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Womanフォーラム リポート【PR】サイボウズ
「100人に100通りの働き方」

Womanフォーラム リポート 【PR】サイボウズ「100人に100通りの働き方」

 サイボウズは1997年創業の若いIT系企業です。従業員の平均年齢は34・2歳で、女性の数が全体の4割を占めます。多様な働き方を目指す人事制度の柱に据えるのがチームワーク。2016年12月に東京・大手町の日本経済新聞社で開催された「日経カレッジカフェ アカデミー Womanフォーラム」では、3人の女性社員が就活やキャリア形成で大事にすべき心構えを、参加した学生たちに訴えかけました。

 司会進行は執行役員の中根弓佳さんでした。2001年に中途採用で入社。約1万人の社員を持つ関西の大手企業から、当時は50人もいなかった東京の小さな会社への転職でした。法務畑を歩んだ後、人事、財務経理に職務を広げ、現在は管理部門の責任者を務めています。

チームワークあふれる「社会」と「会社」を創る

 まずは会社の横顔紹介。海外にも拠点を置く「グループウェア」の開発・販売でマイクロソフトやグーグルを抑え、国内ナンバー1のシェアを誇ります。グループウェアを平たく言えば、メールや掲示板、スケジュール管理、ファイル共有などの機能を併せ持ち、会社の日常業務で必須アイテムとなった情報ツールです。顧客先は6万9000社以上。チームワークあふれる「社会」を創ることを企業理念に掲げ、優れたグループウェアを提供することで世の中の働き方を変革しようと考えているのです。

執行役員の中根弓佳さんが司会進行を務めた

 「100人いたら100通りの働き方があってよいと考えています」。中根さんは、サイボウズならではの人事制度の中身を紹介しました。

 最大の特徴は、社員がライフスタイルに合わせて働き方を選べること。理由は問いません。ワーク重視型を選んでもよし。ライフ重視型なら在宅での短時間勤務や残業なしでもOKです。ウルトラワークは日によって時間や場所に縛られずに働ける制度。午前中は自宅で業務をこなし、午後から社外で打ち合わせを終えた後にカフェで仕事――といった働き方も「あり」です。社員の副業も原則、認められています。

 育児休暇は最長6年間まで取得可能。「育自分休暇」は35歳以下が対象で、「環境を変えて自分を成長させたい」と留学や転職などで会社を辞めても再入社できる道を残した制度です。部署の枠を超え、お酒を飲みながら仕事について語り合う「仕事Bar(場)」も頻繁に開かれ、飲食代の一部を会社が補助します。

 10年ほど前の離職率は28%で、1年間に4人に1人が会社を辞めていました。みんなで真剣に考え、働き方の改革に取り組んだ結果、現在は4%を切るまでに改善。人事制度のどれをとっても、チームワークあふれる「会社」を創るというサイボウズの成長戦略に欠かせない重要なピースになっています。

江藤真由美さんは育児と在宅勤務を両立中

 1時間のセミナーの本題は「自分らしい幸せな生き方を実現できるチームの探し方」でした。中根さんは「会社」や「職場」を「チーム」という言葉に置き換え、自らのキャリア観などを語りました。

自分のモノサシで共感できるチームを探して

 中根さんの下で働く2人の女性社員がディスカッションに加わります。財務経理部の江藤真由美さんは10年前、新卒採用でサイボウズに入社しました。一方、人事部の武部美紀さんは入社して2カ月余り。企業向けのコンサルティング業界で11年のキャリアを積んだ転職組です。

 サイボウズを選んだ理由を聞かれ、江藤さんは「社長と副社長の熱意にひかれました」と、就活時代を振り返りました。会社説明会で社長や副社長の話を聞くまでは、サイボウズのことをほとんど知らなかったそうです。「就活のひまつぶしの中で見つけた会社」と語り、学生たちの笑いを誘いました。武部さんの答えは簡潔で、「しっくりきたから」。自分に合うか合わないか、良いか良くないか、といった感覚はこれまで外れたことがないそうです。本題に入る前置きの説明部分となる「チーム探しのコツ」で、中根さんは真っ先に「企業理念や事業戦略、価値観などに共感できるか」を挙げました。江藤さんと武部さんのケースが、まさにそれでした。

転職組の武部美紀さんは2ヶ月前に入社

 江藤さんは、生後9カ月の娘と一緒に出席。預かってもらえる保育所が見つからない待機児童を抱え、在宅勤務が続いています。週に1回、自宅からテレビ会議に参加。この日の資料では「絶賛"超短時間勤務中"!」と紹介されました。

 中根さんも多様な働き方に挑戦中です。家庭に戻れば、小学生の2人の子どもを持つ母親で、「残業はしない」と宣言し、夜の10時には就寝。翌朝に部下からのメールに目を通すところから1日が始まります。朝型の上司の仕事のリズムに合わせ、部下たちは考えて働くようになったそうです。一方で、人事制度を活用し、会社に出てこない部下もいれば、今日は何時に出てくるのか分からない部下もいます。中根さんは「チームワークで難しいのは上司のマネジメント力」と話しました。

 中根さんはチーム探しのコツで、「自分の強みを活かせるか」「自立をサポートしてくれそうか」も挙げました。周りの意見にとらわれず、自分のモノサシで測ることが肝心と訴えたのです。就活の面接で落ちた時は「自分の強みが活かされないと判断されただけ」と考えてください――といったアドバイスも送りました。中根さんの思いは「たくさん悩んで、共感できるチームを決めてほしい」との声に凝縮されています。

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