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【PR】飛躍するセンコーグループ(2)次の100年見据え人材育成
センコーユニバーシティの挑戦

【PR】飛躍するセンコーグループ(2) 次の100年見据え人材育成センコーユニバーシティの挑戦

 センコーグループが次の100年を見据えた人材育成へ布石を打ち始めた。新たなビジネスを創造する人材の育成を目指す社内大学「センコーユニバーシティ」だ。物流の枠を超えて成長する同グループの競争力の源泉は人づくり。その秘密を追う連載の第2回は、若手・中堅社員を経営人材として戦略的に育てる挑戦に迫る。

■センコーユニバーシティ
センコーグループが創業100周年を迎えた2016年、次の100年を見据えた人材を育成するために設立した社内大学。経営人材、高度プロ人材、グローバル人材を育成する。経営人材学科3コース、高度プロフェッショナル人材学科1コース、グローバルマネジャー学科1コースの全5コースがある。現在1~3期生約70人(うち女性9人)が学ぶ。論文と面接で選考し、グループ内のすべての社員がチャレンジできる。
◇主なコースの目標
経営人材学科 事業革新コース:現状の事象から自らの構想スペースを拡張し、新たな成長戦略を描き実行できる人材の育成
経営人材学科 イントラプレナーコース:新たなビジネスを創り上げ競争優位を築くことができる人材の育成
経営人材学科 ジュニアボードコース:次世代経営者候補として、未来に向かって課題を創出し、合理的な解決策を構築し主体的に行動を起こす人材の育成
高度プロフェッショナル人材学科 物流チーフ課程:物流や既存の枠を超えて自らが解決しようとするテーマに必要なリソースを巻き込み、情熱を持って価値創造できる人材の育成
グローバルマネジャー学科・上級物流コース:グローバルマネジャーとして世界レベルで市場を洞察し開拓していく人材の育成


「成長の近道」社長目指す―――センコー・佐々木亮さん

佐々木亮氏(ささき・りょう) 2006年、センコー株式会社入社。現在、ケミカル物流営業本部メディカル物流営業部係長。センコーユニバーシティ経営人材学科ジュニアボードコース/イントラプレナーコース在籍。「イノベーションを起こし顧客を創造する」ことを追求。

 センコーユニバーシティ(ユニバ)の経営人材学科ジュニアボードコースの1期生です。現在はジュニアボードコースで3年目を迎えるとともに、新事業の構築プロセスを学ぶイントラプレナーコースにも在籍しています。

 ジュニアボードコースでは、リーダーシップや論理的思考力、企業戦略などを学びます。ここでは、ビジョンが大切であり、リーダーは失敗を恐れずに他社がマネできない選択をできる決断力が求められていることを学びました。

 いろいろと勉強していくと、「自分を成長させる一番の近道は社長になることじゃないか」と思うようになりました。それまで医療関連の物流営業を行っていて、センコーの現状の医療物流に対し、危機感を持ちました。変革を起こさなければ、センコーに未来は無いと感じています。会社を変えるには、その中にいる人間、すなわち自分が成長しなければならないという思いから、「社長になる」ことが最適だと本気で考えています。

 社長になるために何をすればよいか。まず考えたのがジュニアボードコース終了後に、大学のMBA (経営学修士)コースに通うことでした。いくつか説明会に足を運びました。しかし、そこで行われていたことは、ユニバでやっていることと違いがありませんでした。イントラプレナーコースは9力月間で起業するためのプログラムで、自分の目標にもぴったりあっていると思い、 2018年から2つのコースを掛け持ちすることにしました。

 イントラプレナーコースは、20代後半から50代まで、世代は異なるけれど「起業家になりたい」という強い熱意を持った人たちが集まります。授業はすべて起業に関連するもので、世の中にあるビジネスモデルや起業に至る着想の流れについて学びます。資金調達や新しいアイデアの生み出し方といったビジネスに必要な知識を網羅しています。それまで営業中心の仕事をしてきたため、銀行からの借り入れや株主との関係、資金繰りの方法などの授業は新鮮で、とても興味深いものでした。

 ただ、ユニバでいろいろなことを学べば学ぶほど、自分の知識のなさを思い知らされます。無力感とともに社長までの距離の遠さを実感するのです。しかし、だからこそ、成長しなければという思いが日に日に強くなっていくのです。起業は簡単でありませんが、ユニバでもがき苦しんだ経験が必ず将来につながると信じています。

 学生時代の私は目立たない、いわゆる「ビビリ」で、社長になる夢など考えたこともありませんでした。ユニバに入って、私は大きく変わりました。ユニバは夢の実現をサポートしてくれます。そこには、若手社員の「自分を成長させたい」「何かを変えていきたい」という思いを後押しするセンコーグループの姿勢があらわれています。

◇ ◇ ◇


自分の殻破り真のリーダーへ―――丸藤・高瀬麻里菜さん

高瀬麻里菜氏(たかせ・まりな) 2010年、株式会社丸藤入社。現在、日生協営業本部日生協営業課主任。センコーユニバーシティ経営人材学科ジュニアボードコース在籍。「今ある仕事だけに満足せず、新しいことにチャレンジする」がモットー。

