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目的に合ったプログラムを探そう

就活教室 インターンシップ(1)

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NIKKEI STYLE

2020年春卒業予定者のインターンシップイベントが各地で開催され、どこのイベントにも多くの学生が詰めかけています。就活スケジュールが変更された2016年卒からインターンシップ参加者が増え、就活はインターンシップから始まるのが当たり前になっています。今回から5回に分けてインターンシップについて解説します。1回目は参加の目的やプログラムの選び方についてです。

キャリタス就活を運営するディスコの調査によると、2019年春卒業予定者のインターンシップ参加率は8割に達しました。企業数が多く実施率も高い首都圏に限れば、参加率は9割近くになると思われます。ただし、就活生みんなが夏のインターンシップに行っているかというと、そうではありません。就活生が最初にインターンシップに参加した時期は2月が最も多く、次が8月になっています。慌てて夏のインターンシップに参加しなくても秋、冬と参加するチャンスはあるので、くれぐれも「周りが行くから」と行った理由で参加することのないようにしてください。

何ために参加するのか?

先輩たちはどんな目的を持ってインターンシップに参加したのでしょうか。リクルートキャリアの「就職白書2018-インターンシップ編」によると、「インターンシップの参加目的」は「仕事理解」「業種理解」「事業内容理解」「企業・職場の雰囲気を知る」が上位に来ています。このように、先輩たちは目的を持ち、その目的に合わせてインターンシップに参加しています。

インターンシップは短ければ半日、1日で終わってしまいます。その限られた時間の中で情報を吸収したり、自己成長したりするには、インターンシップで何を得るかという目的を持つことが大事です。その上で参加する業界や企業を決めたり、プログラムを選んだりしたほうがいいでしょう。

参加して良かったこととは?

次に、インターンシップに参加した先輩たちは具体的にどんな点が良かったと感じているのでしょうか。日経HRが実施したアンケート結果を見てみると、「仕事理解」「雰囲気理解」「業界理解」「企業理解」が上位に並びました。

この良かった点の中でもインターンシップならではのもの、つまり、会社説明会などでは得られない点は「雰囲気理解」「他大学生との交流」「働くイメージ」「グループワーク(GW)の練習」「自己理解」「合わなかった」などでしょう。それぞれ、どのような場面で良かったと感じたのか、先輩たちのコメントを紹介します。

◆雰囲気理解
・昼食交流会などがあり、幅広い年代の社員の方々のお話を伺うことができた。
・待合室として社員の方の休憩室に入れたので会社の空気感に触れられた。
◆他大学生との交流
・東一早慶メインで、3年8月にも関わらずインターンやグループワーク慣れしている人が多く、かなり刺激になった。
・地方の大学生であったため、東京の意識高い大学生と5日間グループワーク等を通じて交流し刺激を受けることができた。
◆働くイメージ
・比較的長い期間、仕事を体験することで、研究開発職として働くイメージを具体的に持てた。
・ワンデイでも仕事体験をさせていただき、実際の仕事についてのイメージを膨らませることができた。
◆GWの練習
・ロジックの重要性を学ぶと同時に、学生の甘さを実感した。その後の本選考に向けたグループワークの練習として、ロジックに対する意識が非常に強くなった。
・グループワークで求められる姿勢と自分の現状のずれを色々な角度から指摘してもらえるので後の就活で非常に役に立った。
◆自己理解
・毎日フィードバックをもらえ、自分の長所・短所を知りながら次の日のワークに臨むことができた。
・自分よりも優れた人のスピーチや考え方を目の当たりにし自分の強み・弱みを理解した。
◆合わなかった
・ホワイト企業であることはよくわかったが、仕事に対する熱量が感じられなかったことがわかり、志望しない理由になった。
・技術職に女性が少ないことを改めて実感した。理系女子歓迎というムードに惑わされることなく、慎重に職場を見たほうがいいと思った。

業界・企業・仕事のことだけでなく、自分自身や他大学の学生のレベルを知ったり、具体的な働くイメージを持てたり、反対に仕事が合わないと気づいたり、実際に行ってみないと気づかないこともあります。目的を達成することはもちろんですが、それ以外にもさまざまな気づきを得ることが大切なのです。ワンデイでもグループワークなどのプログラムがあれば参加する価値はあるでしょう。

何を得られるかはプログラム内容で異なる

インターンシップに参加することによってさまざまなメリットがあることがわかりました。ただ、何を得られるかはインターンシップのプログラム内容によって異なってきます。表は先輩たちが「参加して良かった」と答えたインターンシッププログラムです。上位には「グループワーク」や「仕事体験」「見学」が含まれるプログラムが来ています。

「良かった点」と「プログラム内容」の関連性を調べてみると、以下のようなことがわかりました。「業界理解」「仕事理解」ができるのはグループワークが含まれるプログラムが多く、「雰囲気理解」はグループワークと仕事体験、「企業理解」は座談会、「他大学生との交流」はグループワーク、「働くイメージ」は仕事体験と見学が多く含まれるプログラムでした。

このようにプログラム内容によって得られることは異なります。もちろん志望する企業のインターンシップに行くのなら参加することが目的になりますが、志望する業界や企業が具体的に決まっていないような場合には、何を目的に参加するのかを決め、それに合ったプログラム内容を選ぶようにしてください。

次回はインターンシップの選考についてです。

渡辺茂晃(わたなべ・しげあき) 日経HRコンテンツ事業部長、桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科非常勤講師。91年入社。高齢者向け雑誌編集、日本経済新聞社産業部記者を経て98年より就職関連情報誌・書籍の編集に携わり、2005年日経就職ナビ編集長、2015年日経カレッジカフェ副編集長、2018年から現職。著書は『これまでの面接vsコンピテンシー面接』『マンガで完全再現! 面接の完璧対策』『面接の質問「でた順」50』など。

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