の「主要な事業」とマッチしているかどうかにも注目するそうです。

 「なぜ素材メーカーなのか。なぜ当社なのか。具体的にどう考えて志望するに至ったのか、自信を持って受け答えができるように準備をしておいてください」

■仕事を楽しくする工夫

 座談会終盤では「働く上で大切にしていることはなんですか?」という質問も。鈴木さんは一言で「楽しく働くこと」と言い切りました。「仕事って、もちろん楽しいことばかりじゃない。でも、どんな業務でもなるべく前向きな気持ちで臨めるよう心がけています」

 地道な作業でも、時には同僚と雑談をしたり、必要に応じてディスカッションをしたりしながら「協力」していくこと。それが、ポジティブに仕事に取り組める秘訣なのだそう。採用で重視される要素がうかがえるだけでなく、明るい社風もにじみ出る座談会となりました。