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採用最前線2016 人事担当者に聞く(6)住友林業「本気になれるか」見極め

採用最前線2016 人事担当者に聞く(6) 住友林業「本気になれるか」見極め
authored by 日経産業新聞「採用最前線2016」

 2016年春の入社に向けた新卒採用活動が本格的にスタートした。主要企業は入社希望者に何を求めているのか。今回は住友林業の人事部長、檜垣隆久氏に採用戦略を聞いた。

 ――2016年春入社の採用計画を教えてください。

 「住宅営業、建築技術、業務企画の3職種を合わせた新卒で15年春並み(147人)を想定している。経団連の指針で16年春採用から面接など選考の解禁時期が大学4年の4月から8月に後ずれする。リクルーターを通じて学生と早めに接点を持ち、説明する機会が増えるだろう」

 「既卒も数十人単位で採用したい。人数の少ない30歳代などを補充する狙いで、弁護士や会計士など資格保有者も積極的に採用する」

 ――求める人材は。

 「ひと言でいうと、本気になれる人だ。採用サイトでは『心の強い、気持ちいい人』と言っているが、困難から逃げずに本気で目標のためにがんばれる意志の強さと、思いやりのある人材だ」

住友林業の人事部長・檜垣隆久氏

 ――選考での留意点は。

 「面接で崇高なエピソードは求めない。アルバイトでもいいので、自分の役割のなかで本気になって何かを達成した話について、なぜそう考え行動したのかを聞きたい。自分の強みを『○○力』と表現する人が増えたが、格好付けずに自分の言葉で語ってほしい」

 「グループ討議では論理的に数字を示す人も、感情に訴える人もいる。いずれでもいいが、きちんと相手とコミュニケーションが取れているかや反応のよさなどを見る」