日本経済新聞 関連サイト

OK
[ skill up-自己成長 ]

脱スマホ依存
メールの返信を待たずに済む3つの方法

脱スマホ依存メールの返信を待たずに済む3つの方法

 気になる人とのメールは、いつも自分から。返信はなかなか来なかったり、来ても遅かったり......。そんなときは、気分もなんとなく沈みがちでモヤモヤするし、イライラしてしまいませんか?

 もちろん、誰でも気になります。どうでもいい人ならまだしも、それが気になる意中の人であれば、なおさらです。

 今回は、そんなモヤモヤ・イライラした気分をやめられる方法をお伝えします。

相手は「返信」をそれほど重要視していないのかも

 もしあなたが、「メールの返信はすぐに来て当然」と思っているとしたら、それがストレスの原因かもしれません。でも相手からしたら、返信の遅さなんて全く気にしていなかったり、そもそも返信が必要とは思っていないということも、よくあります。

 あなたにも、仕事やプライベートなどさまざまな事情があるように、相手にもさまざまな事情や生活のリズムがあります。

 例えば、メールなどが苦手だったり、仕事が繁忙期で忙しかったり、返信内容をじっくり考えている、どんな返信をしていいか分からなかったということも考えられるのです。

相手に変わってもらうのではなく、自分が変わろう

(写真:清水知恵子)

 まず最初に知っておいてもらいたいことは、相手がメール返信の遅さや頻度などを気にしていないとすれば、この問題は気にしている「あなたの課題」だということ。

 そもそもメールをいつ読み、返信するかどうか、どの手段でいつ返信するかは、相手の自由。相手に変わってもらおうとするよりも、あなたから動いたほうが早くスッキリした状態になれます。

 「あなたから動く」といっても、返信がなくてもじっと耐えられる人になりなさいとか、もう少し早く返信をもらえるように工夫しなさいとか、そういうことではないので安心してください。

 オススメは、次の3つのステップです。

返信を待たずに済む3つのステップ

1.「自分の期待速度」を明らかにする

2.即返信が来ることで本当に得たかったものは何?

3.相手に提案してみる

(イラスト:三ツ木朗恵)

1.「自分の期待速度」を明らかにする

 まずは、相手の連絡・返信に対する自分の期待を言語化してみましょう。

<メールについての期待度>

・1時間以内 ・当日中 ・24時間以内 ・3日以内 ・1週間以内 ・重要度が低ければ返信しなくてもOK

<LINEなどSNSについての期待度>

・即返信が当たり前 ・1時間以内 ・24時間以内 ・あまり見ないので1週間以内 ・内容次第では返信しなくてもOK など

 これらの期待の具体的内容は、人によって微妙に異なります。あなた自身のペース感(期待する返信速度)を明確にすることで、漠然とした不満や不安を減らすことができます。

2.即返信が来ることで本当に得たかったものは何?

 相手からの返信がすぐ来ないという事実は、本当の問題ではありません。全く気にしない人もいるのです。

 では、なぜイライラしたり、モヤモヤしてしまうのでしょうか。それは、返信がすぐ来ないという単なる事実に、あなたがネガティブな意味付けをしているからなのです。

 例えば、返信がすぐ来ないという事実に「軽く見られている、嫌われちゃったのかも、何かあったのかも」などと、ネガティブな意味付けをしてしまうのです。逆に言えば、返信がすぐ来る=大事にされている、自分に興味がある、愛されていると、ポジティブな意味付けをしているということ。

 あなたが求めているのは、返信がすぐ来ることではないのです。大事にされている実感、いつでも気に掛けてくれる安心感、自分に注目してくれる心地よさだったりするのです。

 返信がすぐ来ることで、あなたが本当に満たしたいのはどんなことなのでしょうか? 相手や状況によってもあなたが得たかったものは変わってくるので、ぜひ一度考えてみてください。

3.相手に提案してみる

 自分のペース感や本当に満たしたいことが明確になったら、返信のペースについて相手に「提案・リクエスト」してみましょう。

 例えば、「できればこのようなペースで返信してくれると私はうれしい」「見たよという返信だけでもすぐにもらえたら私は安心できる」「イエスかノーだけでもいいから、◯日までに返事をもらえたら私は助かる」などと、具体的に提案してみるのです。

 ただし、相手にも事情やペースがあるので、あなたの提案を受け入れるかどうか相手にも選ぶ自由があります。

 メールも電話もLINEなどのSNSも通信手段にすぎません。使いこなすか使われるかはあなた次第です。あなたとあなたの大切な人双方にとって、心地よく過ごせる時間が少しでも増えるような関係づくりができるヒントになれば幸いです。

大平朝子
 メンタルコーチ記録を扱う中で問題解決のある法則を発見し、独立。教育団体、女性団体、外国人リーダー向けに、講演・研修を実施。無職だった夫をベストセラー作家にした手法が注目され、女性経営者など2300人以上の問題解決に携わる。著書に夫婦初共著となる「ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣」(サンクチュアリ出版)。

[nikkei WOMAN Online 2017年4月4日付記事を再構成、日経電子版から転載]

「日経College Cafe」のお勧め記事はこちら>>