日本経済新聞 関連サイト

OK
[ information-お知らせ ]

【PR】三越伊勢丹 
未来の百貨店の姿を描いていきたい

【PR】三越伊勢丹 未来の百貨店の姿を描いていきたい

 百貨店業界のトップを走る三越伊勢丹グループ。ブランド力と提案力、おもてなしの心遣いを武器として、さらなる飛躍を目指しています。その取り組みの今後を担う社員2人が抱負を語ってくれました。

吉田裕美 スタイリストは人と人とを「つなげる」仕事

 私は海外事業本部のCOOL JAPAN担当、海外MD部ディレクターとして、パリとクアラルンプールに昨年出店したThe Japan Storeの品揃え計画と買い付けを担当し、日本の素晴らしい商品や生活スタイルを海外に紹介しています。

 海外事業は三越伊勢丹グループの事業戦略の柱のひとつであり、また、現在「this is japan.」が企業メッセージとして発信されています。入社以来、和食器をはじめとした日本の工芸品を扱ってきた私は、会社が目指す方向と、自分がやってきたことが一致しているのは、とても幸運だと思います。

吉田 裕美 海外事業本部海外MD部マネージャー。2005年入社。教育学部卒業。三越日本橋本店リビング営業部、リビング統括部リビング商品部を経て現職。総合職でありながら、優秀なスタイリストに贈られる「エバーグリーン賞」を2012年に受賞した稀有な存在。

 私は入社後7年間、リビング営業部のスタイリストとして、お買場に立っていました。お客さまとのコミュニケーションを通じて、ふさわしい商品を探り当て、提案していくのが、楽しかったのです。また、和食器の世界は、勉強しようと思えば、いくらでも深掘りができます。産地まで職人さんたちに会いに行き、話を聞いたことも数知れません。お買場こそ、自分の持ち場だと思っていました。そんな私がAB(アシスタント・バイヤー)に転身したのは、バイヤーの仕事を知らないと、もう一度、お買場に戻った時に、建設的な提案ができないと思ったからです。

 その時、当社ではニューヨークで「NIPPONISTA」という期間限定のショップを準備中で、各商品部から8人の女性ABが選ばれ、私もその一人となりました。伝統的な商品だけでなく、現代の日本人の生活に溶け込んでいる商品を紹介するというコンセプトで、半年かけて品揃えをしました。

 大変でしたが、このプロジェクトで出会った人たちとの交流は、私の財産です。とくに、三越伊勢丹グループにはこんな多彩な人財がいて、こんな見方や発想をする人がいる、という発見と驚き。部門の枠にとらわれず、自由に考えて提案していいのだと、教えられました。

現地クリエイターとのコラボレーションで生まれた「ノート」

 2015年に、海外事業本部にCOOL JAPAN担当部が新設され、日本の伝統工芸に携わってきた経緯から、私も配属されました。若い世代が増え、やりたいことがある人には、チャンスが溢れている部署だと思います。

 The Japan Storeでの私ならではの新しい試みは、現地のクリエイターと当社のコラボレーション。一例としては、マレーシアのクリエイターに、The Japan Store限定のノートや有田焼の皿をデザインしてもらい、クアラルンプール店で販売しています。発端は、いただいた名刺のデザインに魅かれたから。こんな些細なきっかけから、魅力的な商品が生まれることもあるのです。

 自分の役割は、「つなげる」だと思っています。お買場にいた頃は、お客さまと職人さんたちの思いを、接客を通して繋げていました。商品部ABの頃は、商品の力を通じて繋げていました。今は、海外のお客さまと、当社、日本の産地の職人さん、作り手を繋げています。私が繋ぐことで、実り豊かで持続的な関係が生まれることを、願っています。

松原朋昭 商品の「ストーリー」を見出すバイヤーとして

 バイヤー職は、私にとっては入社10年後くらいの目標で、それまでは店頭(お買場)で商品やお客さまのことを、じっくり勉強したいと思っていました。ところが入社4年目に、三越日本橋本店リビングフロアの家具やカーテン、カーペットのAB(アシスタント・バイヤー)に。インテリア業界は未経験で、青天の霹靂でした。

松原 朋昭 リビング統括部リビング第二商品部インテリア2バイヤー。2009年入社。法学部法律学科卒業。三越日本橋本店リビング営業部を経て、リビング統括部へ。2015年からバイヤーに

 翌年、主要3店を一括して担当するリビング統括部ができ、私はABとして、カーテンやカーペットに加え、雛人形などの季節人形も担当することに。またも未体験の商品でしたが、リビング部門では、こういうケースは実は少なくありません。 服飾などに比べると、商品のジャンルも種類も、多岐にわたるからです。

 リビングフロアでは隣のお買場へ異動すると、そこはまったく別世界。商品はもちろん、販売方法もお取組先も原価構造も異なります。この多様性がリビングの魅力であり、難しさでもあるのです。

 初めてABになった時は、気持ちに余裕が全然なくて、歯がゆい1年でした。翌年、自分がゼロから企画した雛人形が、予想以上に好評を博し、三越日本橋本店で、全国百貨店業界一位の売上を記録した時に、少し自信がつきました。一昨年に初めてバイヤーになり、扱い商品にクリスマス商材が加わります。

自らプロデュースした雛人形パンフレット

 その年、伊勢丹新宿本店リビングフロアのクリスマスを担当し、例年の約1.3倍の売上を達成。ドイツやフランスで、オーナメントやツリーを独自に買い付けてきた成果でした。

 しかし、私などは、バイヤーとしてはまだまだです。素晴らしい先輩バイヤーの方々は、優れた商品を見つけてきた時、どうしたら買っていただけるか、売れるストーリーを考えます。それが店頭のスタイリスト(販売員)を通じて、お客さまに伝わっていく。ストーリーのない商品は、本当に売れません。

 将来バイヤーを目指す人は、気に入った商品を見つけた時、お客さまがその商品を手に取ってくださるストーリーを考える訓練をしてみてください。自分が仕入れた商品を、お客さまが買ってくださる姿を見た時は、バイヤー冥利に尽きます。

 百貨店は今、百貨店の良さを残しながら、百貨店にはない新しさを提案していかなければなりません。サービスの拡充は、その方向性のひとつ。百貨店にいらっしゃったことのないお客さまとの接点を作り、お客さまの生活に寄り添う形で、百貨店のホスピタリティと物販を結びつけるサービスを創出できないか、私なりに考えているところです。

「日経College Cafe」のお勧め記事はこちら>>