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全日本空輸の木村洋紀さん「自分の大事にしてきたことをやり切ろう」

卒業までにやっておくこと2017(2)

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NIKKEI STYLE

就職戦線を乗り切って内定(内々定)を勝ち取った就活生の皆さんに、先輩からのメッセージをお届けします。残された学生生活を有意義に過ごすために、「卒業までにやっておくこと」の第2回は、全日本空輸入社2年目、同志社大ラグビー部出身の木村洋紀さん(25)です。

国際貨物の営業で世界を相手に

――まずは現在のお仕事について聞かせてください。

「ANAグループのANA Cargoで国際貨物の営業業務に就いています。ANAというと多くの方にとって旅客のための航空会社というイメージだと思いますが、旅客機の機体の下部には貨物用スペースがあり、20トン程度の貨物を運べます。フレーターと呼ばれる貨物専用機も12機ほど保有しており、それでは50トンも積めます。積荷はスマートフォンなどの電子機器部品や自動車部品、果物など旬の生鮮食品が多いですね。そうした貨物をフォワーダーという貨物代理店から受注することが仕事です」

――入社してすぐの配属ですか。

「いえ、最初は他の同期と一緒に空港での地上職に就いていました。私は成田の国際線業務でしたが、羽田への配属も多いですね。1年後の今年4月にANA Cargoに異動になり、1ヵ月間の研修を経て大型連休明けから実務が始まりました。いま、26社ほど担当の取引先があります。まだまだ覚えることばかりです(笑い)」

ラグビーで学んだ「人のために役立ちたい」

――航空会社を志望した理由というのは。

「自分が一番大事にしてきたことは小学1年から続けていたラグビーです。ラグビーは仲間のために自分の体を張るスポーツですよね。だから、就活でも人のために何かをしたいという思いが強くて、ブライダルやホテルといった業種もいろいろ受けていました。その中で、同志社ラグビー部の1年先輩がANAに入社したこともあって航空会社に興味を持ちました。航空会社なら世界からお客様をお迎えして日本の心を伝えたり、貨物で日本の優れた製品を海外に届けたりすることで、多くの人の役に立つことができます」

――やはり同期には体育会出身が多いのですか。

「男子では半数近くでしょうが、それほど名門出身ばかりではないですよ。ただ、結果論かもしれませんが、航空会社がチームワークを重視しているのは確かです。あらゆる業務の人が絡まないと飛行機は飛びませんから」

海外の人と積極的に交流しよう

――内定を得てから残りの大学生活をどう過ごされましたか。

「ラグビーをやりきりました。大学日本一という目標に向かって頑張ると語る自分を、ANAが取ってくれたのですから。副将として臨んだ最後のシーズンは関西リーグ3位で大学選手権には出場できましたが、残念ながらグループリーグで敗退しました。でも最後まで精一杯努力できたことが自分としては誇りです」

――今の業務でも英語力は必要と思いますが、英語の勉強はどうでしたか。

「正直、就活時点では英語力はあまりありませんでした。でも面接での質問には、努力して必ず英語を習得する、入社後の英語を駆使する私の姿が見えると強調して乗り切りました。ラグビーをしていても大学生には時間はあるので、その後はユーチューブに上がっている『セサミストリート』の動画で生きた英語を学びました。2,3分の短い動画を何本も見ながら発音の練習を繰り返しました」

――就職先が決まった大学4年生に、これからやっておいたらいいと思うことがあれば教えてください。

「どんどん海外の人と話せる機会をつくって欲しいですね。いま、現場に立って痛感するのが日本人と海外の人との感覚の違いです。例えば、先方の意向通りに行かずに『できませんでした』と答えることになっても、海外の人からは『一生懸命にやってくれたことに感謝する』と言われることもある。これはやってみないと分かりません」

「残された時間には限りがあるので、できれば海外旅行をしたり、日本でも外国人と接する機会を作ったりしてできるだけ経験を積んでください。そうすれば、逆に日本についても客観的に見ることができ、日本の企業に入って何ができるか考えることにもつながると思います」

(聞き手は若林宏)

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