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大学4年間でわかった仲間の大切さと正解はないこと

これからの女子キャリと生き方(15)

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こんにちは。manmaの新居日南恵です。大学生活で感じたことと、これからの大学生に送るメッセージをお話させていただくシリーズ。今回は前回に続く形で2つお話をさせていただきます。

その3:仲間とやるからこそ、実現できることがある

3つ目にお話ししたいことは「仲間とやるからこそ、実現できることがある」ということです。manmaの活動をしていると、「どうやって団体って始まるんですか?」とよく聞かれます。manmaは初めから法人格を持っていたわけではないので、「私たち3人のグループ名をmanmaにしましょう」とみんなで取り決めたのが、団体の始まりです。とてもシンプルです。

「どうやって仲間を増やしたんですか?」ということもよく聞かれます。「manmaという団体を立ち上げて、こういうイベントをやるから来てね」と声をかけたら、自然と共感する人が集まってきて、一緒に運営をする仲間も増えていきます。これもまたシンプルです。

団体をつくり、仲間を増やすというのはとてもシンプルなことですが、とっても重要なことだったと思っています。manmaには細かい気配りができる人、デザインが上手な人、自信をもって話すのが得意な人、とにかく子供とのコミュニケーションが抜群な人......さまざまなな得意を持った人がいます。私自身は、あまり個々人の感情に寄り添うのが得意なタイプではなかったりします。でもそういったことが得意な人がチームにいてくれる。その安心感があるからこそ、私にしかできないことに全力で取り組むことができるといつも感じています。1人でできることには限りがありますし、自分の能力値の限界が組織の限界になります。チームでやることで、自分が想像もしなかった未来をつくっていけることは、この上なく面白い体験ではないでしょうか。

やりたいこと、達成したいことのもとに集まって、チームをつくり、まずは名乗る。それは確かにちょっと怖いことです。私もFacebookでmanma結成を発表するのが、ものすごく怖くて、その日が来なければいいな......と思うことも正直ありました。でも、そうやってチームで動いてきたからこそ、今のmanmaがあると確信していますし、これからの社会の動かし方は必ず「チーム」がキーワードになってくると思っています。

その4:ヒントに惑わされないこと

そして最後にお伝えしたいことは「ヒントに惑わされない」ということです。みなさんは、スパイダソリティアというゲームを知っていますか? パソコンに入っているような、トランプのゲームの一種のことです。このゲーム、次にどんな手を打てばいいか「ヒント」をもらうことができるんです。でもなんとこのゲーム、ヒント通りにゲームを進めると必ず失敗します。このことは、とても本質的で、日々の挑戦においても全く同じことが言えるのではないかと感じます。

manmaの時もそうだったのですが、何かやりたいことを始め、一生懸命になっていると、多くの人がいろいろなヒントをくださいます。しかし、そのヒントだけに依存してしまうと、どこかで躓いてしまうのです。多分それは、自分で考えることをやめてしまい、どんどん元々あった軸がぶれていくからではないでしょうか。どんなに個々のヒントが素晴らしくても、組み合わせたらチグハグになってしまっているのかもしれません。あくまで、全体の構想を自分自身で組み立ててこそ、ヒントが活きてくるのです。どんなにそれらしいヒントをいただいても、必ず自分の頭で考え、取捨選択して組み立てること。それだけは放棄してはいけないもの、私はそう考えています。

そして最後に、「正解」というものはない、ということもぜひお伝えしたいことです。先ほども少しお話させていただきましたが、必ずしも人前に出て話すのが得意だったり、「陽キャラ」だったり、いわゆる「コミュ力」が高くなくたって、リーダーになることはできます。30人の前で話すのが苦手なら、1人ずつ30回話せばいいんです。自分なりの戦い方で、世の中の常識や正解にいちいち惑わされずに、自分の頭で考えて正しいと思ったことは貫いて見てもいい。そう思っています。

大学生の皆さんは6月になって、新生活にも慣れて来たころでしょうか。皆さん自身が構想した人生の1ヒントとして、ご活用いただけたらと思います。

新居日南恵(におり・ひなえ) 1994年生まれ。東京出身。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在学。2014年に"いまの女子大生の手で安心して母になれる社会をつくる"をコンセプトに掲げ、任意団体「manma」を設立。2015年1月より学生が子育て家庭の日常生活に1日同行し、生き方のロールモデルに出会う体験プログラム「家族留学」を開始。

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