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【PR】大学の約束 グローバル社会で求められる人材育成
~トップメッセージフォーラム2018 Part2

【PR】大学の約束  グローバル社会で求められる人材育成~トップメッセージフォーラム2018 Part2

大学の個性を生かす改革と教育の実践が本格化

 グローバル化に伴い社会環境が急速に変化する現代。大学にも変化に対応する世界基準の人材を育てる教育が求められている。従来の価値観を超える人材をいかに輩出するか。改革に取り組む大学トップらが2018年11月29日、都内で活発に議論し「次代の教育」について考えた。

セッション1

次代に向けて──世界をキャンパスにした教育と大学の役割

基調講演:
リスクテイキングをカルチャーにしようOECD東京センター所長 村上 由美子氏

 地球規模のメガトレンドとして、今後、テクノロジー改革により仕事・社会が本質的に変化し、国際化がより進み、日本だけではなく世界中の高齢化が予想される。現在の日本を見ると、経済協力開発機構(OECD)37加盟国の生活水準と生産性の平均を下回っていて、生産性向上が喫緊の課題だ。また、技術革新による仕事の機械化や自動化で7%の仕事がなくなり、さらに20%強の仕事内容が大幅に変わり、合わせて全体の3割の仕事が影響を受ける。技術革新で自動化される仕事の多くは中程度のスキルの仕事だ。

 オープンプラットフォームで新しいビジネスモデルが現れることも同時に予想されるため、仕事の減少については私は悲観していない。デジタルテクノロジーを補完するような新たな職業も生まれるだろう。しかし他国人と比べて日本人はリスクを取りながら新しい技術を学ぼうとする気持ちが弱い。特許数は多く技術的にはOECDのトップクラスでありながら、製品化に結びついていない。サービス業など、イノベーションで急成長している企業もあるが、社会全体には拡散していない。つながりの弱い社会で、大きなビジネスチャンスが見逃されているのではないか。日本人の自己肯定力の低さ、世界貢献などの目標がない志の低さも問題だ。

 グローバルに活躍するリーダーに求められる資質は、多様な人々が和気あいあいと動ける環境を作れることだ。けんかや道草も認めるリーダーの組織のほうが、イノベーションが生まれやすい。技術革新で昨日学んだことがすぐ古くなるような社会では、それにくじけず技術をアップデートしていくマインドも求められる。グローバルなリーダー育成のためには、大学生が大学という環境でいかにリスクを取れるようになるかが重要だ。学生のうちに冒険してみることで、社会に出てからもリスクを取れるようになる。失敗してもそこから学び、経験をプラスにすることが重要だ。大学運営側にも同じようにリスクを恐れないマインドが求められる。リスクを取ることをカルチャーにすることが大事だ。

米国大学基準認証取得で世界標準の大学へ東海大学学長 山田 清志氏

 東海大学はグローバルという言葉を40年前から発信してきた。創立者がデンマークの教育による国づくりの歴史に啓発されたこともあり、北欧の大学との関係が深く、また冷戦時代から日露の大学間で交流も深めてきた。タイのモンクット王ラカバン工科大の学長も東海大出身者が多く高等教育の質向上に貢献してきた。中東産油国出身の留学生も増え、いまサウジアラビアからの留学生の4人に1人は東海大学の学生だ。

 また、ハワイには米国の短期大学士と日本、米国の大学への編入学により学士の両資格を取得できる2年制のハワイ東海インターナショナルカレッジもある。

 今後はNWCCU (米国北西部大学基準協会)に申請して米国のアクレディテーション(認証)を東海大学全体で取得することにより、世界標準の大学への大きなステップと考えている。 「QOLの向上」に資する大学として、教養教育を再度見直し、全国の7キャンパスを回遊する教育を導入することで、多様性を高め、グローバル社会で活躍できる人材を育てたい。

