日本経済新聞 関連サイト

OK
[ career-働き方 ]

卒業までにやっておくべきこと(4)大和証券の水村茉菜さん
「経済の勉強を。仲間も大切に」

authored by 日経カレッジカフェ取材班
卒業までにやっておくべきこと(4) 大和証券の水村茉菜さん「経済の勉強を。仲間も大切に」

 就職戦線を乗り切って内定を勝ち取った学生の皆さんに、先輩社員からのメッセージをお届けします。テーマは「残された学生生活を有意義に過ごすために、いま何をすればいいのか」。今回、語っていただくのは、大和証券の水村茉菜さん(26)です。

支店でコンサル営業

――水村さんの現在の業務内容を教えてください。

「大和証券の吉祥寺支店(東京都武蔵野市)でコンサルタント営業を担当しています。個人の富裕層や未上場企業を対象に、金融資産について幅広く提案したり、アフターフォローしたりする仕事です。金融商品といっても株から投資信託、保険、銀行預金まで様々ですね。お客様の要望も、運用内容の見直しから、相続、事業承継まで実に多様です」

「入社1年目は主に、新規の顧客開拓に取り組みました。2年目以降は、先輩から引き継いだお客様の相手をするようになります。いずれにしても、若手は自由に働かせてもらえますね」

「エリア総合職」に着目

水村茉菜さん(みずむら・まあな) 大和証券 吉祥寺支店 資産コンサルタント課主任。1989年生まれ。2012年早稲田大学商学部卒、大和証券に入社。入社以来、吉祥寺支店に勤務している。休日はテニスや旅行のほか、ゴルフも楽しむ

――そもそも証券業界を志望した理由は?

「金融業界に興味がありました。そのなかでも、貯蓄から投資へという流れから、市場が伸びると思って証券会社を志望しました」

――たくさんある証券会社のなかで、大和証券に入ったのはなぜですか?

「転居を伴わない『エリア総合職』という採用方法があるからです。私は首都圏出身で、社会人になっても首都圏にいたいと思いました。しかも、大和証券のエリア総合職の場合、キャリア、仕事内容、昇格のいずれの面でも、転勤を伴う『総合職』と同じなのです」

貯蓄から投資へという流れのなかで証券会社に注目した

「さらに、会社説明会などで、女性の先輩社員たちに会わせてもらって、じっくりお話をする機会をもらえました。自分がなりたいと思えるような先輩社員がいたので、ここに入社しようと思えました」

信頼されることが喜びに

――水村さんが仕事をしていて、嬉しいと感じるのはどんな時でしょうか?

「大きな資金を預けてもらえたり、取引を新規に始めてもらえたりした時ですね。自分を『信頼してもらえた』と感じるからです。この仕事は、大手企業をリタイアした元幹部など経験豊富な方々に、名刺1枚でお会いできるのが魅力です」

金融の世界に進むなら、経済や金融の勉強はやっておこう

――逆につらいことは?

「入社1年目に新規開拓がうまくいかなかった時はつらかったですね。その時は、同期や上司からいろいろなアドバイスをもらって乗り越えました。やっぱり人間関係は大切ですね」

経済を学ぼう、プライベートも大切に

――学生時代、内定をもらってから卒業までの間に取り組んだことを教えてください。

「まず、証券外務員の資格をとりました。これは、1~2カ月はみっちり勉強する必要があります。あわせて経済や金融の知識をつけた方がよいと思って、関連する本をよく読みました。大学でも証券業、経済などの講義を受講しました。あとはイタリアや米国などを旅行し、いろんな所をみてまわりましたね」

休日はテニスやゴルフを楽しんでいる

――いまの学生さんたちにメッセージをお願いします。

「金融関連への就職を選ぶなら、経済の知識は不可欠です。リーマンショックからアベノミクスまで、世の中の流れをおさえておくことが大切ですね。知れば知るほど、経済に興味がわくものです。私は入社後も支店長から、読むべき本を教えてもらって勉強しました」

「プライベートを充実させることにも気を配ったほうがいいですね。私は学生時代、テニスサークルに所属し、大学4年の最後まで、団体戦に出場したりしていました。いまも、学生時代のつながりを維持していて、サークルの仲間やクラスの同級生などとはちょくちょく会っています。こういったことがモチベーションの維持や向上に役立つものです」

「ちなみに、いまは会社のテニス部に所属しています。部員は100人くらいいて、そのうち30~40人がアクティブに活動しています。月に1度、練習があり、首都圏のテニスコートで汗を流しています。このように、人と人とのつながりは、仕事でもプライベートでも大切にしたいですね」

(聞き手は村山浩一)

連載【卒業までにやっておくべきこと】
(1)全日空の財津弘彬さん「英語学習と生活リズム維持を」
(2)大和ハウスの康乗佐知さん「幅広く資格や体験を」
(3)サントリーの中村曜子さん「"お客さん"を観察しよう」
(4)大和証券の水村茉菜さん「経済の勉強を。仲間も大切に」
(5)大塚製薬の大竹悠さん「ボランティア、いまに生きる」
(6)JTBの田中奈津子さん 「5回の卒業旅行で学ぶ」
(7)NTTデータの八巻絵美さん 「勉強会や交流会に参加」
(8)トヨタ自動車の田宮幸恵さん 「異文化と触れ合おう」
(9)日本航空の村杉汐音さん 「大学の授業を大切にしよう」
(10) 三井物産の中岡壮史郎さん 「目標を立ててクリア」を繰り返せ
(11)楽天の戸田雅子さん 「社会人と話す機会を作ろう!」
(12)東京海上日動の森山大志さん「内定後もOBを訪問」

「日経College Cafe」のお勧め記事はこちら>>