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挨拶はインスタでさらっと一括で~自分似アバターや盛り盛り自撮りで演出

私たちのリアル(31)

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NIKKEI STYLE

2019年になりました。平成から新元号に変わる節目の年、気になる大学生のコミュニケーションに変化は生まれるのでしょうか?! 今年も年始の挨拶から大学生リアルのご紹介です。

リアクションしてくれたら律儀にコメント送信

大学生の間では、年末年始などあらたまった挨拶は、昨年に引き続きインスタでbestnine(その年に最もいいね!された9枚の写真を1枚にまとめたもの)などを使った投稿やストーリーで一年を振り返り、挨拶はサラッと一括で済ませるのが定着していました。インスタは、若者にとって最も身近で一番使うSNS、顔見知り程度でもフォローしやすい「友達が一番沢山いる'場'」ですから当然かもしれませんね。

面白いなと思ったのは、"ストーリーにリアクションくれたら一言コメント送ります" というのが流行っていたということ。これってインスタ世代のフレーズだなと感じます。反応してくれたらちゃんとお返しする礼儀は忘れません。一人一人個人的に挨拶するのは面倒くさい!が本音とはいえ、リアクションしてくれたら嬉しいから律儀に返信。但し、「反応がありすぎて返信が大変になるとソッコー削除する」というオチ付きです。

個人的に関係性が少し密な相手、昔なら年賀状を送り合うような人たちとはLINEで挨拶もあります。幼馴染みや、仲が良かった中学・高校のグループ、バイト先、また普段から連絡をとっている特別仲の良い人たちです。ただ、LINEをやり取りしているついでに「あけおめ」と送る程度、簡易的で、お正月スタンプも去年購入したものを使いまわしたという人が多く、改めてあけおめのやり取りをしなくなり、LINEでの挨拶は相当トーンダウンしています。年賀状に至っては、1枚も送っていないし、届いてもいないという人が年々増えています。

自分似アバター作成アプリが人気

さて、安定のインスタ挨拶の中には、昨年10月~12月頃にJK・JDを中心に流行ったアプリ「ZEPETO」を使った投稿画像も多くみられました。「ZEPETO」は自分と似ているアバターを作り、着せ替えやポーズをとらせて遊ぶアプリ。アバターは自分の顔写真を撮って作成しますが、髪型や髪色、顔の輪郭や肌色、目のサイズや眉など細かい部分はいつでもカスタマイズでき、服装やインテリアも自分好みにアレンジ可能です。

流行った理由は、実際の自分より'盛れて'作れることがポイントのようです。「アバターなので、特徴を掴んでいれば、盛れすぎていても誰も文句を言わない。盛れていることを楽しむアプリだから!」というように、リアルではなかなかできないけど、ZEPETOならバーチャルの世界なので、理想の自分を好き勝手に作れるし、雰囲気を変えて違うキャラの自分を演出するのも自由自在で、「アバターを使って、自撮りしている感覚を楽しんでいる」と、火がついたようです。

自分だけでなく友達や家族がZEPETOをやっていたら、一緒にいなくてもアバターで集合画像もできます。その他ZEPETOのポーズで実際に同じポージングをして写真やプリクラを撮ったり、ZEPETO画像にSNOWフィルターをかけて更に盛ったり、、遊び方は様々あり、日常+アルファを求めるインスタユーザーの遊び心をくすぐったのかもしれません。

盛り願望は尽きることなく

盛り願望は尽きることなく、アバターでひとしきり遊んだあとは、昨年10月にリリースされたナチュラルに盛りまくるカメラアプリ「SODA」もオススメされました。肌質、顔の輪郭、目、鼻と4つのパーツごとに自分好みに手動で修正可能。操作も簡単で、修正しているパーツと他のパーツがアンバランスにならないように、微妙な修正は自動でやってくれます。自分で試してみると盛れ過ぎは罪というより、もはやギャグと思えるほどの変わりっぷりでしたが、今は、若い人の好みの'可愛い顔'は皆共通していて、アプリを使った写真をみれば一目瞭然でわかります。

みんなが目指す'可愛い顔'をしっかり熟知し、アップデートを続けるSNOWやSnapchatはいまだ人気があります。よく自撮りをする人なら男女ともに盛るのが当たり前なので、必ず何らかのカメラアプリや写真加工アプリを使うのが常識になっています。

アップデート世代は流行スパンが短いだけに、アプリ系は紹介するタイミングが難しいのですが、「ZEPETO」や「SODA」をまだ使ったことがない方は是非試してみてください。流行るものは何でも試して新感覚を体験してみるのが一番、そして次はどんな新しいワクワクが生まれるか楽しみです。

中村泰子(なかむら・やすこ)
 ブームプランニング社長。山口県出身。1986年に企画集団「スキャットクラブ・オブ・ジャパン」を発足、女子高生ビジネスを立ち上げる。88年、株式会社ブームプランニングを設立し、女子高生を中心としたマーケティングやセールスプロモーションを展開。現在、未就学児から小・中・高生、大学生、OL、主婦、シニア層まで全国1万人以上ネットワークを広げ、様々な業種で企業の商品開発にかかわる。活動に関係した女子高生は10万人。著書に『「ウチら」と「オソロ」の世代 東京・女子高生の素顔と行動』など。

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