アジア、オセアニアの有力大学と提携したグローバル教育東京都市大学学長 三木 千壽氏

 東京都市大学は、武蔵工業大学と東横学園女子短期大学が統合し誕生した大学で、国際標準の大学への進化を目指している。目標は実践的専門力のある国際人の育成だ。具体的には「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」がある。1年次の準備教育で通常授業以外に200時間の英語学習を行い、2年次に約4カ月オーストラリアに留学するもので、帰国時にはTOEICを平均で100点以上上昇させる。その他にも約1カ月海外の企業で研修を受けるインターンシップや、入学時から英語力が高い学生向けの留学プログラムを用意した。

 2019年には、アジアとオセアニアの有力大学と組んで、2大学に1学期間ずつ学生を留学させる「アジア・大洋州5大学連合」を本格的に開始。サマーキャンプで問題解決型学習を実践したり、教員を5大学間で交換する計画もある。海外を経験した学生の成長は目覚ましく、学内できさくに声をかけてきたり学長室を訪ねて来るなど、マインドにも明らかな変化が見受けられる。

「創造的思考力」を重視した造形構想学部・研究科武蔵野美術大学学長 長澤 忠徳氏

 右脳型、左脳型という人間分類が一時はやったが、造形教育では言語を使わない脳を育てている。いかに自分の思考を図形化して表すかという「造形言語リテラシー」はまさにグローバルな表現能力であり、美術教育ではアクティブラーニングやデザイン思考も当たり前に行われてきた。そういった美術大学の強みを生かして、2019年には、新たに造形構想学部・研究科を開設し、同時に都心キャンパスも開設する。

 デザインやクリエイティブに興味関心があるが、実技試験があるために美大を諦めてしまう受験生は少なくない。そこで、新しいクリエイティブイノベーション学科ではあえて入試の実技試験を廃止し、文系・理系問わず学力を重視する方向へシフトした。伝統ある美術教育により、入学してから造形力を身につけさせることは可能で、そこで身につけた「創造的思考力」を発揮し、新時代に対応できる人材を育てていく。大学の理念は真に人間的自由に達するような美術教育。〝ムサビ流〞の方法論を世界に発信していきたい。

パネルセッション:ファシリテーター=木場 弘子氏(フリーキャスター、千葉大学客員教授)

忘れる力身につけて――村上氏
美大のノウハウ共有を――長澤氏
AI社会では教養教育が鍵――山田氏
国際標準への進化目指す――三木氏

木場 10年ほど前、教育再生懇談会で小学生の英語履修についての議論に参加した。英語はただのツールであって、違いを認める力が重要だと感じる。社会のあり方と教育はどのようにリンクすべきだろうか。

村上 グローバルという言葉が誤解されていると感じる。単に語学ができることではなく、違いを認め、いかに新しい価値を生み出していくかというマインドの問題だ。これだけ技術革新が進むと、既存の常識を否定し新しい考えを受け入れるアンラーニング、いかに持っている知識を忘れるかが問われる。成功体験がチャレンジの邪魔になるのではよくない。人工知能(AI)が発展すれば、人間ができることは再定義されるだろう。答えのない問題にどう対応するかが問われる。大学はどのように学生を育てていくのだろうか。

三木 それは難しい問題だ。世界の大学には国や人種、言語の壁はない。その中でどう能力を発揮するか。同一のテクノロジーが20年保たず、同じ企業が20年以上トップで居続けるのも困難な時代、4年間で何を身につけさせられるか考えたら、これまで通りの教育ではもうだめ。忘れる力とは自分のマインドと知識をアップグレードしていく力だと思うが、知識や技術だけを教えてもうまくいかないだろう。大学での教育・研究全体を通して身につけさせるものと考えている。

長澤 世界で活躍する人は日本に帰ってこなくなるが、グローバルな人材とは出て行ってしまった人ではなく世界を経験して戻ってきた人であってほしい。美大は言語ではないリテラシーを教える場で、それを学んだ学生たちは海外からの留学生などともすぐコミュニケーションが取れる。美大にはグローバル教育に使えるノウハウが多いのに、知られていないと感じる。

