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ジョブヨク(7)時間の価値って何?
活動リポート@首都大学東京

ジョブヨク(7) 時間の価値って何?活動リポート@首都大学東京
authored by ジョブヨク

 2015年8月8日、この日は八王子市南大沢で連日の猛暑にも負けない、熱いジョブヨクが開催された。前回同様、首都大学東京の教室が使用できないために、八王子市の南大沢文化会館の研修室を使用してのジョブヨク開催だった。

 首都大学東京のジョブヨク企画運営チーム4名が主催した今回のジョブヨクのテーマは「『時間』って?」。開始時刻になり、ファシリテーターの荒井さんからセッション時の諸注意、本日のセッションのテーマ等の説明があり、最後にジョブヨクを卒論の研究テーマにしている青山学院大学の早坂ちかのさんから、事前・事後のアンケートの記入のお願いがあった。

 この青山学院大学のジョブヨクの研究は、心理学のゼミ、香川先生指導のもと、昨年4年生だった黒田素誉奈さんが「社会人と学生が対話をするジョブヨクの実践と参加者の意識変化の調査」という卒業論文を執筆。その研究を今年も同じゼミの後輩の中谷結衣さんと早坂ちかのさんの卒業研究として継続している。彼女たちの卒業論文が楽しみ。

 セッションが始まると、場の雰囲気をなごやかにするためのアイスブレーク。「私の至福な時間」というテーマについて、大人も学生も和気あいあいとした雰囲気の中、おしゃべりが活発になった。みんなの笑顔がほんとうに楽しそうなのが印象的だった。

時間についての認識は?

 場が和んだところで、セッション1では、時間についての各自の認識の確認が始まった。時間をプラスの時間とマイナスの時間に分け、各自の行動を割り当てる。大人たちは遊び、食べること、仕事の内容、学生たちは勉強の時間やゼミの時間、アルバイトなどを、それぞれプラス・マイナスに分けた。参加者は他人のシートを覗いたり、話を聞いてみたりと、楽しいセッションとなったようです。

 セッション2では、時間の捉え方の中のマイナス要因をどうしたらプラスに変換ができるかを話し合った。

 新社会人の首都大学東京の先輩である西春さんは、「マイナスと思われる事柄・内容も、たとえばどんなに嫌なことでも、失敗しても、後から振り返ればいい経験となり、プラスと考えることができる」と説明した。桜美林大学の田中さんは、「マイナスのことが多くて、やらなければいけないことが後回しになりがちで困る」と。学生たちはそれぞれ悩んでいる様子だった。

 休憩時間になっても参加者はテーブルを離れず、会場内には大人たちと大学生たちの笑い声があふれていた。

 最後のセッションは、話し合った時間の考え方をグループごとにまとめて発表すること。印象的だったグループの発表は、サッポロビールの人見さんが中心のグループ。桜美林大学の田中さんが「暇な時間、うわさに振り回される時間、そんなマイナスと思われる時間でもプラスに考えるという柔軟な気持ちが大事なのだ」と、ジョークを交えた楽しい発表をしてくれた。

時間に対する価値観を再認識

 各グループ、普段意識することが少ないであろう時間に対する価値観を再認識することができた。同時に、ほかの大学生や大人メンターとの対話を通して、ネガティブなイメージを抱いていた時間に対し、新たな捉え方を気づかされた。

 今回は大学生・大人メンターを合わせて20名弱の通常より少ない参加人数だったが、セッション内で多種多様な価値観に触れ、多くの参加者がネガティブに捉えていた時間とうまく付き合っていくヒントを得ることができた。

 セッション終了後には、サッポロビールの人見さんによる、お酒の正しい飲み方講座「酒活」セミナーがあった。これはアルコール飲料の適正飲酒の啓蒙のために、サッポロビールが大学生向けに開催をしているセミナー。1.お酒って何で酔うの? 2.正しいお酒の飲み方は? 3.缶ビールはどう注ぐの? などについての説明がされた。そして、2つの大事なメッセージがあった。1つめは、未成年者は絶対にお酒を飲んではいけません。そして2つめは、イッキ飲みや多量飲酒は禁止です。みなさん、気を付けましょう!

 そんな「酒活」のセミナーの終了後、いつもの集合写真の撮影タイム、そして場所を移動して、ほぼ参加者全員で南大沢駅前の居酒屋での交流会に。ジョブヨクの絆が深まる時間だった。
(www.job-yoku.net)