 丸藤は生活協同組合様をメインの顧客とし、日用雑貨を販売している商社です。センコーグループの多様性を示す企業の1つだと思います。私は営業部に所属しており、衣料品を中心に担当しています。自社開発にも携わっており、女性ならではの視点や発想を意識して取り組んでいます。後輩たちをリードしていかなければならない立場になるにつれ、「自分が新しいことに取り組むことで、後輩社員が活躍できる場を広げたい。丸藤の外の世界を知り、学んだことを還元したい」と思うようになりました。そんなときに、ユニバが開設されることを聞き、手を挙げました。ジュニアボードの1期生です。

 ユニバでは問題発見・解決、リーダーシップなどを学ぶことができます。具体的な演習を通じて、問題の真因を割り出す手法やアイデアの出し方を学ぶことができ、職場に戻って応用できるような実践的なスキルが身につきました。また、自分のビジョンを明確に持つことの重要性を学びました。今までは何事もがむしゃらにこなせば成長は後から付いてくるものだと思っていました。しかし、ユニバを通して、常にビジョンを持ち、それに向けて失敗を繰り返すことで成長に繋がることを学び、意識が大きく変化しました。

 得られるのはこうしたスキルやマインドだけではありません。ユニバではセンコーグループ全体から集まった志の高い仲間と交流することができます。ジュニアボードコースは同年代で社内的な立場も同じような人が多く、お互いの悩みに共通点もあり、相談や情報交換ができました。授業の後にご飯を食べに行ったり、休みの日に集まって遊びに行ったりするなど、横のつながりが深まりました。それぞれが違う業界に関わっているので、ユニバに行っていなかったら出会えなかったでしょう。センコーグループ全体を知ることができ視野が広がったうえ、今後の仕事でつながっていけるメンバーに出会えたことも財産です。通常業務との両立に苦労し、課題を投げ出したくなるときもありましたが、こうしたときに手を差し伸べてくれたのも同期の仲間でした。

 丸藤の取引先である生活協同組合様の顧客が多いのが特徴です。それだけに、丸藤は女性の活躍の場が大きい会社です。若い女性だけでなくママさん社員が多くいます。子育て自体が母親視点の商品開発につながる点は、丸藤ならではの特徴です。出産や育児といった女性のいろいろなライフステージの経験がいかせます。そして、ユニバは自分のやりたいと思うことを突き詰めることができる場所です。ユニバでは原点に立ち返って目標を見つめ直すことができました。ユニバは私に大きな成長の機会を与えてくれたと思っています。


◇ ◇ ◇

自分の思いをビジネスに―――センコー商事・中村隆宏さん

中村隆宏氏(なかむら・たかひろ) 2014年、センコー商事株式会社入社。現在、新規事業開発部海外商品開発グループ主任。センコーユニバーシティ経営人材学科ジュニアボードコース在籍。「仕事が楽しくてワクワクする毎日を送る」ことを目指す。

 ジュニアボードコースに3期生として通い始めて半年経ちました。ここで痛感したことは、ビジネスではマーケティングや経営戦略といったスキルはもちろん、何を軸に仕事をするのか、誰のために仕事をするのかといった「ビジョン」を持つことがとても大事だということです。ジュニアボード1年目の主なテーマである担当業務の改善だけでなく、講師から他の企業の事例を聞き、一流のビジネスマンとしてのマインドセットを養っています。

 ユニバで学んだ知識を通して見ると、日常生活の中でもいろいろなことが見えてきます。休日にテーマパークのアトラクションに並んでいたら、目の前の男の子がスタッフのお姉さんに話しかけました。彼女が子供と同じ目線で話そうとしゃがみこんだとき、胸につけていたネームプレートが落ちました。でも、彼女は拾いもせず、男の子の相手をしています。私が気を利かせて拾って手渡すと、こちらを見ず、お礼も言わずに男の子に目線を合わせたまま、ネームプレートを受け取りました。彼女が私の方を向き、お礼を言ってくれたのはその男の子が去ってからです。これは、失礼なことでしょうか?答えはノーです。彼女は仕事に対し、ブレない優先順位を持っていて、自分の軸に従っただけです。そのことを、私なりに解釈できた時、私はとても感動しました。私はこのお姉さんのように、自分の軸を持って仕事ができているのだろうかと考えました。

 私は新規事業開発部に所属し、現在、主にロボットや無人搬送機の開発、マーケティングオートメーションツールを使用したマーケティング業務等を行っています。私にとっては、新しいことばかりでついていくのが必死の毎日です。

 そうした業務のなかで、問題発見・解決の手法、アイディアの出し方の実践、会議でのファシリテートやプレゼンなどユニバで学んだことを活用したいと考えています。しかし、授業で習ったことや考えたことを実際にやってみると全くできないことが多いです。こうしたときはまだ自分の理解が足りていないと実感します。学んだ知識を着実に実践できるよう日々努力しています。同時に、チームのメンバーとは、そうした知識を新しいビジネスにつなげようと試行錯誤しています。

 私は、日本らしさや伝統に関心があります。「古くて良いもの」「昔からあって、本当に価値のあるもの」は常に大事にしたいと考えています。そのため、ユニバで学んだ知識をいかし、そうした思いをビジネスとして形にできないかと模索しています。

 センコーグループには「なりたい自分になる」ことを後押しする制度が充実しています。ユニバはその1つです。自分のビジョンに向かって進みたい人と一緒に学び、日々悪戦苦闘しながら、自分のビジョンに少しずつ近づいていきたいと思います。