山田 1991年の大学設置基準の大綱化で教養学部が減少し、専門教育学部が増大した。しかしAIが専門知識を補完してくれる現在、AI時代をたくましく生き残るヒントとして特定の専門分野をこえた教養教育に立ち戻る必要があると思う。

木場 各大学のグローバルな人材育成の事例は。

長澤 グローバル・デザイン・イニシアチブ(GDI)という国際ワークショップを、各国の持ち回りで実施している。複数の国とやるのが大事で、どうすれば世界に伝えられるか見せ方を考え、カリキュラムやノウハウを輸出している。造形とは実行力だ。ビジネス、テクノロジー、ヒューマンバリューの領域を融合した学びでクリエイティブな解決策を導き出していく。新設する造形構想学部は市ケ谷キャンパスを拠点とするが、そこでは無印良品と組んで、商品開発やサービスのデザインも行う。世界をキャンパスにしたら生まれてきた発想だ。イノベーションとは技術ではなく意識の革新。困難にへこたれないのがリーダーの資質ではないか。

山田 東海大学は全国に7キャンパスあるが、学生と教員の割合は18対1。大きなユニバーシティーの中で、小さなカレッジのようなきめ細かい教育の実践に取り組んでいる。国際交流では、今年8月、本学が保有する船でウラジオストクへの研修航海を他大学の学生も乗船して実施した。日露の学生が8日間船内で共同生活を送る中で、学生同士の緊密度が増し大きな教育効果があった。どんな障害も一つひとつ乗り越えていけるガッツのある人材を育成していきたい。

三木 グローバル化とはサイバー・フィジカル化への対応だと思う。学習プログラムのデザインではアクティブラーニング、PBL(問題解決型学習)、反転授業などを用いて、学生に主体的に動く力を身につけさせる。ディプロマ・サプリメントというものを作って成長を見える化し、教育の質を保証する仕組みも用意している。国際標準への進化が目標だが、留学生率や英語教育などと言わなくなることがゴールと考えている。

村上 どの大学も自分の相対優位性は何か、ワン・アンド・オンリーを追求している。世界でやっていくとは世界と同質化することではない。各大学ともユニークなアプローチを探求していると感じる。

セッション2

"世界基準"リーダー輩出に向けた大学改革と社会との協働

基調講演:
世界で勝つために敏捷性や継続学習をpeople first代表取締役 八木 洋介氏

 先が読めず正解のない時代では軸と行動する勇気が鍵になる。デジタル時代だからこそ、人が生み出す価値が勝つための源泉になる。世界で優位に立つためには、新しいこと、創造的なことができるリーダーの育成が急務だ。今まで数多くの国籍の違う部下と仕事をしてきたが、幼少期の教育が人格形成に影響があると感じた。例えば日本人以外の多くは「一番になれ」「自分らしく」と教育されていた。日本人は「みんなと仲良く」「迷惑をかけない」「思いやり」など自分を抑えることが大事だと教育されてきている。これは日本人の良さでもあるが、グローバルの競争の場では自己主張する人に主導権を握られてしまう。自分を抑えることが習慣になると自分を持つ努力もしなくなる。

 リーダーは強さと良さを兼ね備え、自分を駆り立てる思いや価値観を持つことが大事だ。自分をリードして初めて組織や人をリードできるが、その際にはビジョンを示し、実現のための戦略を練り、人を巻き込むコミュニケーション力が求められる。またデジタル時代では継続学習も重要になる。さらに常識を疑い違和感を持って本質に迫る力も大事だ。今はパラダイムシフトが起こっているが、多くの企業が年功序列や終身雇用といった企業文化・伝統を捨てられない。現実に合わない伝統は見直すべきだ。また男は仕事、女は家庭といったようなアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)も捨てるべき。勝負に勝つには敏捷(びんしょう)性や機敏さも大事になる。正解がわからないからとじっとしていたら、確信まではなくても動こうとする人には勝てない。

