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資生堂の熊谷猛さん「大きな目標に取り組もう」

卒業までにやっておくこと2017(6)

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NIKKEI STYLE

就職戦線を乗り切って内定を勝ち取った就活生の皆さんに、先輩からのメッセージをお届けします。残り少ない学生生活を、どう過ごしたらよいのか。今回登場してもらうのは、資生堂の熊谷猛さん(27)です。

人に喜んでもらえることを仕事に

――現在のお仕事を教えてください。

「現在は総合スーパーの営業を担当しています。店頭の定番の棚以外に、ディスプレーされるコーナーの棚に商品を置いてもらえるよう、資料をもとに販売を提案します。毎日、営業で売り上げなどの必要な数字を確認するようにしています」

「営業というと、商談で販売計画が決まれば、自動的に商品が棚に並ぶような気がしていましたが、実際はそうかんたんには行きません。接待などはありませんが、現場の営業担当者とも連携して、店頭にも足を運び、多くの方々と協力して売り場の棚を作っていきます」

――どんな学生時代でしたか。

「大学は文学部で、教育人間学を専攻しました。教員になる人は一部で、企業に就職する学生が多いです。教育実習には行きませんでしたが、教職課程も履修していたので、いつも授業がびっしりでした」

「中学・高校ではソフトテニス部で、大学ではサークルでソフトテニスをしていましたが、2年生までは授業が多く、時間の余裕がありませんでした。3年になって、ようやくラーメン店でバイトをするようになりました」

「ラーメン店というと効率重視で、雰囲気など関係なくさっさと食べさせるところが多いのですが、その店はお客さんの様子を見て、寒そうだったらエアコンを調整するなど、居心地のよい接客をするよう教育されていました。そこで自分で工夫して、お客さんにサービスすることで喜んでもらえると、やりがいを感じました。このバイトを通じて、人に喜んでもらえることを仕事にしたいと思うようになりました」

――就活はどのように進めましたか。

「当時は12月就活解禁で、11月頃から開かれる企業の合同説明会などにいくつか出席してみて、生活用品や食品などのメーカーを志望するようになりました。飲食店などでは喜んでもらえるのは実際にお店に来た人だけですが、メーカーなら商品を通じて、より多くの人の生活を豊かにできるのではないかと考えたのです」

「メーカーを中心にエントリーし、第一希望だった資生堂の内定をもらい、そこで就活を終えました。扱う商品の幅広さと広く知られているブランド力が魅力でした。それにミスチルファンなので、当時資生堂のマキアージュブランドのCMソングをミスチルが歌っていたのも縁があるような気がしました(笑)」

「関西の大学だったので、大阪で2回、東京で1回の面接があり、内定後は大阪の内定者とも集まったりして仲よくなりました。総合職は男女同じぐらいの人数で、今は違いますが、私が入社した年は、最初はほとんど全員最初の配属は営業でした」

男性用化粧品を使ってわかったこと

――内定が決まってから、どんなふうに過ごしていましたか。

「まずは資生堂についてもっと知っておこうと、それまで使っていなかった男性用の化粧水や乳液など、資生堂商品をいろいろ買って使ってみました。お客として様々な商品を使ってみると、他社の商品は見た目がいいけどなんとなく肌触りがよくないとか、匂いが気になるといったことがありましたが、資生堂の商品はその点きめ細やかに考えられているという印象を持ちました」

「生活用品や化粧品は、必ずしもなくても済むものもありますが、あると生活を豊かにするものです。今は営業として、仕様や価格など、商品のモノとしての面に目が行きがちですが、商品の使い心地などの印象、ブランド力を高めるCMなど、お客さんの立場に立った商品のトータルな魅力が重要だと考えています」

――学生時代にしておけばよかったと思うことはありますか。

「入社して、周囲にあまりに留学経験者が多いのに驚きました。内定後にTOEICの勉強はしましたが、やはり留学した人の英語力は違う。世界中の人とコミュニケーションがとれるし、国外との仕事や海外勤務など、仕事のチャンスも増えると思います。大学時代、1年間の留学は難しくても、2、3年生のうちに短期間でも留学をしておけばよかったですね」

「今振り返ってみると、学生時代は忙しいと思っていましたが、あれだけ時間のあるときは二度とありません。留学でも旅行でも資格取得でも、何か大きな目標に取り組めるときではないでしょうか」

(聞き手は糸屋和恵)

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