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[ liberal arts-大学生の常識 ]

アプリで脳トレーニング、
コタツの中でも頭スッキリ

アプリで脳トレーニング、<br />コタツの中でも頭スッキリ

 立春をすぎ、首都圏では梅の花が咲き始めた。しかし、まだまだ全国的に寒い日が続いている。休みの日は暖房の効いた部屋やコタツの中にこもっていたくなるもの。だからといって、ぬくぬくしてばかりだと、頭がボンヤリしてしまう。なまった頭をシャキッとさせたいなら、パズルなどで脳をトレーニングするのも一つの手。脳トレに役立つスマートフォン(スマホ)アプリを試した。

 世界中で人気の数字パズルといえば、「ナンバープレース」がよく知られる。9×9に区切った81マスにルールに従って1~9までの数字を埋めていくパズルと聞けば、ピンとくる人は多いはず。専門誌もあり、老若男女に親しまれている。「数独(SUDOKU)」と呼ばれることがあるが、これは国内のパズルの出版社の登録商標だ。

数字メモ機能付き

スマホアプリを活用して、脳をシャキッと目覚めさせよう

 スマホで手軽にナンバープレースを楽しめるアプリが「ナンプレ100問」。アプリ名に「100問」とあるが、実際には200問が載っている。1問目はサクサクと解答できる人が多いが、問題が進むと難易度が増すので、中上級者も楽しめる。

 簡素なデザインだが、便利な機能がそろう。その一つが、数字の「メモ」機能だ。ナンバープレースは難問になると、埋める数字が複数の候補までしか絞り込めないケースが出てくる。このアプリではそんなとき、候補の数字をマス目に小さくいくつもメモできる。紙に印刷された問題をペンで解答する際におなじみのテクニックがアプリでも使える。また、画面右下にある「HOME」ボタンを押すだけで解答途中の状態を保存できるなど、操作性は高い。「200問では全然足りない!」という上級ユーザーには「ナンプレLv999」がお薦めだ。問題数は全部で999問あり、メモ機能や自動セーブ機能も備える。

 過去に幾度も目にしたことがあるモノなのに、どうしても名前を思い出せない――。誰にでもそんな体験があるはず。それをクイズ化したアプリが「これなんだっけ?」。次々と表示されるモノの写真に対して、名称をひらがな、カタカナのどちらかで入力する。例えば、節分の日に門戸に飾る「柊(ひいらぎ)」など、名前を知っていそうでなかなか思い出せない問題がそろう。10問が1セットで、計100問を登録。続編として「これなんだっけ?2」もある。

画像の変化を探す

 画像の中から徐々に変化していく箇所を見つけだす「アハ体験」は、脳の活性化に役立つといわれる。脳科学者の茂木健一郎氏らがときどきテレビ番組などで紹介しているので、挑戦したことがある人もいるはずだ。

 「アハ体験 どこが変わった?Z」は、スマホで手軽にアハ体験ができる人気アプリだ。アプリにある風景写真などのうち、一部の箇所が十数秒の間に徐々に変化。該当箇所を見つけたら、タップして解答する。簡単そうに思えるが、意外なくらい難しい。視点を次々に動かしながら該当箇所を探す必要がある分、変化している箇所に気づきにくくなるためだ。270問以上が登録されており、中には相当な集中力を要する問題もある。見つけられた該当箇所の数に応じて新しい問題に挑戦できる。

 ゲームなどの結果を「脳の年齢」として表示してみせるアプリもある。その名はズバリ「脳年齢測定器」で、数字を記憶してタップするゲームや引き算の正解数などに基づいて決める。家族や友人と競い合うと盛り上がるが、示される脳年齢は目安なので、ムキにならないようにご用心を。(コンテンツ編集部 菅井光浩)[日本経済新聞夕刊2017年2月9日付、日経電子版から転載]

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