 真のリーダーは希少価値であり、希少価値だからこそ活用し、活用によって育てることだ。研修の最も大切な役割は、継続して学習、努力することへの気づきを与えることだ。大学、企業が今すべきことは、自分の考えをもつ人材の育成だ。大学生には、専門的な知恵や基礎の習得、議論の術を身につけることを学んでほしい。最も重要なのは学ぶことの大切さを学ぶこと。勝つためには学び続けることが大事になる。

変革の時代に求められる国際通用性・創造性を育成上智大学学長 曄道(てるみち) 佳明氏

 上智大学は西洋と東洋をつなぐ役割を担う大学として創設された。創立100周年の翌年の2014年には文科省のスーパーグローバル大学に選定された。グローバル化推進本部を中心にグローバル教育センター開設や海外ハブ拠点設置、総合グローバル学部開設等に取り組んでいる。

 また個性の深化を追求する「ソフィア20―20―20」を掲げ、20年後の社会を展望しつつ20年までに達成すべき20の項目を設けた。コンセプトのキーワードはソフィアミッション、グローバルキャンパス、ワンキャンパス、次世代社会だ。 

 社会は、個人・組織が学び続け、倫理・価値が変わる時代に入った。変革の時代には「智」の再考が重要であり、国際通用性、創造性を発揮する教養が大事になる。ワンキャンパスの環境で複合知を学ぶ体制を構築し、専門と教養の有機的な連携も行っている。キャンパスでは多様性に対応しハラルフード食堂やムスリムの祈りの場などを設置。また日本とは環境の異なる途上国での実践型プログラムも実施している。

世界基準の国際経営学部、国際情報学部を新設 中央大学学長 福原 紀彦氏

 中央大学は、超スマート社会におけるグローバルユニバーシティーを目標に、研究・教育における異分野融合のイノベーション、新しい価値を創造する人材やプロフェッショナル育成等に取り組んでいる。

 「Chuo Vision 2025」では教育組織の改編・創設、キャンパス整備、グローバル戦略、スポーツ振興事業を基本方針としている。グローバルな視野と実地応用の力を備え、人類の福祉に貢献する人材の育成に取り組んでおり、GO GLOBALの掛け声は中央大を世界へのゲートウエイにするという狙いがある。2019年には世界基準の国際経営学部と国際情報学部を新設し、新しい伝統の構築を目指す。さらにグローバル・コンピテンシー養成、世界基準の研究にも注力。比較法文化プロジェクト、災害適応科学プラットフォーム開発プロジェクトは文科省私立大学研究ブランディング事業に2年連続採択された。創立70周年を迎えた日本比較法研究所は大学の枠を超えた日本の比較法研究の拠点として社会貢献している。

たくましい知性としなやかな感性の育成早稲田大学総長 田中 愛治氏

 早稲田大学では年間約7500人の外国人学生が学び、年間5400人を海外に送り出している。自分より優れた教職員を採用し、自分を超えるような学生を育成し続けなければ世界と戦うことはできない。

 早稲田の教育は、答えのない問題に挑戦する「たくましい知性」と、異なる性別、国籍、言語、宗教、信条、価値観を持つ人々に敬意をもって接し理解する「しなやかな感性」の育成が軸になる。研究分野では学生に体系的な教育を提供。さらに世界の実力のある研究者が早稲田に集まり共同研究を行い、優れた学生と優秀な若手研究者を育て世界に羽ばたいてもらうことを掲げている。

 教育面では基盤教育の整備、教養教育のさらなる充実を図る。例えば日本語が母語の学生には論理的文章作成、英語においては発話とアカデミック・ライティングの教育を行う。リーダー育成ではフィールドワークやアクティブラーニングを導入。限られた学生ではなく全ての学生をグローバルリーダーにするための教育に取り組んでいる。

パネルセッション:

軸を見つける材料提供が役割――曄道氏
仮説を立て議論する能力を――田中氏
AI時代は法律家の資質も変化――福原氏
覚悟が持てるリーダーを育成――八木氏

――各大学の取り組み、基調講演への感想を聞きたい。

八木 グローバル化の取り組みと人材育成に対する大学の本気を感じ、日本企業への叱咤(しった)激励と受け止めた。

曄道 自己主張という言葉は日本ではネガティブに受け取られるが、主張しなければ国際社会では相手にされない。大学には自身の存在や意見を主張するための軸を作る役目がある。

