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「自分の選択を正解にすればいい」
日経カレッジカフェオープン記念
【イベントリポート】

 日本経済新聞社の学生向け情報サイト「日経カレッジカフェ」は3月31日、「渋谷ヒカリエ」(東京・渋谷)でサイトのグランドオープンを記念したイベントを開催した。「『働く』という冒険~for unprogrammed life」と銘打ち、討論会やパネルディスカッション、雑誌「CanCam」専属モデルの坂田梨香子さんを招いてのトークショーなど多彩な内容。都内を中心とした約350人の大学生が参加し、最後まで熱心に聞き入った。

「失敗を恐れて、何もしないことが問題なんだ」

「留学したら100人の友人を作ろう」と語る船橋氏(写真右)と「失敗は必要だ」と強調する斎藤氏(写真中)

 午後2時に始まった第1部は「失敗を恐れるな~挑戦する学生になるために」というテーマの討論会。米国生まれの起業家、斎藤ウィリアム浩幸氏と、元商社マンで文部科学省トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクターの船橋力氏に2人の大学生も加わって、失敗からの学びや留学の価値などを語り合った。

 斎藤氏は大学生へのアドバイスとして、「成功の逆が失敗ではなく、何もしないことが問題」「失敗はよくあることで必要なこと」と挑戦する姿勢の大切さを強調した。2020年までに日本人留学生の数を倍増するプロジェクトを進める船橋氏は、「就活前に進路で悩んでいたら、卒業が1年遅れても留学して、違った世界に触れてみるべきだ」と呼びかけた。

「トビタテ!留学JAPAN」で留学した滝澤君(写真左)と高島さん

 大学生の滝澤柾志君(明治大学)と高島優花さん(中央大学)は船橋氏のプロジェクトで留学した1期生。米サンフランシスコでインターンシップを受けた滝澤君は受け入れ企業から「お前は何ができる、なぜここに来た」と問いかけられ、改めて自分のアイデンティティーを考えたという。フィリピンに行った高島さんは「留学してやりたいことが逆に分からなくなった。就活を通じて本当に納得できるものをみつけたい」と本音を語った。

「やりがいを感じる仕事に出会ってください」

 続く第2部はスペシャルトークショー。前半の「がんばる就活女子にエール送ります!」ではモデルの坂田梨香子さんが春らしい花柄のスカート姿で登場、舞台は一気に華やかに。三菱自動車とスマホ向け広告会社CyberZの若手女子社員や「CanCam」編集部のライターとともに、社会人の先輩としての心構えを伝えた。「胸を張ってやりがいを感じられる仕事に出会ってください!」という坂田さんの温かい言葉に、うなずく女子学生も多かった。

坂田梨香子さん(左から2人目)が参加したCanCamスペシャルトーク

 後半では協賛企業のライオンから「お洗濯マイスター」の称号をもつ山縣義文さんが登壇し、就活で好印象をもたらすリクルートスタイルを解説した。綿シャツの目立つ汚れは前処理して脱水は短めに、スーツは着用じわを取るためにしわ取り消臭スプレーをしっとりする程度にかけるといった実用的なアドバイス。会場内のライオンブースではこのしわ取りスプレーの配布もあった。

会場内のライオンブースには着ぐるみも登場

「仕事選びに正解はない。自分の選択を正解にしよう」

 イベントのトリとなる第3部は「働くこと、就活とは」をテーマにしたパネルディスカッション。サイバーエージェントの曽山哲人・執行役員人事本部長と日経BPヒット総合研究所の麓幸子所長が、就活や仕事選びのポイントについて持論をぶつけ合った。元「日経ウーマン」編集長の麓氏は2人の子どもが就活で苦闘した姿を間近で見た経験を踏まえ、「今の若者は自らに枠をはめて自分を低く考えている。人生には想定外のことばかり起こるのだから、広い視野で企業を選んで欲しい」と語った。

麓氏は2人の我が子の就活を応援した

 「クリエイティブ人事」など採用関係の著書をもつ曽山氏は社会に出て活躍する大学生の資質として、①決断経験があること、②自分の意思を明確に表明できること、③大きな目標を持っていること―の3つを挙げ、「仕事や会社選びに正解はない。自分で選んだならそれを正解にしよう。自分で会社の業績をよくすればいいじゃないか」と訴えた。2人の熱い思いが伝わったのか、場内では必死にメモを取るスーツ姿の学生が目に付いた。

曽山氏は「デカイことや夢を語れる人は魅力がある」と言う

【参加者の声から】
「就活が迫っているので雰囲気を知りたくて参加しました。同じ就活生が壇上で堂々と話しているのがすごい。自分のことを発信する力を伸ばすことが必要と感じました」

(実践女子大学 新井淑乃さん)

「企業の説明会には行っていますが、そもそも働くということがどういうことなのか分からずにいました。そのヒントをもらえた気がします。早く就職先を決めて短期でも留学がしたいです」

(駒澤大学 深水菜津実さん)

「まだやりたいことが分からないので、いろいろな話が聞けてよかったです。自分らしさを持つことの大事さを知りました」

(拓殖大学 関口遼君)

「第2部の私たちに一番近い若手女子社員の話が参考になった。活躍している方はみな向上心があるんですね。私もそんな方たちのように成長したいです」

(日本女子体育大学 岸田マヤさん)