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ジョブヨク(41)学生と社会人、「人付き合い」の違いは?
活動リポート@早稲田大学

authored by ジョブヨク
ジョブヨク(41) 学生と社会人、「人付き合い」の違いは?活動リポート@早稲田大学

 2017年2月18日、早稲田大学では初めての開催となるジョブヨクが行われた。今回の大きなテーマは「学生の人付き合い、社会人の人付き合い」である。人が生活していく上で切っても切れないのが人間関係。人との付き合い方に学生と社会人の間で違いがあるのか、それともないのか。4、5人の学生と大人からなる8グループが3時間、本気で語り合った。今回は普段より学生、社会人共に初参加が多かったが、木の机・椅子に囲まれた温かな雰囲気の中で、イベントが始まる前からどのグループも会話がはずみ、賑やかだった。

セッション1 知人・同僚と友人の違いは?

 私も参加した。セッション1では、「知人・同僚と友人の違いは?」について話し合った。各参加者はポストイットに意見を書き出し、グループで話し合った。知人・同僚と友達の違いでは腑に落ちたという意見があった。

 中里さんは「合理性」と「肩書」をポストイットに書き出していた。「自分の言動は友人に対してだと何の利益や合理性を考えないで起こると思うし、肩書も気にしないでエリちゃんならエリちゃんとして接する」と話していた。

図1 知人、友人、同僚の関係

 確かに、友達と何かをしたり友達のために何かをする時は、見返りなんて考えずに接してる。私は「一緒にいて落ち着く・居心地が良い」とポストイットに書いたが、こういった気持ちになるのは、合理性などを考えていないのだと気付いた。また、話し合っていく中で、知人・友人・同僚に図1のような関係性が成り立つことが分かった。

セッション2 恋人に求めることは?

 セッション2では、私のグループは全員女性であったため、途中からは女子トークとなり今までの経験などを話し合って盛り上がった。学生・社会人ともに「共通している恋人に求める条件」は「一緒にいて楽・落ち着く」ということと「自分自身を認めてくれる」ということだった。私を含める学生は背が高いといった外見を気にしていたが、社会人の方は「外見は結局気にならなくなるし、結婚する人となると自分の理想とぜんぜん違う」とおっしゃっていた。

最終セッション 人間関係で気を付けていることは?

 最終セッションの「人間関係で気を付けていることは?」では各グループが総まとめの発表を行った。どのグループも共通して言えることは、相手のことを認め尊重して行動するという当たり前のことだった。しかし、その当たり前のことを忘れていたりできていなかったりすることも多々あると感じた。

 また、私は奥川さんの言葉が印象に残った。奥川さんは「人と接する際には『相手のために』というのが一番にきて大前提となると思う」とおっしゃっていた。私のグループでは、気を付けていることを書き出したポストイットをどのようにまとめていくのかに苦戦していた。しかし、奥川さんの「相手のために」というお話がカギとなり次のようなまとめができた。

 人間関係を構築する上で、まず「相手のために」という前提があるから、「相手のことを認め・尊重する」という気持ちが出てきて、そういった気持ちがあるから「言葉遣い・礼儀・謙虚さ」といった行動に移されていくんだというプロセスである。行動を示すポストイットには「相手のことを考える・おしつけない・謙虚さ」がある一方で「正直さ」も書き出されていた。人と上手く関係を気づき不愉快な思いをさせないために一定の我慢が必要であるが、信頼関係を構築させるためには自分の気持ちに嘘をつかないという正直さも大切であることが分かった。

まとめ 

当日は会話がはずみ、賑やかだった

 今回の「学生の人付き合い、社会人の人付き合い」のテーマを通して、大人も学生もベースとなる考え方は同じであり、その当たり前のことを大切にしていかなければならないということに改めて気づくことができた。これは私だけでなく、このセッションに参加したみんなが感じたことだと思う。実際に最後の感想をシェアするときに「家に帰ったら家族に感謝の気持ちを伝えたいと思う」とおっしゃっていた人もいた。

 また、自分が普段人と接する際にとる行動を言語化することで「あ、こんなこと考えていたのか、気を付けていたのか」と自分の中で意識化することができた。このように、学校外の学生、社会人......、普段は接する機会の少ない人と関わり話し合うことで、様々な意見が聞くことができたり共通な意見を発見できる。この楽しみがあるのがジョブヨクの魅力でもあり強みでもあると思う。

ジョブヨクの詳細はこちら

最後は全員で記念撮影