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[ career-働き方 ]

2つの人気連載を合体しました!
就活に「早期内定のトリセツ」

authored by 雨宮百子
2つの人気連載を合体しました!就活に「早期内定のトリセツ」

 学生のみなさん、こんにちは。10月には2017年卒の内定式も終わり、「自分の番が近づいてきた...」と思っている学生の方も多いのではないでしょうか。夏のインターンに加え、近年では秋冬にインターンを実施する企業も増えています。

 昨年は年明けに始まるインターンのために、この時期にエントリーシートの執筆やOB・OG訪問をしている学生にも出会いました。「みんなより、少し早くに情報を仕入れておきたい」「そもそも、就活ってどうしたらいいの?」「とにかく、早く内定を取りたい」......。こうした声にこたえ、日本経済新聞出版社から「早期内定のトリセツ~就活探偵団が突撃取材~」を出版しました。

すでに18卒は動き始めている

 本書は、カレッジカフェでも掲載している、就活コンサルタントの曽和利光さんによる「シューカツ都市伝説を斬る!」と「就活探偵団」の2本の連載を再編集したものになっています。志望企業の見つけ方といった超初級編から、「ESに書いてはいけない3つのパターン」「こんな学生はサヨウナラ 覆面人事座談会」「性格診断テストのワナには引っかかるな」...と、すぐに使える対策が満載です。

 「内定辞退で押さえておきたい5つのポイント」や「若手社員たちの悲鳴 あこがれ企業1年目の現実」と、内定を取得後も含め、就職活動の一連の流れを網羅しています。巻末には、「就活金欠の対処法」や「18卒の動きを徹底分析」など、より実践的な対策も。1冊で「就職活動」について知り、対策をたてることができます。

日本経済新聞社編 日本経済新聞出版社発行 1,188円(税込み)
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そもそも「就活探偵団」って何?

 ところで、「就活探偵団」とはどういった存在か、皆さんはご存知ですか? 日経電子版で、週に1回木曜日に公開されています。現在17卒向けのコンテンツは終了し、年明け以降、18卒向けのコンテンツが始まる予定です。

 探偵団は、ベテラン記者の団長を筆頭に、6、7名の若手記者で構成されています。ブラジルで記者の経験があったり、米国の大学を卒業していたり、1年間フリーターをしていたり......、個性豊かな記者が集まり、いつも賑やかです。

 ある、真夏日には「就活生の本音を拾う」ために都内の各所に分かれて、100人の就活生に話を聞きました。怪しい勧誘と勘違いをされ、声をかけても足早に立ち去られた時には悲しい思いをしたり、多くの就活生がイヤホンをつけながら歩いているのを疑問に思って直撃すると、「企業からの電話を取り逃さないため」と答えられて驚いたりしたこともあります。

 就活生だけではありせん。企業にも、学生のみなさんに変わって、探偵団は直撃取材をしています。就活スケジュールが変わったときには、提案者に本音を聞きだしたり、人気の商社のインターンに潜入したりしました。

学生時代に知っておきたかった「人事の本音」

 取材の中では、ざっくばらんに人事担当者と話を交わす中で本音が見えてきます。「説明会でOB・OGの連絡先を聞き出そうとする学生はルール違反だよ」「カップルで参加していたのか、説明中に手をつないでいた学生がいた。ちょっとないな...」「喋り上手な人を求めているわけではないから」......。

 取材をしながら就職活動時代の自分を思い出し、「人事の本音はこうだったのか。もっと早く知っておけばよかった」と思うことも多々ありました。「もし、知っていたら......」と、当時の悔しい思いをみなさんが繰り返さないように、書いた記事もあります。実は、本書の編集者である私も、元探偵団でした。今回は、編集者として書籍化するにあたって、みなさんのために心がけたことが3つあります。

生の情報が満載!「早期内定のトリセツ」3つのポイント

 まず、「Pointまとめ」を入れました。イラストを交え、一目で要点がわかるようになっています。時間がないときはここだけ見れば大丈夫です。次に、インタビューを盛り込みました。マイナビや、ワンキャリアなど就活サイトの編集長に「今すぐ使える就活テクニック」を聞き出しています。ブラック企業対策も、しっかりと社労士の方にポイントを解説してもらいました。

 最後に、「先輩からのアドバイス」を豊富に盛り込んでいます。内定者や若手社会人から、取材の過程で聞き出した約70以上もの生の声を、詰め込みました。「なるほど!」といいたくなる実践的なテクニックや、励ましの言葉がたくさんあるので、思わず気が滅入りそうなときに読んでみてください。

やっぱり大きい!最初に入る企業の影響

 書籍が完成したときに、昨年取材をしていた学部の4年生、何人かと話をする機会がありました。「楽しいです!!」と現在の社会人生活を満喫している人もいれば、「予想と違った...」と声を落とすひと、さまざまです。

 「終身雇用の崩壊」が世間で言われ、転職をする人が増えていても、やっぱり最初に入る会社には大きな影響をうけます。入ってみないとわからないこともありますが、入る前に理想と現実のギャップを可能な限り埋め、納得のいく就職活動をすることこそが重要なのではないかなと、彼らの話をききながら思いました。悔いのない就職活動を学生のみなさんが終えられるように、本書が少しでも役に立てば幸いです。

早期内定のトリセツ 就活探偵団が突撃取材

編:日本経済新聞社
出版:日本経済新聞出版社
価格:1,188円(税込み)

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