福原 大学を出て企業へ入るという流れ作業的な関係ではグローバル化は進まない。企業と大学がウィンウィンになる関係構築が大事になる。企業側も現在の大学の姿をしっかりと見て大学との協働関係を深めてほしい。

田中 高度経済成長期は米国に追いつくという明確な目標があったが1980年代に科学技術面で米国に追いつき、貿易でも勝ったことで目標を失った。さらにバブルが崩壊し答えのない世界に入った。入試で答えのある問題を出し続けている大学にも問題がある。今の時代は自分で仮説を立て検証する力が必要になる。企業側も今の大学の姿を見てほしい。企業と大学、双方のコミュニケーションが大事になる。

――グローバル化、AI時代の社会と教育の役割は何か。

八木 グローバル時代に必要なのは、自分の考えをしっかり持ちインパクトのある形でリーダーシップを発揮できる人材だ。海外にいても決断は本社任せでは真のグローバル人材とは言えない。どのような資質がグローバルなのかをしっかり考えて育てていく必要がある。

 AIに代表されるテクノロジーの時代には何が起こるかわからない。正解がない時代には仮説・検証しながら前に向く力、学び続ける力が重要になる。

福原 コミュニケーション能力だけでなく伝えたいものを持つことが大事。多様な社会では他者との違いに気づく人材の育成がグローバル化の原点である。社会構造は組織との協調重視から個の力が求められる時代に変わった。個の力を引き出す環境の提供も必要だ。AI時代では過去の判例だけを見て解決する法律家は不要になる。本学ではAI時代の法律家の資質について科学的に分析する研究も進めていきたい。

田中 異なる価値観に触れることがグローバル化と考える。例えば英語学位プログラムの留学生と日本人学生との交流や、海外に住み外から日本を見ることも大事。AIは大量のデータを分析できるが人類が未経験のことを類推する能力はない。今後は想像力のある人材が必要になる。

曄道 社会で信頼を得られる人間がグローバル人材と言えるが、定義は社会変化に伴って変わる。AIは活用しても託す社会であってはならない。今後は信念を持つ人間が社会で信頼を得ていく。大学での人材育成の基本は専門軸を作ることだが、学び続ける時代には軸も変化する。信念という軸と専門軸のバランスが大事であり、軸を見つける材料の提供が大学の役割と考える。

――世界基準のリーダー輩出に必要な改革は何か。

八木 グローバル社会では議論の際に誰かが覚悟を決め責任を取り決定することが必要だ。リーダーにはこの覚悟が大事になる。AI社会の大学教育では創造力の育成、科学と哲学の融合も必要。企業や他大学との連携について意見を聞きたい。

曄道 科学・哲学は概念から考え直す時代にきている。企業との連携では2020年度から社会人向けプログラムを開始する。社会人から大学が学べる場にもしていきたい。

福原 他大学の連携の例としては5大学の教授とゼミ生が夏休みにセミナーハウスに集まりディベートを行っている。企業連携では中央大学研究開発機構が企業等の外部資金を活用し共同研究を行っている。

田中 リーダー育成にはプロジェクトでの体験も必要。理工系では企業との連携が盛んだが文系は弱い。企業側も文系学生にはコミュニケーション力と熱意しか求めない傾向がある。

八木 経営上の課題や問題解決例など大学のゼミに出向いて話すことは可能だ。ビジネスを目指す学生
に経営の面白さを聞く機会を設けてほしい。

田中 学生が企業に出向き企画を提案する取り組みも行っている。企業人と真剣に議論する経験が糧になる。

福原 本学ではビジネスコンテスト等の学生起点の実践も試みている。

曄道 学ぶ専門性と仕事の専門性に境界はなくすべき。今後は産学の新しい連携の形も出てくるだろう。